NOODLE STOCK 鶴おか @草加市(松原団地)~「限定☆竹取物語 ー夏の煌めきー」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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2015年 7月 18日(


NOODLE STOCK 鶴おか


【注文】限定☆竹取物語 ー夏の煌めきー
【価格】1000円

[訪問日時] 2015.7.18(土) 開店前
[店内状況] 開店待ち2番目、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏魚介/清湯/塩
[麺] 中細麺(200g位)
[具] (具皿)牛ステーキ~レモン添え、炙り帆立~カラスミと京姫ネギ添え、梅肉、大葉、みょうが、(汁)牛油かす、あおさ、青葱、玉ねぎ、(麺)ゴマ

[その他] 追い飯付き(帆立醤油和え、青葱、ゴマ、スダチ)



★この限定は既に終了しています。


キリ番はこれでしょ。

7月15日~19日に提供された「サマーヌードル2015の第2弾」
ちょうど出張と重なって、最初の3日間は皆さんの絶賛の呟きやレポートにただただ指をくわえるばかり。
帰京の翌日、ちょっと気合を入れて10時にシャッターズ。
因みに今日は限定15食のはずですが、11時20分には待ち列が15名に到達してました。



お店に入ると鶴尾店長とスタッフ2名の姿。
鶴岡店主は2階で具材の盛り付けに専念してるとのこと。
昨年の年末限定でもそうでしたね・・・これはお店も気合が入ってる!
店長に「おつビ~はしないんですか?」と促され、ビール券を買い足します。
キンキンのグラスでプハッてると、2階から具皿、厨房から麺とつけ汁がほぼ同時に届きます。
テンション最高潮。




店主自ら千葉の実家近くで切り出したという竹の器は、200gの麺にちょうど良いサイズです。



麺は菅野製麺所に特注の中細ストレート。
典型的なツルシコモチ~の食感で、清湯つけ汁との相性も良いようです。
小麦とゴマの風味、そこに竹の香りが仄かに移ったような何とも言えない趣き。
かなりスペシャル感がありますね。



つけ汁と具
伊吹いりこ、昆布、節系等の魚介に手羽先、国産黒毛和牛の油かすでコクをプラスした塩清湯
油かすは背脂に似た使い方をしてるようですね。
塩ダレにも浅利、魚醤、リンゴ酢等、当店ならではの捻りが隠されてます。

これがメッチャ旨!
魚介主体の強い出汁感、それをやや控えめにサポートする油かすのコクと甘味。
あっさり清湯と濃密油かすの醸し出す、複雑オンリーワンなつけ汁です。
塩気も尖りなく円やかですね~
因みに「この日のスープはかなり良い出来」と、前夜にわざわざ呟かれてましたよ。



つけ汁中の具は、牛油かす、あおさ、青葱、玉ねぎあたり。
この油かす、スープに与える影響も大ですが、具としても美味しいですね。
モツ煮のトロトロ感と、牛スジ煮のコリコリ感が絶妙に合わさったような食感。
それがゴロゴロとこれでもか!ってぐらい入ってます。
さりげなく配されたあおさ海苔や薬味類も、またこのスープに良く合うこと!
いやあ、つけ汁も文句なしの出来栄えです。



具皿
また涼しげなガラス皿を用意してきましたね。
鶴岡店主が盛り付けに専念したスペシャルな具の数々。



和牛ステーキには粗塩を振り、レモンが添えられてます。
冷めてやや硬化してるのが惜しいけど、それでもかなり上質な肉なのが分かりますよ。



北海道産の大ぶりな帆立は、バナーで軽く炙られた感じでしょうか。
表面は香ばしく、中はレアレアでナチュラルな塩気と甘味がダイレクトに伝わります。
その上に京姫ネギと可憐なエディブルフラワーを載せ、カラスミをすり下ろした芸術作品。



南高梅、ミョウガ、刻み大葉の薬味三種は、端正な大葉の皿にチョコンと。



実食
麺が美味しくて、つけ汁も美味しくて、両者の相性も抜群。
言うことなしですね。
時にあおさ海苔を麺に絡めたり、別皿薬味の南高梅や大葉等も、都度麺につけたり巻き込んだりして風味をダイレクトに感じました。
そのパターンいずれも味変効果に秀で、つけ汁との相性も良いようです。




具皿に残ったステーキと帆立は、これだけで完成された一品料理ですからね。
麺を啜る合い間に、チビチビと味わっていただきました。
ビールお代わりしたいのを堪えながら。。。

追い飯
汁椀をお預けすると、店長がご飯を入れて返してくれます。
上から刻み青葱とゴマがパラリ、団扇型の洒落たお盆にはスダチ。
旨そう・・・そう思った瞬間に予備知識がすっかり飛んでしまいました
写真を撮ってグジャ~と混ぜてひと口頬張り、「まいう~」した直後にお姉たまがトッピングのサービスに来てくれます。
あ~!そうだったあああ!



これが生帆立の醤油和えと刻み大葉
ゴマがプ~ンと香るフレッシュな帆立の切り身が7~8個も、こんな贅沢な〆茶漬けないですよ。
途中でスダチを絞りながら、一気にかっ込んでフィニッシュ。
最近のボケ傾向のお陰で、自作自演のサプライズを堪能させていただきました(笑)



■ 感想など
店主さんの言葉をお借りすると・・・

初夏を感じて頂けるように、使用食材以外にも器もこだわりました。
竹の器は手作りです。
山にそびえる竹を竹の器で、夏の冷たい川をガラスの器で、
青空に浮かぶ夏の雲を白の器で表しています。

竹の切り出しから2階との往復作業まで、店主さんの想いが詰まった限定麺でした。
ご多忙で挨拶も出来ずに帰りましたが、後からお礼するとこんなお返事が。
「鶴尾店長他スタッフが居て出来る限定だと感じております。」
「スタッフお客様に感謝しながら引き続き頑張ります。」

ん~店主のお言葉まで美味しかった。

ご馳走さまでした~