牛乳屋食堂 @会津若松市 ~「ミルクみそラーメン(極太手打麺)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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牛乳屋食堂

会津若松市(芦ノ牧温泉)

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【注文】ミルクみそラーメン(極太手打麺)
【価格】 850円(麺変更50円含む)
 
[訪問時期] 2017年6月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 豚鶏/清湯
[味] 味噌+牛乳
[麺] 平打ち極太縮れ麺(150g位)
[具] チャーシュー、メンマ、コーン、刻み葱、糸唐辛子、粉チーズ
 
 
此方も念願だった「牛乳屋食堂」でランチ。
興味が湧く点が3つある。
まずは、
会津ラーメン発祥の店と言われていること。
何でも会津ラーメンは喜多方ラーメンと別物で、昭和初期に
牛乳屋さんから興った当店が発祥だと聞いたことがある。
次に、大好きな仙台の
伊藤商店の店主さんが、当店出身だという点。
更に、正に当店にピッタリな
「ミルクみそラーメン」というメニューの存在。
因みに自分は以前、青森の
味の札幌 大西というお店で、味噌カレー牛乳バターラーメンなるモノを食べたこともあるのだが(笑)
 
 
お昼少し前に到着すると店内ちょうど満席で、受付簿に名前を書いて待つこと5分ほどで小上がり席に案内される。
醤油、塩、味噌に加えて冷やしや限定麺等多彩なメニューの中で、「みそラーメン充実しました」と、味噌に1ページを割いている。
結構、味噌推しの店
なのだ。
会津らしく
ソースカツ丼とのセットメニューが人気のようで、先客の殆どが注文していた。
 
 
 
自分は「ミルクみそラーメン」を、会津1、2を争うという極太手打麺でいただくことにした。
 
 
 
スープ
結構シャバめなスープのベースは、他メニュー同様、豚鶏に魚介を合わせた清湯だろう。
円やかなブレンド味噌が支配的だが、動物主体の厚みは確り伝わる。
そこにミルクの濃厚なコクが加わるのだが、味噌にミルクを足しただけの単純なスープではない
具の上から振られた粉チーズの濃密感、表面に浮かぶラー油の僅かなピリ辛、具のコーン由来の甘味などの仕掛けが施され、複雑多重な味わいを作っている。
これが妙に嵌まるコンビネーションなのだ。
 
 
 

デフォの麺は会津で一般的な中太サイズらしいが、今日は+50円で極太手打麺に変更
手打ち乱切りの極太麺を手揉みで押しつぶし、平たい幅広のピロピロ形状にした感じだろうか。
跳ね回ってスープが飛び散りそうで、とても啜れるような麺ではない(笑)
強いコシを噛みしだくように食べ進むが、ゴワゴワ感はなく
直ぐにモッチリ変化。
味噌スープとのバランスは良い。
麺量は150gオーバーほどだろうか。
 
 
 

チャーシュー、メンマ、コーン、刻み葱、糸唐辛子に加えて、前述の粉チーズがスープに濃密なコクを落とす。
 
 
チャーシューは肩ロースの煮豚が2枚。
結構な厚みがあり、ホロッと軟らか食感ながら肉肉しい食べ応えで満足度は高い。
 
 
 
他の具は標準的なものだが、全体のバランスは取れているようだ。
 
 
■ 感想など
終盤はやや甘味が強まった気がしたので、ラー油を回し掛けて対応。
穴あきレンゲでちまちまとコーンを浚っていたのだが、これはどうせ完飲必至のスープだと判断し、すぐにレンゲに変えてスープごと飲み干した。
 
 
自慢の味噌にミルクを単純に足すだけでなく、細かいギミックで複雑な味わいを作り出したスープ。
ちょっとお目にかかれないサイズの
極太手打ち麺
期待に応えてくれると同時に、記憶に残り続けるであろう一杯となった。
 
ご馳走さまでした