豚骨一燈 @江戸川区 ~「限定☆蛤醤油そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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豚骨一燈
江戸川区 (小岩)

【注文】 期間数量限醤油そば
【価格】 780円

[訪問時期] 2016年2月上旬(平日) 昼
[店内状況] 開店待ち3番目、後客約10名
[注文方法] 券売機にて
[味] 豚骨+蛤/清湯/醤油
[麺] 中太麺(150g)
[具] チャーシュー、メンマ、海苔、白髪葱



終了間際につき、こちらも先上げ。
外出ついでの早飯は、豚骨一燈で始まったばかりの限定麺。
2月2日(火)~9日(火)の約1週間のみ昼夜各10食との超狭き門なので、タイミングを逃すと即アウトっぽいですからね。



定刻と同時に悠然と登場した福原店長の、有難いご高説に続いて開店。
この時点のシャッターズはちょうど10名で、全員が限定を注文されたので早SOLD OUT!




開店から7~8分、2杯作りの2巡目に登場となります。



スープ
ライトな豚骨ベースに大量の蛤を合わせたもので、福原店主にしては珍しい醤油清湯
珍しいねと声をかけると塩での試作はエグミが出てしまったので」、「まともな醤油は初めて」と屈託ない笑顔が帰ってきます。
醤油は茨城の柴沼醤油の生醤油を使い、最近傾注してる無化調仕上げ。
蛤100%だと醤油に負けてしまうので豚をベースに引いて、後は若干の乾物系を合わせたとか。

で、とにかくがズドーン!
豚骨に蛤と言えばWスープの蛤の名店と同じスペックですが、スープ中に溢れそうに充満してる蛤の強さ濃さはその上を行くレベルですね。
濃口の生醤油を使いながらあくまでも主役は蛤で、醤油が控えめに蛤を引き立たせてるのが印象的。
いや~これは素晴らしいスープですね。





自家工場に特注した中太ストレート
このスープにこの麺? これは完全に意表を突かれました。
麺の外側に割とふんわりした層があり、その内側に弾力性豊かな歯応えを感じます。
食感は新鮮だし風味も豊かだし、スープの絡みも良くて結構なんですが、個人的にはやはり細め低加水のザクパツ麺で食べてみたいと思ってしまいますかね。
麺量は150gとのこと。





チャーシュー、メンマ、海苔、白髪葱のシンプルな構成。

チャーシューは大ぶりな肩ロースを低温で仕上げたもので、鮮やかなレアピンクがスープ熱で見る見る変わっていきますよ~(^^;
でも、安心してください!
ちょうど表面の変色が終わった頃合いで齧り付くと、肉肉しい食感に続いて噛むほどに溢れ出て来る肉汁が堪りませんから。



サクコリなメンマを始め、シンプルな具の構成はスープの美味しさを損なわずにグッドですね。
欲を言えば、あと100円高くても蛤の身が乗ってると雰囲気が出て来そうですが。



■ 感想など
スープは「まともな醤油は初めて」とは思えない素晴らしいもの。
きっと寝ずにあれやこれや格闘した末の傑作なんでしょう。
麺との相性にはやや疑問符をつけてしまいましたが、考えてみれば常識と先入観に囚われない福原店長の象徴的なチャレンジかも知れませんね。
豚骨一燈ファンはこの一杯逃さないほうが良いと思います。

ご馳走さまでした~