ラーメン にっこう @彦根市 ～「日香麺 清香」

ラーメン にっこう

彦根市

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【メニュー】日香麺 清香

【価格】820円

[訪問時期] 2018年9月中旬（平日） 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏豚＋魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺（140g位）
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、半味玉、水菜、葱



所用で彦根まで来たので、現在滋賀県No.1のお店に寄ってみる。

13時頃でも店内はほぼ埋まっており、ちょうど入れ替わりでカウンター席へ。
市街地からかなり離れた立地なのだが、ピーク時には行列必至の人気店らしい。

メニューのネーミングで面白いのがあっさり系の「日香麺」で、これは店名由来なのだろうが、更に塩は「清香」、醤油は「晴香」と命名されている。
因みに清香は「さやか」と読ませているので、どうしても人名に思えてしまう。

拘りが詰まっていそうな「日香麺の清香」即ち「あっさり清湯の塩」を注文。
ほどなくご対麺となった。

■ スープ
蘊蓄によれば、鶏豚の動物系に煮干・昆布などの和風出汁を加えた淡麗あっさり清湯とのこと。
個々の素材の旨味を明確に感じさせながら、何れかが突出することなく、じんわり複層的に寄せて来る。
ハイレベルな主張と、互いを高め合う調和のバランス。
あっさりと謳いながら、旨味は複雑濃密。
塩気が穏やかなこともあり、結構な奥行きを感じる味わいは間違いなく好みで、レンゲ止まらず飲み干した。

■ 麺
京都・棣鄂製の加水低めな細ストレート。
ボソ肌にスープが良く絡み、ザクパツの強め食感と豊かな風味。
ややお足が速く、後半ややべチャッとしてくるのは致し方ないところか。
スープ的には、しなやか多加水麺も試してみたいものだ。

■ トッピング
チャーシュー2種、メンマ、半味玉、水菜、葱。

チャーシューは肩ロースの低温調理と煮込んだバラ肉。
前者もレア食感に旨味が詰まり美味しいのだが、天使の如くフワトロで優しい甘味のバラ肉が、更にそれを上回った。

デフォで半分載った味玉は、卵黄に染みた醤油の味わいが格別。
チャーシューと味玉の味付けからすると、当店の醤油ラーメンも相当旨いに違いない。
メンマのシャクコリッと強めな食感も、良いアクセントだった。

■ 感想など
食べ終わる頃になっても、客足は一向に衰えない。
さすが、RDBでも食〇ログでも滋賀県No.1の店。
今回のワープ中に食べたラーメンの中で、食中食後の印象は此方が最も良かった。
ところがレポを書いている今、この一杯の記憶が最速で薄まりつつあるのは、優等生的なまとまり方が仇になっているのか。
まあ、そんなコメントはラオタの戯言だが。。。

ご馳走様でした。