Nii @豊島区 ~「のどぐろと宇和島産真鯛ラーメン+煮玉子」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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Nii

豊島区(大塚)
 
【メニュー】のどぐろと宇和島産真鯛ラーメン+煮玉子
【価格】900円+煮玉子無料券

[訪問時期] 2019年7月中旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 魚介+鶏/濁清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、チンゲン菜、煮玉子、食用花、葱


会社帰りに当店を探してキョロキョロ歩いていたら、縞々服のお姉さんに声をかけられた。
煮玉子サービス券を渡され、新しいラーメン屋なのでよろしくお願いしますだと。
「何処?」、「ここです!」。。。ビンゴだった。
「じゃあ、入ってみようかな」サービス券ゲットの嬉しさと後ろめたさを押し殺すように、あくまでも勧誘された体で無人の店内へ。



券売機前でお姉さんが詳しく説明してくれるので、一応全部聞いてから表題をポチ。
そのクセ、ラオタ感丸出しで券売機の写真は撮るのだ。



厨房内には同じ縞々服の男性がいて、準備を整えると、裏手から見覚えのある店主さんが出て来られて調理を始める。
ほどなくご対麺。



スープ
予習していた通りの茶濁スープ。
ひと口めからのどぐろの濃密な旨味がかなり強めに攻めて来て、後口に苦味が残る。
先に食べられたRさんが仰る通り、これはのどぐろ煮干を使い、それもそこそこ短時間で炊き込んで、風味を根こそぎ抽出したものだろう。
一歩下がった真鯛の風味も確り感じられ、鶏っぽい動物系も支えていると思われる、とにかく分厚く複層的な出汁感
のどぐろは煮干でもかなり脂が多いが、その調整も上手く出来ていて、くどさがない。
後半、炭火焼きと思われるチャーシューからも、別種の仄かな苦味がこぼれてきて、ビター感の競演を楽しめる。
これは美味しい。




村上朝日製の中細ストレート。
加水低めながらザクパツ感を強調したタイプではなく、ここ数年、都内の気鋭の煮干店で盛んに使われている麺と良く似ている。
風味も食感も濃密なスープとジャストに渡り合う、美味しい麺だと思う。



トッピング
チャーシュー2枚、メンマ、チンゲン菜、味玉、食用花、葱。


チャーシューは一見肩ロースとバラかな?と思えるのだが、食べてみると、どちらも肩ロース肉を微妙に切り分けたもののようだ。
盛り付けの都度かなり厚めにカットされ、どちらも肉感溢れて美味しい。
特に、小さめで脂身率高めなほうは炭火焼きで仕上げられているようで、若干焦げた感じもするのだが、その炭香は徐々にスープに落ちて、前述通りのどぐろの苦味と相まみえる。


チンゲン菜は、提供直前にテボでさっと湯通し。
メンマはやや甘め。
サービスなのでスコアには反映しないが、煮玉子は更に甘めで、個人的にはちょっとハズレ。


■ 感想など
本店
「たけもと」が、定休日にやっていた二毛作店「進化論」
そこでのどぐろを使ったメニューを出していて、かなり興味があったのだが、結局行けずじまい。
なので、「進化論」をブラッシュアップしたと思われるこのメニューを楽しみにしていた。
のどぐろの気高さと荒々しさを、両面引き出したような
一杯に大満足。
次回はのどぐろ+真鯛のつけ麺バージョンも食べてみたいし、本日現在未リリースの「トマトみそ」なるメニューも気になる。
煮玉子サービス券もまた貰ったことだし、いずれ再訪してみよう。
因みにお姉さんの勧誘の賜物か、私が福の神だったのか😝、後客が7~8名で結構賑わっていた。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。