麺LABO ひろ @目黒区 ~「鶏そば醤油」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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LABO ひろ
目黒区(学芸大学)


【注文】鶏そば醤油
【価格】 900円

[訪問時期] 2017年1月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 醬油
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、実山椒、白髪葱、三つ葉、柚子皮



外出途中に昨年12月オープンの新店でランチ。
ちょうど暖簾が掛けられた頃合いで到着、平日だからかシャッターズが居ないのが意外。
後客は10名以上だったが、テーブル席も多いので満席にはならない。



本日は醬油の日
券売機の写真を撮ろうとしたら、「店内撮影NG、商品撮影はOK」との貼紙を見つけて撃沈。
カウンター周りには荷物置きやハンガー一切なく、お昼時なので座席にも置けず。。。
止む無くカバンを床に直置きした上にコートを載せたが、これは改善が望まれるところだ。
ほどなくご対麺。




スープ
溢れる鶏の旨味と上品な鴨油のコク深さが一体となって押し寄せ、思わずおっ!と身を乗り出す。
奥でじんわりと支える魚介が巧みにバランスを取りつつ、鶏出汁をクローズアップさせている。
醬油はキリッと立ちつつも、強い主張の寸前で鶏と拮抗のポジショニング。
鶏、鴨、醬油が互いに高め合うようなバランスは、流行の鶏清湯醬油とは一線を画する。
グイグイ引き込まれるスープだ。




京都・麺屋棣鄂製の中細、やや細めなストレート
しなやかに滑り込む麺肌にはスープが確り吸着し、麺そのものの味わいと見事に競演していく。
軟らかそうで意外と強いコシと弾力性
この麺もピタッと嵌まっているようだ。
麺量は150g程度と標準的だろうか。





チャーシュー、鶏チャーシュー、実山椒、白髪葱、三つ葉、柚子皮。
実はスープを注ぐ前に、タレと共に丼に三つ葉の若芽のようなものが入れられているのだが、風味からは正体を特定できなかった。

で、まずはチャーシューが超美味しい。
肩ロースのレアチャーは柔らかく、赤身・脂身のバランス良く、何より旨味の蓄え方が素晴らしい。
鶏ムネ肉もサクッと歯が入るレア加減で、載せられた実山椒との相性が実に良い。
次回はチャーシューは追加必至だ。




更にこの実山椒と三つ葉、柚子皮の薬味陣とスープとの、それぞれのコラボが見事である。



■ 感想など
普段は塩派な自分だが、この一杯はビンビン響くものを感じた。
スープ、麺、具全てにおいての隙のなさは、最近の人気ランキングの上位にランクされるのも納得だ。
店主さんはビブグルマンに3年連続選出された「やきとり まさ吉」の出身と聞く。
おそらく拘りの厳選素材を使っているだろうから、ややお高めの価格設定も頷ける。
まさ吉」で人気の数量限定のラーメンも、やき鳥と共に味わってみたいものだ。

残念なのが店内の快適性。
前述の物置きスペースに加えて、カウンターに比して座席が高く不釣合い。
このあたりのストレスがなければ、更に数点上のスコアを付けただろう。

ご馳走さまでした