つけ麺 大武 @川崎市中原区 〜「つけ麺 並盛+肉増し(別盛り)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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つけ麺 大武
川崎市中原区(平間)


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【メニュー】つけ麺 並盛+肉増し(別盛り)
【価格】900円+250
 
[訪問時期] 2021年11月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 太麺(200g)
[トッピング] (汁)チャーシュー、メンマ、ネギ、(麺)海苔
[卓上] ブラックペッパー、一味、おろしニンニク、タレ?
[その他] ハートランド小瓶(400円)



1年近く前にオープン、RDB上では今年下半期俄かに火がついているお店。
Sぴおさん始め麺友さん達が激推しなので、かなり気になっていたが、ようやく来れた。
駅近というか駅脇立地、20分前到着でポール。
数分後に隣に座られた2番手の方に「としさん?」と声をかけられ、見ればRさんじゃないですか。
「論露に不二」以来だが、茨城&千葉県民が川崎の郊外で鉢合わせとは、ビックリつうか世の中狭いね。


開店時には6名でちょうどカウンター席が埋まり、その後もじわじわ増えていく。
外観では横長スペースと思っていたけど、実際は奥に広くMAX24席ものテーブルが完備されていて、こりゃまともにブレイクしたら壮観だろう。



メニューはつけ麺、中華そばと各々の辛いバージョン。
「玉」さんご出身だし、店名にも冠された「つけ麺」をチョイスし、中盛同額だがもちろん慎ましく並盛で。



ハートランド命のRさんにお付き合い。
前レポではチャーシューが汁中に沈んで見えにくそうなので、「肉増し」を別盛りしてもらい、アテ代わりにいただくことにした。
その「肉増し」は大ぶり肉厚なバラチャーが4枚!、これがヤワトロでJ系なら神豚と称されるようなレベル
Rさんにもお裾分けしたが、250円なら超お値打ちだと意見が一致した。



ビールとチャーシューを堪能し終えた頃合いで、つけ麺が登場。



■ つけ麺
は菅野製という多加水の太ストレート。
口当たりソフトだなと思った瞬間、微甘混じりの風味がフワッと口内に広がる。
ライトめなコシと弾力を経てムッチモチの食感も良いが、この香りと味わい、加えて喉越しの良さが特に印象的で気に入った。



つけ汁はとにかく滑らかで、鯖>鰹っぽい節の味わいが濃厚豚骨に負けない主張。
粘度はそれほどでもないけど、凝縮された旨味はかなりのヘビー級。
若干前に出た甘味がカエシや酸味とバランス良く、直ぐに思ったのは、以前の「とみ田」にそっくりじゃないかということ。
実はこれ、eイムさんも指摘されていたので、内心思いっきり頷く。
となれば当然、個人的な豚魚スタンダードの最高峰に近い訳で、間違いなく美味しい。



合わせる麺も、フスマ全開カラーに染まる前の「とみ田」に近い感覚なので、啜るたびに妙に懐かしさが込み上げる。


は麺上に海苔が一枚、汁中にはチャーシュー、メンマ、ネギ。
チャーシューは先ほど別盛りでいただいたのと同じ、メッチャ旨なバラ煮豚。
コリコリ食感が冴える細メンマ、多めに入ったネギも存在感ありありで、シンプルながら物足りなさは全くない。


スープ割りはポットからセルフで。
鰹と昆布出汁で蘇った新鮮な魚介感に、スッキリ完飲してご馳走さま。


■ 感想など
松戸のキングオブつけ麺、それもかなり以前のバージョンを思い出すような、パワーと上質感を伝える濃厚豚魚。
いや、決して似ているから良いのではなく、私が好きなタイプの豚魚だと感じたら、その先に「とみ田」が浮かんだ訳です。
これって「玉」譲りなのか、其方ではカレーしか経験ないので分かりません。
とにかく腕は確か、お店も綺麗で居心地良い。
いずれ再訪して、テイストが異なるという中華そばも食べてみたいです。

ご馳走様でした。