食堂酒場 Gracia @台東区 ~「〆のさつま地鶏と天草大王の濃厚白湯ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

食堂酒場  Gracia

台東区(浅草橋)
 
【注文】〆のさつま地鶏と天草大王の濃厚白湯ラーメン
【価格】 980円
 
[訪問時期] 2017年7月中旬(平日) 夜
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏+魚介/白湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中太縮れ麺(130g位)
[具] 鶏チャーシュー、メンマ、オクラ、ミョウガ、刻み大葉、白ゴマ
[別注文] 天草大王 鶏ロースト(1280円)、四日市トンテキ(1280円)、宮崎牛A5サーロインビーフシチュー(2980円)等
 
★常時提供しているメニューではありません。
 
 
ラーメン居酒屋探訪の会、今日は3人連れ立って浅草橋の当店へ。
お店に入ると、顔見知りのラオタさんがお楽しみ中なのに驚く。
肉料理に定評があるビストロ風食堂
で、名物は本場さながらの四日市トンテキらしい。
値段も良いがどの料理も美味しく、平日19時までは1000円引きというハウスワインがすぐ空になる。
 
 
 
[宮崎牛A5サーロインビーフシチュー、天草大王 鶏ロースト、四日市トンテキ]
 
かなり唐突感もあるのだが、このビストロに日替わりの〆ラーメンがあるのだから堪らない。
経緯は分からないが、たまに有名店製の麺などを使っていたりもするようだ。
美味しい肉とワインを散々楽しんだ後で、この日提供の標題をいただくことにした。
 
 
 
スープ
粘度そこそこな濃厚鶏白湯
ブランド地鶏の強い旨味が確りと抽出され、余韻には魚介感も絡んで厚みも上々。
やや強めな塩気は、味の濃い肉の後ではさほど気にならない。
これは本格派! 
後半ちょっと単調的に感じられるのは、このタイプの宿命で致し方のないところか。
とか言いながら、BPを使ったりして結局完飲してしまった。
 
 
 

平打ち中太のピロピロ麺。
先客さんによると、秋田の佐藤養悦本舗製とのことで、同店製のこのタイプの麺は初めて。
好きなタイプだし美味しいのだが、佐藤養悦本舗と聞けば、ツルツルトロトロチックな稲庭麺で味わってみたい気もする。
麺量は130g前後と、〆には相応しい。
 
 
 

鶏チャーシュー、メンマ、オクラ、ミョウガ、刻み大葉、白ゴマ。
 
 
鶏の低温調理チャーシューは、しっとり感、軟らかなレア食感、旨味の凝縮いずれも満足レベル。
さすが肉に拘るビストロと思わせる逸品だ。
 
 
 
縦にカットした生オクラ、生ミョウガは銀座の某店を想起させるが、生憎個人的にこういう系はあまり得意でない。
やや甘ジョッパな
メンマも、スープに合うかと言えば微妙かも。
 
 
■ 感想など
専門店のスープと全く遜色ない濃厚鶏白湯に、秋田の有名稲庭中華麺。
一部個人的に合わなかったにせよ、夏らしさを前面に出した具の数々。
こんなに美味しいビストロで、これほど本格的な麺で〆られるとは、いよいよラーメンが食文化の中核に躍り出てきたということか。
素材にコストをかけているとは言え、980円との価格設定は如何にもビストロ風で、ラーメン専門店にはとても真似出来ないだろう(笑)
再訪が楽しみなお店である。
 
ご馳走さまでした