麺処 ほん田 @北区 ~「10周年記念限定★雉と地鶏の醤油そば+雉の胸肉のたたき」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺処 ほん田

北区(東十条)

 
【メニュー】10周年記念限定★雉と地鶏の醤油そば +雉の胸肉のたたき
【価格】1000円+500円
 
[訪問時期] 2018年3月上旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏・豚・雉+魚貝/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] 鶏チャーシュー、雉たたき、穂先メンマ、海苔、葱2種

★3/2、3/3両日に提供されたメニューです。
 
 
「大公✖️地球の中華そば コラボからの連食です。

続いて、10周年記念限定を提供中のほん田さんへ。
 
 
 
3月2日、3日の2日間、昼夜各100食の提供。
昼提供分は早朝から整理券争奪戦が激しかったようだったが、夜は夜で勤め帰りの方を中心に長蛇の列。
定刻より20分以上早開けしてくれたのは有り難かった。
 
 
 
着席してほどなく、10周年の節目でも気負うところない若き店主から、スペシャルな一杯が届けられる。
 
 
 
スープ
ベースは地鶏と豚、そこに雉ガラを重ねた2段仕込みの動物系スープに、大量のしじみと魚介出汁を合わせたトリプルスープ仕立てとのこと。
因みに地鶏は山口産長州黒かしわ麺や福はらの福原店主から届けられた奈良産大和肉鶏で、しじみは宍道湖産
薄口醤油主体の淡い醤油に魚介がフワッと香り、それを突き破るように鶏の旨味がジュワッと湧き起こってくる
異なる具材の旨味は複層的で、ガラ出汁のキレと肉出汁のふくよかさが共存。
ラストにしじみ出汁がジーンと絡み、複雑カオスな余韻を伴いながら身体中に沁み渡る。
この後引く余韻が、今回の本田店主の狙いでもある。
さすがに美味しい。
 
 
 

心の味食品製のやや細めなストレート
口当たり喉越し良く、強めな歯応えと豊かな風味。
分厚く複層的なスープに埋もれることがないのは見事。
 
 
トッピング
長州黒かしわのレアチャーシュー、雉胸肉のたたき、穂先メンマ、海苔、そして葱は笹切り主体に2種。

何と言っても特筆すべきは長州黒かしわと雉肉の華麗なる競演
 
 
前者は皮付きのモモ肉らしく超軟らかで、ふっくらしたレア肉に濃密な旨味満載。
 
 
雉胸肉のたたきはコリコリ食感と軟らかさが同居し、スープを口に含みながら食べると堪らん旨さ。
 
 
両者の食感と旨味のバトルは甲乙付けがたく、飲み込むのが惜しいと感じられるほど素晴らしかった。
 
 
■ 感想など
10周年に相応しいプレミアムな一杯を堪能。
薄口醤油を支える複層的な出汁感を楽しみつつ、これを好きな塩味で味わったら突き抜け間違いなしと思った。
遡って見ると、前回8周年記念をいただいてから約2年ぶりの訪問。
レギュラーも含めて定期的に通わなければと、今更ながらに再認識。
ほん田さん、改めて10周年おめでとうございました。
 
ご馳走さまでした。