豚そば 月や 東京 @渋谷区 〜「豚豚そば+替え玉」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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豚そば 月や 東京
渋谷区(広尾)


【メニュー】豚そば+替え玉
【価格】900円(豚増し100円含む)+150円

[訪問時期] 2021年4月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計(Suicaにて)
[スープ] 豚骨/清湯
[味] 白醤油
[麺] 細麺(1玉100g位)
[トッピング] チャーシュー、(別)葱、カボス
[卓上] 酢、コショウ、辛子



元々福岡に有った「豚骨清湯」のラーメンが、最近「クリア豚骨」と呼ばれブームになっているらしい。
そのブームの火付け役的存在なのが飯塚市の「来来」で、週3日早朝営業のみの超難関店。
先日、博多を早朝に出て訪れたが、8時前着でも閉店後で見事に撃沈。



その「クリア豚骨」が都内でも食べられると知り、雰囲気に浸ろうと伺った。
この「月や」さん、創業当初は博多では珍しい醤油ラーメンメインだったのが、ここ数年クリア豚骨にも注力し、昨夏オープンの東京店はその専門店。



広尾駅すぐの「EAT PLAY WORKS」内で、外見はクールだが、2階に上がると限られたスペースにいくつもの店舗を詰め込んだ感ありあり。
12時半過ぎ、盛況で中唯一空いていた4名卓にゆったり座らせてもらい、快適快適。



麺メニューは「豚そば」と豚増しの表題、そして替え玉のみ。
面白いのは「追いスープ」200円なんてのがある。



取り敢えず「豚豚そば」を口頭注文すると、3分ほどでお盆に載って登場。
見た目は飯塚の「来来」そっくり。
青葱とカボスが添えられている。



■ スープ
低温でじっくり抽出された豚の旨味が、スーッと引っ掛かりなく染みわたるかのよう。
清湯ならではの優しいスープなのだが、だからと言って旨味が薄い訳ではなく、むしろ想像以上に強い。
合わせるタレは白醤油メインらしく、穏やかながら輪郭クッキリで、これがピュアな豚感にバランス良くフィットしている。
雑味感じずコクも十分、これはかなり美味しい。


■ 麺
博多系らしい低加水の細ストレートで、デフォ茹ででもちょい硬め程度。
歯をギュッと優しく押し返しながら、プツンと弾ける食感が爽快で、終盤までのダレも少ない。
店内に「博多製麺処」の麺箱があり、聞きなれなかったので調べてみたら、まだ創立から数年の新鋭。
福岡の豚骨ラーメンのために開発した福岡産小麦、「ラー麦」に特化した製麺所らしい。



■ 替え玉、トッピング
この麺も気に入ったので、当然のように替え玉発注。
ひと玉目はそのまま食べ切って、替え玉で薬味などを加えてみた。


青葱は普通と言えばそれまでだが、その風味がスープに与える影響が良く分かる。
卓上のコショウは、ノーマル豚骨以上に相性が良いのではないか。



カボスは麺を食べ終わった後、スープ完飲のオーラスに、皮を下に向けて搾ると一層香りが引き立つとの指南に従ってスクィーズ。
爽やかな酸味、スープに円みが増す。
味変が早過ぎると、せっかくのクリア豚骨スープを堪能できないので、タイミングに要注意だと思う。


なお、麺上のトッピングは小さめ薄手なバラ煮豚チャーシューが、デフォで3枚+追加4枚の計7枚。
まあこんなもんかな的。


■ 感想など
今まで食べて来た福岡豚骨ラーメンの概念を覆す一杯。
クリア豚骨と呼ぶに相応しい旨味満載のスープ、ラー麦仕様の博多麺、共に大いに満足しました。
飯塚の「来来」にリベンジしたい気持ちが、再燃してしまった💦
原価、家賃等かかるんでしょうが、確かにコスパはやや気になります。
なお、当店は支払いがキャッシュレスオンリーなので、ご注意ください。

ご馳走様でした。