横浜市中区 (関内)
【注文】 THE MAD & Shrimp ＋肉増し
【価格】 950円＋250円
[訪問時期] 2017年2月中旬（休日） 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 蟹＋海老＋煮干/混濁
[味] 醬油
[麺] 中細麺（150g位）
[具] (麺)刻み玉ねぎ、刻み青葱、(別)チャーシュー、刻み青葱
★常時提供されているメニューではありません。
久しく食べていなかった丿貫さんのマッドクラブを狙って。
次週は周年イベントだし、今日は佐藤店主も居そうにないので、並びも緩めかと予想していたが、そんなことは関係ないようだ。
定刻開店時には30名弱のシャッターズ。
何とか一巡目に滑り込み、今日まで提供との標題を注文。
加えて別皿肉をツマミに赤星プハー。。。
と思ったら、肉とラーメンがほぼ同時に出て来た(^^;
予めスープとカエシを合わせてあり、麺茹でも短いので、1ロット2杯ずつの出来上がりが恐ろしく速いのだ。
■ スープ
マッドの蟹感がブワッと先行し、香ばしい海老風味がやや控えめに後追いする展開。
余韻にはじんわりと煮干の苦味も絡んでくる。
蟹を叩いたり煮干をミキシングしたりすることによって、スープは白湯のように混濁。
蟹本来の旨甘味はじめ、蟹味噌の苦味や他素材が織り成す出汁感は濃密で、塩気高め、油多めのハード仕上げにも埋もれることがない。
最後まで意外とすっきり飲めてしまう。
このバランス、流石である。
■ 麺
加水低めの中細ストレート。
おそらく以前の佐藤製麺製から変わっていないのだろう。
低加水ならではのザクパツ食感を、巧みに引き出す硬めの茹で加減。
何より、この麺は当店のスープとの相性が抜群に良い。
麺量は150g程度。
■ 具
麺上はデフォ通り、刻み玉ねぎと刻み青葱のみのかけスタイル。
追加の肉は別皿でいただく。
レアチャーシューをスライスするようになってからは、実は夜に一度賞味しただけだった。
大ぶり肩ロースのカットは薄すぎず厚すぎずで、適度のボリューム感を持って味わわせてくれる。
その食感・肉感共に、このタイプでは最高峰ではないだろうか。
■ 感想など
素材の旨味を十分に確保しながら、カエシと油のパンチを加えた一杯。
流石マッドクラブの先駆者と思わせるものだった。
黒酢、牡蠣、マッドクラブと揃った和え玉が魅力的で、殆どの方が注文していたが、我々は次が有るので泣く泣く控えた。
久々に佐藤店主にもお会いしたいものだ。
ご馳走さまでした。
