銀座 篝 本店 @中央区 〜「特製鶏白湯SOBA」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

銀座 篝 本店
中央区(銀座)

 
【メニュー】特製鶏白湯SOBA
【価格】1400円(特製分300円含む)

[訪問時期] 2021年1月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、前会計
[スープ] 鶏/白湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] (麺)鶏チャーシュー2、ワンタン、筍、サツマイモ、パプリカ、三つ葉、スプラウト、(別)鶏チャーシュー3、筍、サツマイモ、味玉、パプリカ、ヤングコーン、スプラウト、(別)おろし生姜、フライドオニオン
[卓上] 黒胡椒、粉山椒



前回から5年半以上、その間に店数も増えてアレだけど、移転した本店ぐらい行っておこうか。
開店直後で先客0後客2、以前長いこと並んだのが懐かしい。
それにしても、良くぞこういう路地裏の一軒家を見つけるものだ。



海老や味噌の限定も提供されているが、敢えてデフォ中のデフォを口頭注文。
前金でお願いします」と言われ、何も考えず現金を渡したら、すんなり通った。



まず薬味皿、続いて特製トッピング皿、少し置いてご本尊が登場。



■ スープ
鶏の旨味濃縮、きめ細かくクリーミーなポタージュ風スープは健在。
銘柄鶏の肉付きガラと丸鶏を大量に使い、塩ダレに潜んだ魚介や椎茸が引き立て役とのこと。
とにかくバターを溶かし込んだようなコクがハンパなくて、ラーメンスープを超越したカテゴリーに感じる。
初動の味わいは、鶏白湯の中では抜きん出ているのではないだろか。



やがて慣れてしまうと普通に単調に感じられ、フラオニや生姜で味変したくなってくる。
それは歳のせいかな。



「よろしければ」と届けられた香辛料。
鶏白湯に黒七味が合うのは分かっていたが、初めて使った粉山椒はそれ以上に目先を変えてくれて、これは目から鱗だった。
 

■ 麺
三河屋に特注の、加水率高めな中細ストレート。
シルキーな麺肌にスープを纏い、ツルシコモッチリの典型のような食感。
こういう麺だったっけ?いや、悪くないだろう。
グループ全体ではかなりの店数になるが、未だに外注麺を使うのは、他に傾注したいポイントがあるのかな。



■ トッピング
麺上にはレア加減ジャストなしっとり鶏チャーシューが2枚、軟骨の食感がアクセントの鶏ワンタン、そして当店ならではの根菜混じりの野菜陣。
サツマイモはラーメンに合うとは思えないけど、まあデザート代わりにいただくか。



と此処までは良いのだが、別皿の特製トッピが代わり映えせず、味玉とヤングコーン以外は全て被っている。
鶏チャーシューばかり5枚も要らないし、でっかいサツマイモが2個有っても私はちっとも嬉しくない。
これで特製1400円の価値がぐんと下がってしまった。


■ 感想など
目が覚めるような序盤の美味しさから徐々に感じる失速を、多彩な薬味がフォローしてくれる。
まあ、鶏白湯が好きな方には堪らない一杯に違いない。
スープと麺は初動86点→食べ終わりで78、薬味類効果で+2点。
トッピングは麺上分が80、別皿分は被りだらけでがっかりしたのが響き70。
締めて上記のスコアみたいな感じだろうか。
特製にしたのが仇になったかな。

ご馳走様でした。