らぁ麺 飯田商店 @神奈川県湯河原町 〜「わんたん入りしおらぁ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

らぁ麺 飯田商店
神奈川県湯河原町(湯河原)


 
【メニュー】わんたん入りしおらぁ麺
【価格】1580円(わんたん280円含む)

[訪問時期] 2020年11月下旬(休日) 昼
[注文方法] 待機中に事前注文、店内で先払い
[スープ] 鶏+豚/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中細麺(140g)
[トッピング] チャーシュー2種、わんたん2種、メンマ、葱2種


友達からお誘いいただき、予約枠に入れてもらった。
店前でスタンバイしていると、まだ完全予約制と知らずに来店され、肩を落として帰られる方々が多い。



スタンバイ中にスタッフが回り、事前注文を取る。
呼ばれて店内に入ると、券売機ではなく直接お支払いするしくみで、お釣りは席まで届けてくれる。


今回はテーブル席なので、飯田店主の所作は遠めにしか見えないのだが、それでもテンションは急激に上がっていく。



着席から7分ほどで、お盆の上にらぁ麺が置かれた。



■ スープ
以前からのに加えて、リニューアル後はTOKYO X等のブランド豚を合わせており、あっさり基調ながら重厚な動物系の旨味が溢れかえる。
鶏油と相まった鶏感が先行、豚出汁が圧倒的な厚みとコクでボディを支配し、塩ダレ中に潜んだ魚介が地道に奥行きを醸す感じだろうか。
鶏も豚もガラと肉を使っているようで、そのキレとふくよかさを一気に楽しめる。
溜め息、と言うより悶絶級の、異次元の美味しさ。



■ 麺
春よ恋の新麦による自家製の平打ち中細ストレート。
2週間ほどの新麦ウィークに当たってラッキーだった。


食感的には支那そばやライクなしなやか系で、新麦風味にうっとりしながらも、啜り心地や喉越しが神過ぎて、ついつい噛むのを忘れてしまうほど。
素晴らしい。




■ トッピング
チャーシューは肩ロース、バラロールの2種類で、どちらも霧島高原純粋黒豚と言われた覚えがある。
何と軟らかく、ジューシーな旨味に満ちていることか。
肩ロースは熱が入り過ぎないうちにいただき、バラロールは暫しスープに旨味が落ちるのを待ってからいただく。



てるてる坊主型のわんたんは、豚と鶏の2種類。
豚は純粋金華豚のバラ肉、鶏は佐野実ファームの山水地鶏がぎっしり詰まり、小細工せずに素材の旨味を引き出した感じ。
どちらもジューシーで旨味が強い。


サクコリ食感のメンマ、白髪状と微塵散らしの葱に至るまで、全て計算ずくの配置に思える。


■ 感想など
ここ最近では断トツの衝撃的な旨さ。
余りの美味しさに大興奮でアドレナリンが出たのか、後半から異常に汗をかいた。
厳選素材に卓越した調理技術が重なったラーメンは、真の感動を伝えてくれる。
常連の友達が「今日の塩はアタリっぽい」と。
お声掛けいただき感謝。

ご馳走様でした。