立ち呑み居酒屋 金町製麺
葛飾区 (金町)
【注文】当日限定☆濃厚中華そば
【価格】 800円
[訪問時期] 2017年1月上旬(平日) 夜
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 豚骨/白湯
[味] 醤油
[麺] 手揉み中太麺(150g)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、茹でもやし、メンマ、刻み葱2種、ニンニク
★このメニューは常時提供されているものではありません。
年明け初出勤日の疲れを癒しに、麺友さんと。
メガライモンを片手に安くて美味しいオツマミをかなり食べ、腹も膨れて来る。
[ネギトロユッケ、水餃子、トマトのロースト&クリームチーズ、焼き春菊のアンチョビソースがけ]
[マカロニ蟹グラタン、ポテトサラダ、豚ヒレカツ、ネギの自家製ふき味噌焼き]
今日の麺メニューは4種類。
あっさり系をと選んでいる所に、当店では見たことのないJ系風の一杯が隣客に届くのを見てしまった。
22時近くに背徳ぽい一杯を我慢できずに、思わず同じものを頼んでしまう。
■ スープ
確り乳化したド豚骨にやや強めの醤油カエシ、表層に浮かぶ背脂。
J系店でも見かけない、まるで味噌のようなドロ系スープには些か驚いた。
徐々に溶かすニンニク玉も、程よい刺激のパンチ。
円やかな豚の旨味とニンニクパンチの往復ビンタに、酔った脳が徐々に覚醒していく。
流石にこの時間帯ややヘビーではあるが、店主さんのセンスに脱帽の旨さだ。
■ 麺
レギュラーの「手打ち中華そば」にも使用される手打ち太麺。
平打ちに手揉みを加えた七彩系ならではのボコピロ太麺で、多加水らしいコシとモッチリ感。
濃厚豚骨スープに全く負けない存在感で、やはり自分はこの麺が好き。
麺量は150g程度だろう。
■ 具
チャーシュー、鶏チャーシュー、茹でもやし、メンマ、刻み葱2種、刻みニンニク玉。
チャーシューはバラ肉をローストしたもので、程よく落とした脂身と旨味を蓄えた赤身のバランスが良い。
鶏チャーシューはいつものレアタイプではなく、モモ肉のローストだろうか。
分厚く、軟らかく、旨味が確り凝縮されている。
茹でもやしは飲み〆には正に適量で、濃厚スープを上手く中和していく。
■ 感想など
J系風に仕立てた超濃厚なド豚骨醤油。
飲み客の僅か何割かの注文のために、これだけ本格的なド豚骨を炊く拘りが凄い。
スープ、麺、具の三拍子揃った美味しさは、下手なJ系で食べるよりよっぽど上を行く。
日替りオツマミまで全て一人で、十手観音のようにこなす店主さんの引き出し、どこまで無尽蔵なのか。
因みに、翌朝の胃の重たさもそれなりのレベルだった(^_^;
ご馳走さまでした~