MENYA 食い味の道有楽
柏市(北柏)
【メニュー】7月限定⭐️海鮮冷やし中華 タルタル掛けて S
【価格】3000円
[訪問時期] 2021年7月上旬(休日) 昼
[注文方法] 限定有無を確認後、食券購入
[スープ] 魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中太麺(160g位)
[トッピング] タラバ蟹、ずわい蟹味噌、金目鯛、海老、ヤリイカ、アサリ、トビコ、レタス、大葉
[その他] タルタルソース付き
7月限定狙いで、柏市マンボウ再指定直前に滑り込み。
今月は蟹をふんだんに使った特に豪勢な仕様ということで、開店からシャッターズが列をなし、すぐに満席となった。
ほとんどが限定狙いだから、ワンオペの大将も大忙し。
その間、用意してくれたタコ酢やソーセージを摘まみながら、ウーロンハイを重ねて酔わせていただく。
さて、今月の限定は冷やし創作シリーズの第2弾。
A(スタンダード)、B(タルタル⇒蟹味噌に変更)、S(B+タラバ、別器タルタル)の三択だが、今回はSが凄いと聞いているので、当然それをチョイスする。
店内の嵐が静まった頃合いで、大将に麺を作ってもらった。
■ 海鮮冷やし中華 タルタル掛けて S
キンキンに冷やされた丼が登場した瞬間、目が点になるような豪華なトッピング。
金目鯛は酒とオリーブオイル、塩ダレに浸けてから蒸し上げたもの。
酒と生姜で軽く炒めた子ヤリイカが2杯。身の確り詰まったアサリ、巨大サイズの海老剥き身。
大量の蟹はタラバの胴身、更に中央には純ズワイの蟹味噌が鎮座している。
どれもがひと手間加えた、言わば海鮮懐石のコースを詰めたようなイメージなのだ。
スープはアサリの旨味いっぱいの冷製塩清湯。
一晩寝かせた利尻昆布出汁をベースに、アサリを加えた潮汁をキンキンに冷やしてあり、その旨味が五臓六腑に染み渡りながら身体中をクールダウンさせてくれる。
氷水で締められた中太麺は、コシと弾力の塊。
咀嚼してモチッとさせるも良し、ツルッと冷えた喉越しを楽しむも良し。
冷製だから、スープの冷えや麺の伸びを気にすることなく、ひとつひとつの海鮮料理をゆっくりとアルコールのお供にできるのが嬉しいんだよね。
潮汁に浸して味わいをブーストさせたり、別添えの自家製タルタルにディップして変化をつけたり。
チビチビ舐めていた蟹味噌は、半分ほど残して冷製スープにドボンすれば、出会ったことの無い潮汁が出来上がる。
スープでこんなに酒が飲めるとは人生初めて(笑)
ラストはそのスープにライスを投下し、試しに残ったタルタルまでドボンしてみたら、これが案の定大ハマリ。
超ドカオスな冷やし雑炊を、一粒一滴残さず平らげた後も、暫くうっとりと放心状態だった。
■ 感想など
麺や手の込んだ海鮮料理を、冷製潮汁と共に食べるだけでも、完璧に響く創作麺。
そこに、タルタルソースや蟹味噌の味変波状攻撃をこれでもかと仕掛けてあるのが、道有楽ならではの創作麺料理ですね。
今回も参りました。
どうせ食べるなら、Sを選択されることをお勧めします。
8月はピリ辛胡麻タレの中華風冷やしに、ドカンと唐揚げを載せたメニューが待っているようです。
ご馳走様でした。