らーめん専門 和海 @尼崎市 ~「塩+煮干オイル」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らーめん専門  和海

【注文】 塩 +煮干オイル
【価格】 750円+50円

[訪問日時] 2015年12月中旬(平日) 11:30
[店内状況] 満待ち18番目、後客約20名
[注文方法] 口頭注文、後会計
[味] 鶏+魚介/清湯/塩
[麺] 中太麺(150g位)
[具] チャーシュー3種、くるま麩、水菜、刻み葱



関西出張の合間に、予てからのBM店を目指します。
阪神電車武庫川駅の数百m手前の線路沿いで、車内から既にシャッターズの行列が見えた時には飛び降りたくなりました。
到着と同時に開店で店内に1巡目9名が吸い込まれ、残った外待ち18番目に接続です。
小雨模様にも関わらず凄い人気ですね~




着席までは約1時間、予てから決めていた標題を口頭で注文します。




スープ
スープは鶏清湯にライトな魚介を合わせたもの・・・と書くとどこにでも有りそうなタイプと思われがちですが、これはオンリーワンじゃないでしょうか。
清湯とは言い切れないような微濁のスープには微妙なトロミがあり、啜ってみると溢れるような鶏がジュワ~ッと迫ってきます。
節系中心の魚介がふわりとライトに鶏の強調と奥行き感をサポートし、追加でお願いした煮干オイルが穏やかなビター感とコクをプラス



通常の清湯では味わえない濃密さとまったり感、無添加とは思えない圧倒的な旨みとコク
追加したオイルはくどさなど皆無、塩気も穏やかでスイスイと飲めてしまいます。
感動的なスープとの出会いに、久々にレンゲ止まらず状態ですよ。




中細やや太めなストレートで、どうやら今年自家製麺に切り替えられたようです。
何となくボヨンとしてそうな第一印象でしたが、実はしなやかさとしっかりした歯応え、歯切れを併せ持つ秀逸な麺ですね。
トロンとした極上スープに負けず、さりとて勝ちもしないピンポイントな拮抗関係。
食べてみて相性の良さをひしひしと感じます。
麺量は150gほどでしょうか。





3種類のチャーシューに加えて、くるま麩、水菜、刻み葱。



チャーシューはどれも丁寧な作り込みが伝わる優れモノ。
鶏ムネ肉はサクッと歯が入り、しっとりジューシーな低温調理。
鶏モモ肉はタタキ風のレア食感と旨みがストライクど真中で、飲み込まずにいつまでも噛みしめていたかったほどです。
豚バラ肉はローストのような食感と旨みの凝縮が素晴らしい。
この肉軍団を味わったら、肉増しの「塩ミックス」が一番人気メニューというのが分かります。




当店のならではの「くるま麩」が2つ。
ラーメンにこれだけ大ぶりなお麩が入ってるのは初めてですが、良く吸わせたスープがジュバ~ッと還流して来るのは不思議な旨さですね。



■ 感想など
白湯の濃厚さと清湯の爽やかさを併せ持つような、オンリーワンな一杯。
スープ、麺、具と3拍子揃った仕上がり。
終始感動の内に、無我夢中で完食完飲でした。
初訪問から煮干オイルをプラスして貰いましたが、これはデフォの塩スープや「節オイル」も試してみないとなりませんね。
余韻に浸りながら、再訪を誓ってお店を後にしました。

ご馳走さまでした~