中華麺 きなり @川越市 ~「味玉塩」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華麺 きなり

川越市(新河岸)
 
【メニュー】味玉塩
【価格】850円(味玉100円含む)

[訪問時期] 2020年3月中旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中太縮れ麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、穂先メンマ、小松菜、もやし、キャベツ、葱、味玉


所用を終え、ちょろっと飲んでから新河岸の新店へ。


この日は黒いインベーダーキャップを被った峰岸店主に、何故かクスッと笑われた。
券売機では、醤油と塩の二本立てメニューから、後者を味玉付きでチョイス。



夜営業はスローだが、この日昼は結構混み合い、スープ切れ寸前だと言う。
程なくご対麺。




■ スープ
僅かに濁り気味のスープは、動物系の支え磐石でややこってり感。
直前に拝見したBさんのレポで、「鶏にげんこつ、モミジの動物系に煮干しを合わせてある」と分かっていた。
分かっていながら、初動の強く香ばしい魚介感に、思わず「海老か何か?」と聞いてしまった。
峰岸さんの答えはもちろんノーで、「煮干が元気良すぎるから」だろうと言う。
微甘、微酸の円やかな塩気を載せ、どこか垢抜けない素朴さながら、これがメッチャ旨い。



■ 麺
平打ちボコピロな手もみ風中太麺。
ツルプリッと不規則な口当たり、多加水らしいコシとモッチリ食感
製麺所は内緒らしい(笑)
こんなインパクトある麺を受け止めるスープも凄い。



■ トッピング
チャーシュー2枚、穂先メンマ、小松菜、もやし、キャベツ、葱、味玉。
肩ロースのレアチャーシューは、肉々しさ満載の食感から、ナチュラルに近い旨味が染み出る。
「きなり」を感じる肉。


やや軟らかめ仕上げの穂先メンマや、優しい味わいの味玉、ホッと落ち着く小松菜も同様だ。



面白いのはもやし、キャベツ。
この手のスープにもやキャベを載せる店は記憶にないが、ある意味峰岸さんらしさの象徴でもあり、不思議と違和感ない。


■ 感想など
従来の「きなり」を凌ぐほどの魚介感たっぷりなスープに、意表を突く手もみ風縮れ麺
チャーシューはじめ主要トッピングも、きなりを踏襲した仕様だ。
特別感あるラーメンにも仕上げられるのに、敢えて敷居を下げて親しみやすくしている感じ。
間違いなく峰岸スパイスですな(笑)
旨かった。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。