らーめん 凛々
福生市(拝島)
【注文】 凛々しい地鶏中華そば
【価格】 780円
[訪問時期] 2017年4月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(150g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、山クラゲ、海苔、三つ葉
[その他] 割りスープ(カキ)付き
「東大和ラーメン 大冬樹」からの連食です。
この日は公休!な麺友さんの運転で拝島に移動し、作秋オープンの当店に初訪問。
12時20分到着でお子様連れ3名に接続して外待ち開始。
5席のお店に3名が入られ、後続の我々も3名。。。という不運もあり、入店まで40分を要した。
外観から店内に至るまでハイデンコッコワールド全開。
券売機はコインパーキング清算機のようにメニュー番号を入力するのだが、これは初訪者はちょっと戸惑うだろう(笑)
標題のメニュー番号「01」を入力し発券。
本店店主さんと可愛らしいお嬢さんとの二人三脚オペが微笑ましくて、長い待ち時間などすぐに忘れてしまった。
程なくご対麺。
■ スープ
やや多めの油と相俟った鶏がジュワッと先行し、それを円やかな醤油が優しく包み込んで余韻へと伸びていく。
比内地鶏の熟成丸鶏を使用とのこと。
そのふくよかな旨味は勿論素晴らしいのだが、芳醇な華やぎを感じさせる醤油の旨さも特筆すべきだろう。
この醤油が一歩下がることで、終始鶏が生き生き輝き続ける。
この類の清湯醤油は個人的嗜好にピタリと嵌る。
■ 麺
低加水のストレート細麺。
五ノ神製とのことで、本店の麺とほぼ同じタイプに感じる。
ボソッとした麺肌がスープを巧みに拾い上げ、食感はザクパツ。
鶏清湯には多加水しなやか系が多い昨今だが、たまにこういう組み合わせも良い。
麺量は150g程度だろう。
■ 具
チャーシュー、鶏チャーシュー、山クラゲ、海苔、三つ葉。
肩ロースのレア仕上げを薄切りにして載せるスタイル。
岩手県館ヶ森高原豚を熟成させ、自家製ダレに2日間漬け込んだ上で低温調理をしたものとか。
色合い的に華はないのだが、その旨味の凝縮は見事だ。
その下には鶏ムネ肉のレアチャーシューが隠れている。
山クラゲの食感は、メンマを遥かに凌ぐアクセントだ。
■ スープ割り
汁そばなのにスープ割りが出来るのが、当店の楽しみのひとつ。
入店と同時に今日は牡蠣スープと知り、テンションがかなり上がっていた。
香ばしい牡蠣の身を浮かべて戻されたスープ割りは熱々で、そのテンションがもう数段階ヒートアップする位の絶品!
先程まで主役だった比内地鶏を下支え役に追いやり、これ以上ないと思うほどの牡蠣感の凝縮。
汗が滲むのも構わず、ただただ無言でレンゲを動かし続けるだけだった。
■ 感想など
比内地鶏の清湯醤油スープも美味しかったが、絶品スープ割りが完全にそれを食ってしまった。
牡蠣を使ったスープではマイベストかも知れない。
麺友さんの感想と同様に、このスープで麺を食べてみたいと思ったし、最初からこのスープを出されたら、スコアも大台間違いなしだっただろう。
この日の2軒、お連れいただいた麺友さんに改めて感謝申し上げたい。
ご馳走さまでした。