東京ラーメンショーセレクション 極み麺「世界が麺で満ちる時」越谷店 @越谷市 〜「BLUE」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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東京ラーメンショーセレクション 極み麺「世界が麺で満ちる時」越谷店
越谷市(南越谷、新越谷)


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【メニュー】BLUE(ラーメン ブルー)
【価格】850円

[訪問時期] 2022年3月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中太麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、ネギ
[その他] 半チャーハンセット(300円)
[卓上] あらびきコショー



「セカメン」が9月まで約半年間の出店。
オープン翌日、この朝早速「今日の一杯」で紹介されたこともあって、混雑を予想して30分前に行ってみたけど、結局開店時間には私ひとりで「世界が空回りで満ちる時」な気分💦



開店と同時に「ultra soul」がガンガンにお出迎え。
狙いは「人類みな麺類」系店で唯一?ぽい塩スープのラーメン「BLUE」で、淡路本店でも1年ほど前にリリースされた新メニューだと思う。
因みに本店は未訪だが、名物のオレンジ系は広島の当店出身店「一麺天に通ず」で実食済み。
特製は200円増しとお得だし、ビジュアル的にも映えるけど、「ラーメン大戦争」でスープが冷めるのを体感したので、ここはデフォを選択。
セットだと50円引きになるという「半チャーハンセット」を追加してみた。



テーブル席に案内され、オープン記念で麺大盛り無料ですが?と聞かれたが、そちらは自粛。
2番客は10分後、その後の来店は4名と、人麺系の人気店も関東では静かなスタートのようだ。
厨房内では2名がラーメンとチャーハンを並行して調理し、5分もかからず同時提供となった。



■ スープ
鶏ベースに貝がじんわり絡む旨味に、甘味混じりの柔らかな塩。
余韻にビター感が混ざるのは、しじみでもお使いだろうか。
「人麺のmacro」や「麺屋 優光の淡竹」を塩に焼き直したような、白醤油みたいな甘味が特徴的だけど、それが全く嫌味に思えずスッと入ってくる。
やはりこんな感じで来ましたかと、ひと振りのコショウでビシッと引き締め、結局止まらず完飲まっしぐら。



■ 麺
全粒粉入りの中太緩ウェーブ麺。
ホクッと軟らかそうな口当たりから、一転コシと弾力を感じる起伏に富んだキャラ。
当店では製麺所にレシピを渡して特注しているようだけど、正に人麺系の特長を踏襲していて結構好き。



■ トッピング
「ラーメン大戦争」よろしく丼の縁に垂れ下げる、肩ロースレアチャーシュー。
肉質も旨味も上々で、デフォでこれが3枚入るのだからもう十分だ。



シナショリっと案外軟らかめな太メンマ。
たっぷり載ったネギも、甘めなスープを背景に貝出汁とビターな共演で存在感がある。


なお、セットで注文した半チャーハンは、京都のあの店風に醤油で仕上げた焼飯タイプ。
しっとり系でややオイリーだけど、ゴロゴロ入ったコマチャーに染みた醤油味が後を引き、中々中毒性がある。
関東にはあまり無いタイプなので、再訪したらまた頼んでしまいそう。



■ 感想など
関西風うどんや京風和出汁を連想するような、人麺系独特の味わいは塩ラーメンでも健在。
正直想定内ではありましたが、貴重な初塩体験となりました。
セカメンらしさを求める方には、「ORANGE PHANTOM」か「OCEAN」等のオンリーワンなオレンジ系をお勧めします。
ところで、セカメンは昨年12月群馬に関東初出店してたことを、今更ながらに知りました。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。