圭順 @北九州市門司区 〜「ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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圭順
北九州市門司区(門司)


【メニュー】ラーメン
【価格】500円

[訪問時期] 2021年4月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚骨/白湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(120g位)
[トッピング] チャーシュー、海苔、葱
[卓上] 紅生姜、ゴマ、黒こしょう、タレ



本来は「ぎょらん亭」で打ち止めのはずだったが、朝のショックを埋めるためにもう一軒。
スケジュール的に何とか行けそうなので、門司まで足を延ばすことにした。
門司駅から徒歩10数分、住宅街にある老舗感満載のお店で、真新しい黄色の暖簾が眩しい。
予習も不十分だったのだが、「久留米ラーメン専門店」と書いてある。



12時過ぎ着でちょうど満席、10分ほど待って店内からお呼びがかかる。
店主さんが奥で調理、フロントの女性は女将さんだろう。



女将さんにラーメンを口頭注文すると、ロット3杯ずつの2ロット目、12~13分待ってご対麺となった。



■ スープ
小さめな丼に満々のスープが、お盆に溢れている。
顔を近づけた瞬間に、プワーンと豚骨フレーバー。
濃厚そうなスープを飲んでみると、意外とあっさりなのだが豚骨感は力強く、それがどんどん増幅していく。
若干のクサウマっぽさも感じつつ、決して荒々しく攻め寄せる感じでもなく、これぞ豚骨的な重厚な旨味を穏やかに楽しむ感覚。
かなりの余韻、でも後口スッキリ。
いやあ、ちょっと狐につままれたように引きずり込まれたスープだった。



■ 麺
博多麺とは全く異なる、加水中程度の中細ストレート麺。
ややソフトな口当たりから優しいコシ、モチッとしながら歯切れもそこそこ良い。
先日久留米で出会った麺とも違う多彩な表情で、これがスープにジャストにフィットする。
因みに、滞在中にカタメンをオーダーした方はいなかった。



■ トッピング
モモ肉かな?チャーシューが美味しかった。
当地では珍しいレア仕上げで、軟らかく旨味もたっぷり凝縮。
チャーシューメン率がやけに高いのが良く分かった。
ちょっと後悔。


卓上から紅生姜、すりゴマ、黒こしょうを使わせていただいたが、特に黒こしょうの刺激がスープと激マッチしていた。


■ 感想など
今回の九州ワープで最も響いた一杯。
何が久留米なのか未だに良く分かりませんが、豚骨の源流に近いんじゃないかと思わせるような、素朴で崇高なスープが印象的でした。
これがワンコイン、素晴らしい。

ご馳走様でした。