メンドコロ Kinari @中野区 ~「冷製 Tsukemen 烏賊肝 醤油」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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メンドコロ Kinari

中野区(東中野)
 
【メニュー】冷製 Tsukemen 烏賊肝 醤油
【価格】880円

[訪問時期] 2018年9月中旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 烏賊+煮干+里芋/混濁(冷製)
[味] 醤油
[麺] 平打ち太麺(200g位)
[具] (別)鶏チャーシュー、ミョウガ、刻みキュウリ、針生姜、大葉、レモン、(麺)穂先メンマ、刻み海苔、(汁)刻み葱
[その他] カモ胸肉(250円)、味玉(100円)



移転前からの名物メニューが復活したので、会社帰りにMさん、O総裁とお邪魔。



先ずはアイドリングから。
サービスのアサリしぐれ煮、オツマミ仕様で頼んだカモ胸肉+味玉を摘まみながら、ハートランドから八海山の冷酒に移行。
絶品鴨ロース始め、さすが総裁が「夏のKinari極楽セット♪」と呼ぶだけのことはあって、かなり満足度が高い。



途中で麺が登場してしまうのだが、冷製つけ麺なので、撮影しながら落ち着いて飲み続けられる。
さて、それではそろそろいただこうか。


つけ汁
券売機には「イカの塩辛みたいな味です」という貼り紙。
ワタも含めて烏賊を丸ごと炊いて、ビターな烏賊らしさを際立たせているのだが、目に見えない工夫が詰まっている。
煮干と合わせ、オリーブオイルを垂らしてクセの突出を極力抑え、更には鶏卵を入れることでコクや円やかさを、里芋のすりつぶしで粘度を高めているという。
前回よりもややシャバめに感じたのは、里芋の量を減らしたのかな。
もはや汁料理の世界で、これがポン酒にバッチリ合う。
私のような烏賊好き、ポン酒好きには堪らない旨さなのだが、苦手な方は全く駄目だろう。



麺と麺上の具
は三河屋製の平打ち太ウェーブ
口当たり滑らかで、シコシコモッチリ食感。
見た目以上に華奢な感じの麺肌に、シャバめなつけ汁がジャストに絡む。




麺上にはたっぷりの穂先メンマと刻んだ海苔


別皿トッピング
鶏チャーシュー、ミョウガ、刻みキュウリ、針生姜、大葉、レモン。



以前は炙った烏賊の身が付いていて、ポン酒を加速させたのだが、残念ながら今回は無し。
代わりに鶏ムネ肉のレア仕上げが入っているが、しっとりジューシーでかなり美味しい。
味わいや食感に多彩なアクセントを付ける薬味陣は、今回も健在。


その都度烏賊つけ汁の表情が変わり、麺が見る見る減っていく。



スープ割り
トマトジュースとタバスコだったろうか。
思いもよらぬ激変スープ割りに、前回は驚いたものだ。
今回も同様の冷製スープ割りで、正に和製イタリアン、いや烏賊リアン😝
飲み干すに連れて、底に沈んだ微塵切りのスルメが現れてくる。
丼を持ち上げ、その食感を楽しみながらKKフィニッシュ。


■ 感想など
2年ぶりにいただいたキナリの烏賊つけ。
烏賊らしさをMAXに引き出した上で、独創的な合わせ技で更に磨いたり、癖を緩和したり
発想と技術性に富んだオンリーワンな一杯を、今回も堪能させていただいた。
烏賊好き、ポン酒好きの方なら、かなりの満足感を保証する。

ご馳走様でした。