手打ち会津ラーメン 白虎 @旭市 〜「会津ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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手打ち会津ラーメン 白虎
旭市(旭)

【メニュー】会津ラーメン
【価格】700円

[訪問時期] 2020年8月下旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚骨+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち太縮れ麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、ナルト、わかめ、葱
[卓上] コショウ、一味、醤油、酢、ラー油



「麺屋いとう」から旭市の白虎さんへ。
1年近く前にBじっちゃんさんのレポで知った、あの芦ノ牧温泉の「うえんで食堂」の弟さんのお店。



外観も店内、メニューも、ラーメン店というより素朴な食堂っぽくて、店内には「うえんで」の写真も貼られている。



これで賑わっていれば良いのだが、正午少し前だというのに先客ゼロで、ちょっぴりやっちまった?感を覚えながら、デフォラーメンを注文した。
ところがその直後からお客が来るわ来るわ、5卓全て埋まり、しかも客層がモロに絵になるジジババ中心。
会津の食堂にワープしたようで、俄かに盛り上がるところに、ラーメンが登場した。



■ 会津ラーメン
案外濃い色のスープは、初動で独特な醤油の香り。
尖りまではいかないものの、結構確りした醤油で、豚主体の動物出汁感が引き立て役。
「うえんで」は勿論、会津の醤油スープなど余り経験のない私だが、Bじっちゃんさんによれば、「うえんで」にそっくりとのこと。
慣れてみれば、醤油と豚のバランスが絶妙に思えて、塩派の私もグビグビいくほどの不思議な引力がある。
 


その引力は、を食べるとクライマックスを迎える。
手打ち、手もみしたような不揃いの太縮れ麺は、コシと弾力性、モチモチ食感が際立っていて、ここで初めてスープの醤油感が確りしていたことに合点がいくのだ。
どことなく熟成感ある風味も上々で、正直「うえんで」でいただく曽我製極太面麺よりもインパクトが大きい。
この麺を食べられて、来た甲斐があったと思えた。
但し、量的にはやや少なめに感じる。



トッピングチャーシュー、メンマ、ナルト、わかめ、葱で、盛り付け方は無造作。
皆さん絶賛の通り、バラロールのチャーシューはレベルが高い。
赤身と脂身のバランス良く、これでもう若干薄味なら最高だ。
もしくは、Bじっちゃんさんが仰る通り、ライスのお供にでもするならお似合いだろう。



■ 感想など
老夫婦が営む会津の食堂然としたお店で、ジジババファミリー層に囲まれながら、手打ちラーメンを啜る。
餃子摘まんでビール飲んじゃってるよ。。。美味しそうだなあ。
つい先ほどまで,東京から凱旋した気鋭の一杯を食べていたのがウソのようだ。
ご主人、もう80歳を超えていらっしゃると思うが、ずっと元気に頑張っていただきたい。
来て良かった。

ご馳走様でした。