はりけんラーメン 南店
つくば市
【注文】 鴨つけそば
【価格】 800円
[訪問日時] 2015.9.22(祝) 開店前
[店内状況] 開店待ち1番目、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 鴨/清湯/醤油
[麺] 平打ち中太麺(200g位でお願い)
[具] (麺)豚チャーシュー2種、鶏チャーシュー、メンマ、(汁)刻み油揚げ、刻み葱
麺友Mさんとはりけんさんの新店へ。
てか、この5日間のうち4日Mさんと一緒だわ。。。!
SWの渋滞も思ったほどではなく、開店のかなり前に到着。
東京周辺ではほぼ生花しか見ませんが、開店祝いの花輪がズラリ並んでるのがかなりノスタですね。
本店よりも出足は遅めなようですが、それでも開店時には20名以上のシャッターズでした。
定刻より数分早開け。
券売機左上の「鴨そば」はレポも多く上がっているので、敢えてその隣の「鴨つけそば」を選択。
建物は元々蕎麦屋さん的なお店を、居抜きでリニューアルしたような作り。
Gさんが仰ってるように、券売機、カウンター、テーブル、厨房の位置関係が本店と似てますね。
7~8分でご対麺。
窓からの逆光で、写真が良く写りません(汗)
■ 麺と麺上の具
麺は菅野製麺所製の中太平打ちタイプで、ナチュラルに微縮れの入ったもの。
透き通るような麺肌が瑞々しく、口当たりが良いですね。
繊細そうな外見ですがしっかりコシを感じ、微縮れのひだで喉元をくすぐりながらスルッと落ちていきます。
シャバ系のつけ汁の絡みも良さそうで、この麺は好きなタイプです。
麺量は通常250gのところを、200gに減らしてもらいました。
麺上には豚鶏合わせて3種類のチャーシュー、そしてシナコリタイプのメンマ。
豚バラ肉はしっとりジューシーで、パサ感も感じないホロトロ系。
肩ロースのレア仕上げは、しっかりと肉の旨味を封じ込めてますね。
鶏はムネ肉かササミあたりを細く刻んだもの。
何気なく口に入れると、柚子の爽やかな風味に意表を突かれます。
3種類の肉はいずれも美味しいもので、デフォでこれだけ楽しませてくれるのは有り難いですね。
強いて上げれば、ネーミングにある「鴨」が居ないことにやや違和感。
■ つけ汁と具
つけ汁はシャバ系の醤油清湯。
容器が黒いと、つけ汁の色も油の量も全く分かりません。
で、レンゲにすくってひと口。
ああ、こう来ましたか…。
甘いんですよ、とっても。
強めの醤油カエシに味醂系の甘味で、日本蕎麦の汁に近づけようとしてるんでしょうか。
清湯のつけ汁でこの甘さは生涯最高レベルですね…。
個人的に甘味に敏感なので多少は割り引くとしても、残念なのはカエシと甘味の主張が肝心の鴨感を消し去ってることです。
鴨は表層の油から僅かに感じる程度で、出汁中の存在感はほぼゼロ。
ネーミングに鴨を謳ってるので、そこそこの出汁を取ってるとは思うのですが、これではもったいないですよ。
提供時にいただいた市販の柚子七味、普段ラーメン類では滅多に使わないアイテムですが序盤から投入。
やや甘味が中和されて仄かな柚子風味も爽やかですが、この時点で鴨感は諦めざるを得ませんね。
つけ汁には刻まれた油揚げとざく切りの鮮やかな葱が浮かびます。
甘いつけ汁を含んだ油揚げは、余りアクセントにはならない感じ。
葱を大量に入れてくれているのは、かなり助かります。
美味しい麺の風味を味わおうと、チョン浸けレベルで何とか完食。
フレッシュな鴨感に期待を込めてスープ割りをお願いしたのですが、あまり効果はないようですね。
新たに入れてくれた油揚げと葱をすくい取って、スープは2/3ほど残してフィニッシュとなりました。
ごめんなさい。
■ 感想など
昨年末に坂本店長が本店でリリースされた鴨限定が結構美味しかったので、かなり期待しての初訪問でしたが、このメニューに関しては響くものではありませんでした。
券売機の左上に「鴨」を並べる看板メニューのはずですが、出汁感にも具にも鴨を感じるところがありませんでしたね。
ハードル上げすぎたかな。。。
但し、芳醇な醤油の甘めつけ汁で日本蕎麦風にツルッと食べたい方には好まれるかも知れません。
あくまでも個人的な嗜好から外れたということでご容赦ください。
次回は鶏そばあたりを狙って行きたいと思います。
ご馳走さまでした~