つけめん さなだ @足立区 ~「三種のチャーシューつけめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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つけめん さなだ

足立区(北千住)
 
【メニュー】三種のチャーシューつけめん
【価格】1200円(チャーシュー増し300円含む)

[訪問時期] 2019年11月中旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+煮干/白湯
[味] 醤油
[麺] 太麺(200g)
[具] (麺)豚チャーシュー2種、鶏チャーシュー、メンマ、鶏節、(汁)海苔、葱


何だかんだあって、三度目の正直で初訪問。
この日上がった「今日の一杯」の影響が心配だったが、何とか夜営業一順目に滑り込んだ。



定刻開店時のシャッターズは15名強。
並び中の人数確認や食券購入の案内など、和装女将がフロントで大活躍




メニューは「大山鶏のつけめん」と「大山鶏の夜鳴きそば」の二本立てらしいが、この日後者には×印。
数量限定で解禁されたばかりの「三種のチャーシュー」つけめんをいただくことにした。




ビール🍺で喉を潤すうちにご対麺。



■ 麺とトッピング
麺は浅草開化楼に特注の多加水太ストレート
全粒粉は最小限に抑えて、小麦本来の風味を引き出し、一方でタピオカ粉を加えているらしい。
麺だけ啜ると、弾力あるモチモチ感、仄かに滲む甘味
気持ちソフトに仕上げて、シャバめなつけ汁とバランスを取っているようだ。



麺上のトッピは、豚・鶏合わせて3種×2枚、計6枚のチャーシューと、メンマ、鶏節


チャーシューの目玉は、真空調理の上で吊るし焼きにしたというバラ肉で、これは確かに旨い。
もうチョイ厚みがあればベストだ。
豚肩ロースと鶏ムネ肉のレアチャーももちろん上物で、どの肉も味付けは最小限に、ナチュラルな旨味を大切にしているのが気に入った。



それとは逆に、メンマには何とも言えない胡麻油の風味が漂い、素敵なアクセントになっている。
鶏節は「とものもと」みたいに、もう少し量を増やさないと、効果は感じにくいかな。


■ つけ汁と具
シャバ寄りのつけ汁は、主役の大山鶏に豚を交えた旨味が確り抽出された白湯醤油。
節や煮干の魚介がライトに支える。
三郷のオープン直後は、六厘舎に近い豚魚だったが、これは全く別物
マタオマ系でも、有りがちな鶏白湯でもない。
鶏豚魚、甘辛酸、どちらも見事なバランスで、ズシッと濃厚ながら飲みやすい。


一味、ブラペのツープラトンが絶妙にフィットした。



つけ汁中には、海苔とたっぷりの葱


■ 感想など
スープ割りは、店主さん自らあっさり魚介出汁を注いでくれる。
これがまたメッチャ旨くて、グレープフルーツ酢も使いながら、大満足のフィニッシュ。


店主ご夫妻始め、スタッフの皆さんが作り出す雰囲気も心地よい。
実は三郷時代には良い印象ばかりではなかったのだが、それを払拭して余りある訪問となった。

㊗️移転オープン㊗️
ご馳走様でした。