MENYA
食い味の道有楽
柏市(北柏)
【注文】限定☆海老和え蕎麦
【価格】 1200円
[訪問時期] 2017年4月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[味] 魚介醬油ダレ
[麺] 中太麺(250g位)
[具] チャーシュー、蒸し鶏、温玉、糸賀喜、メンマ、ホウレン草、水菜、海老粉、ハジカミ、刻み葱、(別)赤海老
[別注文] 焼き餃子(当日限定/5個400円)
5月3日からの月替わり限定復活前に、レギュラー狙いで麺友さんたちとシャッターズ。
この日は餃子が有る!とのことで勿論お願い。
餃子はパリッパリの皮にジューシーな肉野菜餡で、いきなりビールが止まらない。
何を作っても絶品に仕上げて来るのには、ただただ脱帽だ。
〆の一杯は塩味の和え蕎麦と決めていたが、JKのオススメに従って標題をお願いした。
■ 麺と醬油ダレ
麺は菅野製麺所製の中太ストレート。
適度なコシと弾力性を残しつつ、モッチモチの麺の美味しさも伝える茹で加減。
硬軟両面の表情と豊かな風味を楽しめる麺だ。
麺量は250g程度。
塩ダレは宗田鰹ベースに乾物類が加わった和魚介系で、ブラックペッパーがピリッと味を引き締める。
そこに合わせられた海老油がかなりブワッと響き、混ぜると丼全体が海老感に染まっていく。
■ 具
丼内にはチャーシュー、蒸し鶏、温玉、糸賀喜、メンマ、ホウレン草、水菜、海老粉、ハジカミ、刻み葱。
肉と野菜類がバランス良く、しかもたっぷりなのが嬉しい。
このメニューの味わいに大きく関わるのが海老粉と糸賀喜。
海老粉はその一段と強い風味で、丼内の海老感にダメ押しのダメ押し。
糸賀喜はマグロ節の上品な風味で、潮の味わいを複雑重層化する仕掛け人である。
その他はお馴染みのメンバーだが、中でも今日の紫峰豚レアチャーシューは、食感も旨味もいつもに増した満足度。
蒸し鶏は糸賀喜の下に隠れている。
別皿提供の赤海老は毎度ながらプリップリで、その旨甘味はまるで甘海老の親玉のよう。
わざとミソが残るように食べ、後程のプチ味変に備える。
■ 実食
天地返しに入った途端、海老の香りが立ち上る。
海老粉が拡散して麺に付着し、海老油との相乗効果による海老ワールドがいきなり全開。
とは言いつつ、宗田鰹や糸賀喜の存在感も確り残す絶妙な塩梅に感心する。
キリッとした塩ダレは温玉効果で円やかに。
途中で赤海老のミソ部分を混ぜ込むと、あの独特な苦ウマ海老感がヒートアップ!
啜るたびに異なる表情に翻弄されながら、気が付けば一気に完食のパターンだ。
残った海老塩ダレに卓上ポットの鶏出汁を注いで更に複雑化。
それをご飯にかけた〆ライスの旨さは想像を絶するもの!
今日も腹パン、大満足のフィニッシュとなった。
■ 感想など
前回の醤油ダレによる和え蕎麦とは全くの別物。
いや、塩・醬油の違いだけでなく、メニューごとに異なる世界を作り上げるのが如何にもJKらしい。
既に始まった「皐月の一杯」は「紅ズワイ&赤海老」を基調に、タルタルや胡麻ダレの冷やしバージョン等、様々な展開を楽しめる趣向になっているとのこと。
想像するだけでワクワクする。
ご馳走さまでした。