麺屋 必道 ＠つくば市 〜「中華そば 塩」

麺屋 必道
つくば市

《ラーメンデータベースの店舗情報へ》

【メニュー】中華そば 塩

【価格】780円

[訪問時期] 2020年8月上旬（休日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺（140g）
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、三つ葉、紫玉ねぎ
[卓上] ブラペ、一味、ゴマ、酢、ラー油

「武蒼」、「五輪書」と続いた場所で移転再オープン。
週末11時20分着で開店待ち10番、開店時には15名と速い出足に驚く。

それでも何とか一順目ラス席にありつき、案内された手前カウンター右側は、おそらく当店では最も余裕がある席。
それにしても、店内が見違えるように改装され、レイアウトも工夫されているのには感心した。

移転前に伺った時はレギュラーメニューに塩が無く、醤油を選択したのだが、それでもかなり響いた記憶がある。

今回レギュラーに加わった塩を、即決でチョイスした。

■ スープ
鶏のふくよかな旨味が口内に広がるや否や、強い魚貝感がビシッと舌を刺激する。
私はシジミあたりの貝出汁が軸だと感じたが、甲殻系含めた旨味を重ねているらしい。
とにかく、この淡麗なスープからはイメージ出来ないような、複層感溢れる出汁感。
塩ダレとのバランスも良く、一発で虜になってしまった。

■ 麺
自家製の中細ストレート。
加水やや低めな麺を硬めに茹でているようだが、歯応えのインパクトを強調するタイプではない。
終始感じるしなやかさの中に、ハリと弾力性が明確なアクセントになっている。
風味も上々で、麺もかなり気に入った。

■ トッピング
2種類のチャーシュー、メンマ、三つ葉、紫玉ねぎ。

チャーシューは肩ロースとバラ肉をローストしたもので、どちらも秀逸。
前者は釜焼きのような薫香を載せた肉感が素晴らしく、後者は多めの脂身を完璧な焼き加減で仕上げている。

メンマも、微塵にカットされた紫玉ねぎも手抜かりない。

■ 感想など
最近、連食予定の時はスープを気持ち残すように心掛けているのだが、このスープは勿体なくて一気に完飲。
いやあ、美味しかった。
茨城でもそこそこラーメンをいただいてきたが、レギュラーメニューとしてはかなり上位に来る一杯。
これは他メニューや限定も食べてみたくなる。
帰り際には外待ち15名ほど。
移転の滑り出しは順調なようだ。

㊗️移転再オープン。
ご馳走様でした。