麺処「図鑑」@渋谷区 〜「牡蠣の白湯そば+牡蠣のコンフィ」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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処「図鑑」
渋谷区(渋谷)

 
【メニュー】牡蠣の白湯そば+牡蠣のコンフィ
【価格】900円+250円

[訪問時期] 2020年12月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 牡蠣+鶏/混濁
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] 牡蠣コンフィ、チャーシュー、レモン、葱
[卓上] なし



第2弾の「牡蠣の編」が始まったと知り即訪問。
11時25分、5分前で誰もいないんだと思ったら、「本日、12時オープンです」との張り紙。
その30分前にTwitterでも呟いていたみたいだけど、ノーチェックだった💦



気温8度の中30分待ち、11時55分の開店時には4名、その後滞在中に待ちが発生。



メニューは淡麗と白湯2種類にその特製バージョンで、一日50食ほど用意されているとのこと。
eimさんのレポで惹かれた白湯を選択し、更に牡蠣まみれになってやろうと、コンフィを追加してみた。



■ スープ
ドロッと超濃厚なスープは牡蠣感爆発。
ミキシングした牡蠣の身を炊いて濃縮した感じで、ド豚骨ならぬド牡蠣と言いたくなる。
案内によれば、名古屋コーチンの丸鶏や一等羅臼昆布も使っているようだが、そんな高級食材も下支えでしかない。
カルピスバターを溶かし込んだ牡蠣香味オイルが厚めに張られ、牡蠣のクリーミーな風味をより鮮明化。
これだけ濃厚でも味ボケしていないのは、キレのある塩ダレとの補完性が良いのだろう。
とにかくメッチャ旨い。
後半徐々にレモン風味に染まり、思いの外スッキリと飲み干せる。



■ 麺
館林の老舗クリタ食品製、低加水の中細ストレート麺。
強力粉や石臼挽き粉を混ぜているようで、かなり硬いのかと思ったのだが、それほど極端ではないザクプツ食感。
ボソ肌に牡蠣感が絡みつくが、風味も埋もれてはいない。
因みに、淡麗そばは別の麺を使っているとのこと。



■ トッピング
牡蠣のコンフィが3個、うち2個は追加分。
スープには広島産、コンフィは兵庫産というから、出汁取り後の牡蠣ではない。
プリップリの身に旨味が凝縮され、牡蠣専門店で出されるものと遜色ない。
でも、アルコール飲みたい感がハンパなくて困る😅



牡蠣のみならず、大きな肩ロースのレアチャーシューも絶品。 
前回の鴨チャーもヨダレものだったし、店主さんはかなり調理に長けているね。


■ 感想など
前回の鴨も美味しかったが、どこか某店リスペクトみたいなところがあり、それも有って今回がより響いた。
牡蠣好きなら逃す手はないと思う。
今回は淡麗も食べに来ようかな。
と書いて思い当たるのは、「図鑑」という店名。
店主さんが「編」を重ねながら図鑑に載せていく珠玉の作品を、食べ手もひとつひとつ収集していくような、そんな意図が込められた店名じゃないのかな。
この作戦には殺られちゃいそう。
ノーチェックだったので仕方ないけど、凍えた30分待ちがなかったら、更に伸びていたかも知れない。

ご馳走様でした。