The Noodles & Saloon Kiriya @流山市 ~「らぁ麺+岩のり」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

The Noodles & Saloon
Kiriya
流山市(初石)


【注文】 らぁ麺+岩のり
【価格】 700円+100円

[訪問時期] 2016年12月下旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 豚+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち手揉み太麺(150g位)
[具] チャーシュー、メンマ、岩のり、刻み葱、カイワレ



準地元の流山の新店へ。
店主さんはRDBやTwitterでやり取りの有ったあの方だと聞いて、俄然優先順位が上がった。
金曜夜、土日昼夜の週末営業のみだが、土日は基本朝8時開店というのは店主さんが通われていたあの店の影響か。
初石駅近くの和菓子店を改装した、手作り感漂う店内。
店外のテント看板はまだ和菓子店のまま。




店主さんに挨拶しデフォメニューを注文、煮干系と聞いたので岩のりもお願いした。
慎重ながら堂にいった手捌きで、我が一杯が登場する。



スープ
ビシッと煮干の主張を感じ、遅れてじんわり湧き立つような節系と共に力強い魚介感を醸し出していく。
魚介系は鰯煮干、鯖節、宗田節、枯れ木節、昆布等で、それをじっくり抽出した豚主体の動物出汁が確りと支える。
地元千葉産のブレンド醬油はやや強めだが、魚介系・動物系の分厚い出汁感とバランス良く一体化し、過度の主張を感じさせない。
煮干筆頭の穏やかな魚介が身体に染み入るようなスープで、後を引く美味しさだ。





自家製の平打ち太麺に丹念に手揉みを加えた、多加水ボコピロタイプ。
前日も「煮干し中華そば一燈」で似たような麺を食べたが、今年はこのタイプに良く出会った。
自家製麺、それも手揉みを選択したことで、時間的にも労力的にもかなり大変なご様子。
でもそのご苦労が宿ったようなこの麺は、感触も食感も好みだ。
麺量は標準的な150g程度か。





チャーシュー、メンマ、岩のり、刻み葱、カイワレ。



チャーシューは肩ロースの煮豚タイプで、そこそこ厚手。
厚手で食べ応えがあり、ジューシーさと旨味を確り残している。



この店主さんが作る一杯なら必ず合う筈と踏んで、岩のり(バラのり)を追加した。
結果大正解の磯感シナジー。




■ 感想など
食後少し店主さんと話していたら、すっかり後払いを失念し久々の食い逃げ未遂(笑)

この翌日には醬油を少なめに微調整したらしい。
この手のスープはブレも有るだろうし、味を固定するにはもう少々時間を要すのか。
ご自身が食べたいラーメンを突き詰めれば、自ずと支持を受けるはず。
本業と二足のわらじは大変だと思うが、ぜひ頑張っていただきたい。

ご馳走さまでした