櫻井中華そば店 @横浜市保土ヶ谷区 〜「味玉中華そば(塩)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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櫻井中華そば店
横浜市保土ヶ谷区(保土ヶ谷)


【メニュー】味玉中華そば(塩)
【価格】1000円(味玉分150円含む)

[訪問時期] 2021年7月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 手もみ中太縮れ麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、葱、味玉
[卓上] ミル挽きブラックペッパー



保土ヶ谷駅前に移動して、今更ながらの櫻井さんへ。
当店、RDBでは神奈川県40傑にようやく出てくるのだが、この時点で食べログでは堂々第1位で、その下に「飯田商店」、「すぎ本」はじめ錚々たる名店が並んでいる。
mocopapaさんが最近のレポで大阪府のRDBと食べログランキングを比較しておられたが、神奈川も両者のユーザー層がかくも違うかという代表例。
11時半過ぎ着で、アーケード下の歩道20名の行列に接続💦



30分強で食券購入を促され、店内に入ると更に店内待ちが2名いらした。



着席までは50分、おかげで麺友さんたちのレポを熟読し予習バッチリ。
メニューは塩を、店頭看板で推していた「寿雀卵の味玉」付きでいただくことにした。



テボ茹で@4杯のオペが終了し、ほどなくご対麺となる。



■ スープ
あれ?予習と全然違うじゃん。
「鶏と水」に近いストレートな鶏清湯のイメージに反して、このスープは鶏と強め魚介のアンサンブル。
後から知ったのだが、6月頃に仕様変更があったようだ。
これがふくよかさとキレを感じる鶏感に、魚貝が強弱をつけながら絡む複層的な出汁感で、やや強めの塩気がそれを巧みにリード。
気が晴れ晴れするようなバランス塩清湯なのだ。
目新しくはないが、美味しさの前にそんなことどうでも良く、レンゲが止まらない。




■ 麺
歩道に面した製麺室で打たれた中太麺を、手もみで強縮れにした感じだろうか。
ボコピロ形状の麺がブルンブルン跳ねながら口内に入り、ランダムなシコモチ食感に咀嚼が楽しくなる。
食感のインパクトだけでなく、濃密なスープに絶妙にフィットする味わいも素晴らしい。



■ トッピング
肩ロースとバラ肉のチャーシューは、一見して絶対旨いだろうとテンション上がるやつ。
案の定どちらも吊るし焼きで、軟らかくも肉感溢れる嚙み心地も、甘味混じりの炭香をのせた旨味も文句なし。
これは吊るし釜焼きのトップ幾つかに入るだろう。



それに負けない絶品が寿雀卵の味玉で、上品な甘さに味付けされた卵黄の濃厚な旨味が堪らない。
因みに、この卵の伊勢原の直売所には2時間前から行列ができるそうだ。
サクコリ食感のメンマ、上質そうな海苔、手抜かりない。



■ 感想など
スープ、麺、トッピングと三拍子揃った名作ですね。
鶏基調のスープに嵌まっていた頃なら、文句なしに大台スコアを進呈したところでしょう。
因みに、レポを書いている7/13日現在、当店は食べログ神奈川では「飯田商店」に抜かれて現在2位、全国5位。
濃厚系では「とみ田」が全国10位で、TOP100に二郎系は一軒も入っていない。。。
地方に行く時以外は食べログランキングなど見ませんでしたが、余りの違いが面白すぎます。

ご馳走様でした。