つくば市
【注文】 限定☆冷やし貝鮮丸
【価格】 900円
[訪問時期] 2016年7月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち縮れ太麺(170g位)
[具] 鶏チャーシュー、とびこ、タコとあさりのあん、加工葛そうめん、三つ葉、白髪葱、(他)エビみその豆腐クリーム、大葉と煮干のソース
[別注文] 玉子かけご飯(300円)
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連日の茨城。
昨日食べ損なった限定メニューが気に掛かり、嫁さんを撒き餌で連れ出して訪問。
到着が遅れて開店時間の5分前になってしまい、既に10数名のシャッターズにビビリましたが、知り合いから「今日は20食ぐらいありそう」と聞いてホッと安堵。
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何となく食べたくなったTKGと合わせて食券を購入し、カウンターで出来上がりを待ちます。
開店と同時に後続客が押し寄せ、すぐに店内待ち15名ほどになってましたよ。
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■ スープ
諸兄のレポで紹介されている通り、貝、昆布、どんこ(乾椎茸)、煮干、真鯛のアラで取られた冷製清湯。
ネーミングのイメージ通り浅利主体の貝出汁と鮮魚の旨味が主役で、油は不使用。
ストレートに伝わる磯感は思いのほか分厚く、適度の苦味が心地好いですね。
脇に垂らされた大葉と煮干のソースが、和なアクセントと香味油代わりのコクを落とします。
対照的なのが丼縁に貼り付いたエビみその豆腐クリーム。
このペースト状の味変具材を貝鮮スープと共に口に入れ、舌の上でゆっくりと調和させると、フレンチな冷製エビクリームスープを飲んでる錯角に陥るから楽しいですね。
卓越したスープをベースに、飽きさせない工夫が見事です。
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■ 麺
菅野製麺所製の太めな平打ち微縮れタイプ。
チュルッとした食感にスープが良く絡み、確り水〆された強めのコシ、モッチリしながらの喉越しの良さ。
このメニューにはドンピシャ填まる麺ですね。
麺量は標準よりやや多めに感じます。
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■ 具
鶏チャーシュー、とびこ、タコとあさりのあん、加工葛そうめん、三つ葉、白髪葱。
他には上述したアクセントの味変具。
窯焼きの鶏チャーシューは、モモ肉らしい軟らかい肉に凝縮された旨味が何とも言えず美味しい。
タコとあさりは軟らかく煮て、マリネのように冷餡を絡めたもので、これだけで一品料理になりそうな質の高さ。
驚いたのは加工葛そうめん。
3色の葛そうめんを素揚げにした花細工仕様で、口に入れると葛の風味がじんわり広がります。
何故ここにこれを?とか考えず、この手間と美味しさに素直に賛辞を贈ります。
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■ 玉子かけご飯
「濃厚でおすすめ!」との那須御養卵を使ったTKG。
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ご飯、卵、タレのシンプルなセットながら、この卵の濃密度を味わうにはこれがベストでしょう。
そのまま半分サラサラと、後半は冷やし貝鮮スープを注いで冷汁風にいただきました。
これが予想通り旨かった。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160719/09/toshikun0316/35/c1/j/o0737096013701080428.jpg?caw=800)
■ 感想など
こうした「ひと手間」を惜しまない一杯には心を動かされます。
スープ、麺、ベーシックな具だけでも十分美味しいのに、更に加えるアイディアやテクニックがラーメンを創作料理に高め、食べ手の期待値を上回ってきます。
素晴らしい作品でした。
同じメニューを食べた嫁さんもかなり気に入った様子。
まあ、この後アウトレットで買い物して、高いラーメンにされちゃいましたけどね(笑)
ご馳走さまでした~
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