麺坊 炗(ひかり)@岐阜市 ~「味玉柳麺(塩)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺坊 炗(ひかり)

岐阜市(西笠松)
 
【メニュー】味玉柳麺(塩)
【価格】890円(味玉120円含む)

[訪問時期] 2019年12月中旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、味玉、三つ葉、スプラウト、葱
[その他] 炭火焼豚2枚(300円)、スーパードライ(550円)


東濃での滞在を済ませ、岐阜に戻ってもう一泊。
前日に食○ログ岐阜県1位と3位の店を訪れたので、せっかくならミーハーに徹して、2位店にも行ってみようか(笑)
店主さんはあの「中村屋」高座渋谷時代に店長を務めておられたそうで、岐阜でも神奈川淡麗系が評判なようだ。
名鉄線の西笠松という駅から10分ほど歩いた街道沿い。



18時10分到着、満席で中待ちお一人、食券購入後着席までは約15分。



店内はバーのように薄暗く、唯一明るく浮かび上がった厨房で、茹で麺機から湯気がもうもうと立ち上るのが、かなり印象的。
女性スタッフに「焼豚2枚はビールのツマミで」とお願いすると、店主さんがちゃんと麺づくりを次ロットにずらしてくれる。
その焼豚は大ぶり肉厚な肩ロース煮豚で、七輪で炙りたての香ばしさが肉汁と融和し、マジ超旨い。



ゆっくりとスーパードライを飲み干した頃合いで、ラーメンが登場した。



■ スープ
ふくよかな鶏、じんわり魚介のバランス絶妙なあっさり清湯塩。
塩気は穏やか、いや、そこそこ確りめなのだろうが、鶏の円やかさと拮抗して前に出て来ず、ラストにスパッとキレていく感覚か。
そこにジーンと絡む魚介は、おそらく昆布が相当活躍している。
節系や煮干も、後半になるほど存在感が出てくる。
これは美味しいわ。
本場神奈川淡麗系の名店に、勝るとも劣らないレベル。



■ 麺
麺がまた好みにピッタリ。
しなやか基調の中に、程よいコシや弾力性を感じさせてくれる多加水麺。
風味もスープと馴染んでいる。
喉越しにうっとりしながら、このメニューに「柳麺」と名付けたことに頷くことしきりだった。



■ トッピング
チャーシュー、メンマ、海苔、味玉、三つ葉、スプラウト、葱。


チャーシューはツマミでいただいたのと同じ、肩ロースを炭火で炙ったもの
程よく脂の落ちた肉肉しい食感、炙ることで凝縮された旨味と香ばしさの混ざり合い。
堪らん旨さだね。


サクコリメンマ、半熟度ジャストの味玉、どちらもスープと調和しながら、甘旨味のアクセントになっている。



■ 感想など
スープ、麺、トッピングと三拍子揃った逸品を堪能。
「中村屋」出身とのことで、わざわざ岐阜で?とも思ったのだが、来てみて良かった。
今回の岐阜シリーズはこれにて終了。
食○ログ上位店に絞った選択だったが、さすが何処でも満足させてくれて、岐阜のラーメンのレベルの高さを再認識した。
東海地方には、まだまだ何度も来ないといけないなあ。

ご馳走様でした。