麺家 千祥 @荒川区 ～「ラーメン 並盛＋のり増し」

麺家 千祥

荒川区（町屋）

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【メニュー】ラーメン 並盛＋のり増し

【価格】650円＋50円

[訪問時期] 2019年10月下旬（平日） 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨/白湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺（130g位）
[トッピング] チャーシュー、ホウレン草、海苔、葱

飲み会帰り、腹が中途半端だったので、久々の〆ラーメン。
雨なので駅近でと当店にしたが、町屋駅から20秒ぐらいだから全く苦にならない。
21時半、三角形の角地に三角形に建つ店内はほぼ満席。

店外券売機で表題の食券をポチり、2席だけ空いていたカウンターに滑り込む。

お好みは全て普通でお願い。

その後も引っ切り無しに客の出入りがあり、スタッフの声が良く出ていて、活気ある雰囲気が心地よい。
僅か3分で着丼となったが、追加の海苔を載せ忘れたらしく、すぐに別皿で登場となった。

■ スープ
「水と生ガラのみで炊きだす無添加スープです」との案内を読み、改めてそんな家系が有るんだと感心。
大抵ひと口目に感じるピリッとした化調感はなく、冒頭から思いの外確りした豚の旨味が広がる。
醤油も比較的穏やかで、ガツンと醤油パンチ系とは明らかに異なる、終始クリーミーでマイルドな味わい。
個人的にはジャストな感覚なのだが、本格派志向の方は濃いめで頼んだ方が無難だろう。

ガッシリ重厚な豚感をニンニクでピシッと引き締め、ゴマもたっぷり投下し、飽きも感じずに飲み進めた。

■ 麺
家系御用達、酒井製麺製の短めな中太ストレート。
デフォ仕様は若干軟らかめで、口当たりチュルッと感じるが、そこそこのコシと粘りは健在。
味わいもスープと馴染んでいて、個人的には悪くないのだが、このあたりは好みの問題だろう。

■ トッピング
チャーシュー、ホウレン草、海苔、葱。
チャーシューは脂身を取ったロース煮豚だろうか。
やや冷たく硬いイメージなので、良くスープに浸してからいただく。
もうちょっとトロッとしていても良いかな。
ホウレン草は食感ジャストな茹で加減で、味も確り残り、これは増しもありなレベル。
デフォで3枚、追加5枚、計8枚の海苔も、中々良いものをお使いのようだ。

■ 感想など
無添加でごまかしの無いストレートな豚骨をベースに、マイルドに仕立てた食べやすい家系。
マイルドとは言っても“チャラい”感覚はナッシングなので、お好み調整で万人に受けるラーメンだろう。
駅近でこのレベルなら、間違いなく繁盛し続けるに違いない。

ご馳走様でした。