八咫烏 @千代田区 ~「八咫烏×坂本01★コラボラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

八咫烏

千代田区(九段下)
 
【注文】八咫烏×坂本01★コラボラーメン
【価格】 1000円
 
[訪問時期] 2017年12月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 豚鶏+野菜ブイヨン/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太麺(150g位)
[具] チャーシュー2種、筍、菜の花、唐辛子入りガーリックペースト、刻み葱

★当日限定で提供されたメニューです。
 
 
らぁ麺 はやし田からの連食です。

「八咫烏」麺屋 坂本01の第2回コラボへ。
 

新宿三丁目から九段下に移動すると、麺友さんたちとの待ち合わせタイムの少し前。
この日は10時から150食提供とのことで、開店直後の混雑を避けてお昼時を狙ってみた。

店先には15名強の行列があり、40分ほど待って店内へ。
まだちょっと早かったか。
 
 
 
ワンメニュー提供でもあり、着席してビールを飲み始めてすぐにご対麺。
 
 
 
スープ
スープは「坂本01」担当で、豚鶏ベースに根菜、葉菜、果物、茸のブイヨンを合わせた清湯。
動物系は1ℓあたり1kgを入れた濃縮バージョン。
しし唐、茄子、うど等による優しい甘味のブイヨンは、「カタカナ野菜は使わない」ことに拘ったと言う。
醤油カエシと、豚・野菜混合の香味油は「八咫烏」担当
先行レポにある通り、濃密な油と相俟った清湯らしからぬ動物出汁がズシンと響くが、すぐに野菜・根菜ブイヨンの優しいスッキリ感に包まれる。
やがてローストガーリックに自家製唐辛子を加えたピリ辛ペーストが流れ出し、後半は全くの別世界感を演出。
起承転結の妙を感じる素晴らしいスープ。
醤油カエシの主張がもう少し穏やかなら、言うことなかった。
 
 
 

両店らしく麺線が美しい、三河屋製の扁平な中太ストレート
「八咫烏」の油そば系で見かける麺と良く似た形状なのだが、歯にまとわり付くようなシルキー食感が特徴的。
その滑らかな麺肌から一転、確りとコシを湛え、極上清湯スープとの相性も良かったと思う。
 
 
 

「八咫烏」らしい趣向が溢れまくるラインナップ。
サクッと軽快な噛み心地のは、風味豊かな焼き浸し
菜の花には鮭風味が染み込んでいるのだが、鮭節を加えたお浸しと言う。
沈んだ色合いなのがちょっと勿体無い。
唐辛子入りローストガーリックペーストの効能については上述の通り。
 
 
 
バラ肉と肩ロースのレアチャーシューが各々3~4枚ほど。
勿論美味しいものだが、超薄切りなのですぐに熱が入り、良い条件で食べれなかったのが悔やまれる。
 


■ 感想など  
両店の実力を結集した渾身の一杯を堪能。
言わば超濃縮+超あっさりによる超清湯で、こういう足し算は初体験。
某総裁は「スーパー清湯」と仰っているが、まんま同じやん(笑)
具材に仕込まれたギミックが、楽しさに輪をかけた。
次回のコラボも楽しみだ。
 
ご馳走さまでした。