川の先の上 @横浜市港南区 〜「らーめん 塩」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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川の先の上
横浜市港南区(上大岡)

 
【メニュー】らーめん 塩
【価格】850円

[訪問時期] 2020年12月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(160g位)
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、焼き葱、葱
[卓上] ミル挽きペッパー、一味、レモン酢?



横浜で朝イチ用件が終了し、前夜から待ち焦がれた北久里浜の貝出汁新店チャンス❗️
ところが、上大岡直前で本日臨休と知り、ガーン❗️と真っ白になって飛び降りた。
上大岡と言えば「G麺7」城下町のイメージだが、実は私、どの店も未訪。
もう貝の口になり切っていたので、貝を使っているという当店に行ってみることにした。


左側の階段を2階へ。



定刻開店時には私ひとりでアレ?と思ったら、5分後には満席、外待ちができる。



束の間予習では何やら味噌の評価も高いようで、気になりつつも塩をチョイス。



ディスペンサーでジャスミン茶を汲み、待つこと7分ほどでご対麺となった。



■ スープ
ジュワッと先行する鶏、すぐさま後追いで湧き上がる魚貝出汁。
ひと口啜っただけで、お目当て店に振られたモヤモヤが吹き飛んだ。
前半は鶏が優勢なのだが、後半華やぎを増す魚介に、渋味混じりの貝の旨味がくっきり浮かぶ。
かなり好みのスープで、若干の塩気の高まりも殆ど気にならなかった。



■ 麺
通路に面した製麺室で打たれた、多加水の細ストレート麺。


券売機の横に「春よ恋」と「さらさ」の粉袋が積まれている。
滑らかで吸い付くような口当たり、しなやか基調の中に強めなコシ。
噛むうちに仄かな甘味が滲んでくる。



■ トッピング
チャーシューは、長く大きめなロースとバラの2枚。
前者は香りと旨味がギュッと凝縮された逸品で、これはおそらく釜焼きっぽい。
一方はバラ煮豚で、此方も赤身の食感と脂身の甘味がバランス良い。



白い葱を何気なく口に入れたら、焼いた香ばしさが広がって驚く。
シナコリ食感のメンマも手抜かりない。


■ 感想など
スープ、麵、トッピと三拍子揃った鶏魚貝塩を堪能。
単に店の在り処を示す、人を食ったような店名と、このラーメンの高い完成度とのギャップには、コロッと殺られてしまう。
ところがこの日この時間帯、注文率で言えば味噌と限定が大半。
特に、白菜と崩した餃子を煮込んだような個性的な味噌に、超引きを感じた。
上大岡もまた来ないとなるまい。

ご馳走様でした。