世田谷中華そば 祖師谷七丁目食堂 @世田谷区 〜「限定⭐️炙り焼豚メンマらーめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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世田谷中華そば 祖師谷七丁目食堂
世田谷区(祖師谷大蔵)

 
【メニュー】限定⭐️炙り焼豚メンマらーめん
【価格】1000円
 
[訪問時期] 2020年10月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、前会計
[スープ] 魚介+鶏豚/清湯 
[味] 醤油
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー(炙り焼豚)、メンマ、小松菜、玉ねぎ
[卓上] ブラックペッパー

★日替わりの限定メニューです。

 


「柴崎亭」の新店で、水曜・木曜の昼営業のみ。
しばらくは石郷岡総帥が仕切られるそうなので、早めにと思ってやって来た。
10時20分で2番目、10時40分頃から列が伸び始め、開店時には25名超。
 
 
前日は松茸限定でかなりフィーバーしたらしいが、メニューに関わらずこんな状況が続くのだろう。
開店すると、総帥がまず最初の2名に注文を聞き、前金でお支払い。
2名分の調理が終わると次の2名に声をかけるしくみで、ゆったりと回していく。
因みに、私含めて3ロット目までは、全員が表題の日替わり限定麺を注文。
 
 
バイト女子が届けてくれたお冷やは、爽やかなオレンジ風味。
 

さて、総帥の麺上げを至近距離でガン見していると、奥の七輪から堪らない匂いと煙が漂い始め、まるで焼き肉屋状態。
 
それを綺麗な麺線上に並べてブラペを丹念に振りかけ、山盛りメンマと小松菜を載せると出来上がり。
高台越しにらーめん登場。
 
 

■ トッピング
炙りチャーシュー3枚、細メンマ、小松菜、玉ねぎ。
チャーシューは肩ロースの低温調理を7~8ミリに分厚くカット、七輪で都度炭焼きしたら、そのまま丼に直行。
要するに炭焼きステーキみたいなもので、香ばしさ、軟らかくも抜群の肉感、たっぷり詰まった旨味、いずれも文句なしの超絶品。
こんな代物が3枚も食べられるとは、プレミアム感ハンパない。
 
 

メンマは通常極太を使うようだが、この日は細いやつ。
総帥が大好きな、八王子「味幸」のメンマのレシピを教えてもらい、再現したという。
ゴマ油風味の効いた微甘醤油味が染みこみ、筋なしのコリコリ。
これはビールが欲しくなっちゃう。
 

■ スープ
鰹や煮干などが前に出て、支える動物系のコクは多めの油かな…?
などと冷静でいられるのは最初の数口だけ。
炙ったばかりの焼豚から滴る脂に加え、メンマのゴマ油風味や焼豚に振られた大量のブラペが落ち続け、かなり様変わりしていく。
濃口醤油と色んな油が混ざり合うような、何ともパワフルでジャンクなスープに、グイグイ引きずり込まれる感覚。
今日こんなスープを飲むとは予想もしてなかったが、とにかく凄え旨い。
 
 

■ 麺
麺は加水中程度の中細ストレート。
しなやか基調の中に、ハリとコシ、プツンとした歯切れも感じさせてくれる美味しい麺。
但し如何せん、ジャンクに振れたスープとトッピングの前に、後半やや影が薄かった。
三河屋製説と田村製麺説があるが、どちらなんだろう?
 

■ 感想など
旨味の塊と化したスープを飲み干してフィニッシュ。
凄いチャーシューメン、凄いメンマラーメン。
柴崎亭ならではの上品な魚介系スープが、こういうアレンジで激変するとは思わなかった。
石郷岡総帥が居られる間は、原価率とか余り気にせずやりたいことをやる場、みたいなお店になるのだろうか。
客との距離も近く、オーラに包まれた空間であること間違いない。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。