ストライク軒 @大阪市北区 〜「シンカー(並)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ストライク軒
大阪市北区(天神橋筋六丁目)

 
【メニュー】シンカー(並)
【価格】890円

[訪問時期] 2020年10月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+貝/白湯
[味] 塩
[麺] 中麺(150g位)
[トッピング] 鶏チャーシュー、蛤、キャベツ、紫玉ねぎ、揚げ玉ねぎ、青のり
[卓上] ミル挽きペッパー、コショウ、醤油、酢



「颯人」が早開けしてくれたお陰で時間に余裕ができたので、二駅先の「ストライク軒」を目指す。
黄色い看板と暖簾が何となくレトロなお店に到着したのが11時15分、先客は3名。



メニューは和出汁醤油の「ストレート」と、鶏白湯+貝という「シンカー」の二本立て。
タッチパネル式券売機で「進化」をモジったらしい後者を選択。
お店情報から多少値上がりしているようだが、タッチパネルだと全容が掴めないので、そのまま修正せずにおく。




アクリル板でゆったり仕切られたカウンター内には,所狭しと芸能人の色紙が張られていて、数組のお笑い系が確認できたところで、もうご対麺となった。



■ スープ
着丼と同時にトリュフオイルの香りにくすぐられる。
トロッとポタージュ状のスープは、滑らかクリーミーな濃厚鶏白湯に蛤出汁の旨味がじんわり絡むもの。
蛤感はさほど強くないのだが、明白な存在感。
スープにコクと複雑感をもたらし、トリュフの香りと相まって、どこか洋風で上質なポタージュを飲んでいる感覚にさせる。
普段鶏白湯に付きもののマンネリ感もなく、ラストまで飽きずスッキリ飲めるのは、出汁のバランスも勿論だが、ベースの鶏白湯がよほどハイレベルなのだろう。



■ 麺
麺屋棣鄂製、加水やや低めな中サイズのストレート。
もう一方の「ストレート」は三河屋製と、使い分けをしているらしい。
ハリとコシ、モッチリ感のメリハリ効いた食感と香り高さは、ドロッと絡んだ濃厚スープに負けないインパクト。
スープとの相性を吟味して選択されただけのことはある。





■ トッピング
鶏チャーシュー3枚、蛤3個、キャベツ、紫玉ねぎ、揚げ玉ねぎ、青のり。
鶏ムネ肉のチャーシューはレア感満載で、鶏らしい味わいに何なのか?香りが載って来る。


はまだプリプリ感が健在で、口に含んだままスープを飲めば、ひと際華やぐ蛤感。


薬味陣もバラエティ豊かで、スープに食感と風味で多様なアクセントをつけてくれるのも、飽きさせないことに一役買っているようだ。
 

■ 感想など
一軒目の「颯人」に負けず劣らずの満足感で、想像を超える旨さに軽い衝撃。
梅田(北新地)の「どストライク軒 総本店」同様に、極めて大衆的な構えの店なこともあり、「そうは言っても鶏白湯だろう」的にちょっと油断していたかも知れない(笑)
いずれ、当店に関係する、近くの「ぬんぽこ」や中崎町の「麬(フスマ)にかけろ」にも行ってみたくなった。

ご馳走様でした。