ZeCT byLm @千代田区 〜「たっぷり野菜タンメン(塩・フェトチーネ)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ZeCT byLm
千代田区(小川町、淡路町)


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【メニュー】たっぷり野菜タンメン(塩・フェトチーネ)
【価格】800
 
[訪問時期] 2021年11月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち幅広麺(170g位)
[トッピング] 肉野菜の炒め煮
[卓上] なし



イタリアン店の150日限定営業ラーメン。
その内に行ってみようと思いながら記憶に埋もれてしまい、気付いたら残り50日を切っていた。



12時20分着で先客は2名。
角から見える人だかりにハッと身構えたが、それは並びの「長尾中華そば」の待ち列だった。


カウンター上に置かれたメニューを見たら急にタンメンモードになり、「オススメ」と書かれたフェトチーネでいただくことにした。


すぐに店主さんがパスタマシンで麺を切り出し、奥の大きな鍋で麺を泳がせ、平ざるで湯切り。
小鍋で炒め煮したスープと具を投下して完成だ。
そこそこなお山で豚肉もゴロゴロ入り、ボリューム感ありそうなタンメンが登場。



■ たっぷり野菜タンメン(塩・フェトチーネ)
まず飲んだスープぶっ飛ぶほど美味しい。
おそらく「丸鶏ラーメン」のスープを使っているのだろう。
ふくよかな鶏満開の清湯に、炒め煮した肉野菜のエキスが溶け出し、やや強めの塩の輪郭とジャストなコンビネーション。
これほど鶏感たっぷりスープのタンメンは初めて、何と贅沢な気分だろうか。
多めの鶏油で飲み口まったりなのは、寒い時期にはフィットする一方で、オイリーなのが若干気になる方がいるかも知れない。



は幅1cm近い、まんまフェトチーネ。
イタリアン店らしくパスタ呼称をそのまま使っているが、無かんすいなのかな?
まあこうして丸鶏スープと合わせれば、コシと弾力に満ちた食感もこぼれ落ちる風味も、幅広中華麺の食感そのものだ。



の炒め物には豚小間がたっぷり入り、野菜はもやし、キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、椎茸あたり。
もやしは1袋そのまま使っているらしく、ネーミングの「たっぷり野菜」に恥じないボリューム感。
前半ややシャキ、後半ややクタに転じるぐらいの炒め加減で、これがフェトチーネ麺に心地よく絡む。


■ 感想など
丸鶏の旨味ハンパないスープにフェトチーネ麺でいただく、贅沢極まりないタンメン。
800円のタンメンは街に溢れているけど、こんなプレミアムな一杯はまず無いでしょう。
先客は食後に、ドルチェ&コーヒーで優雅に締めておられた。
「本当に期日で止めちゃう?」、「はい、サラッと止めますよ」。
「勿体ない」、「元々土曜日はラーメンをやってるので、恋しくなったら来てください(笑)」。
この気さくな店主さんが作るイタリアンも気になります。

ご馳走様でした。