違法看板撤去のお手伝い180326

 宅建協会大田区支部では社会貢献委員会に属していますが、その名前ほど世の中に貢献をしているわけではなく、大田区や警察に協力して公共通路に出すぎている看板などの撤去勧告をする役割が順番に廻ってくるくらいです。毎月1回くらいの巡回を委員達jが順番に担当するのですが、昨年の当番は、たまたま雨が多かったため10ヶ月くらい連続して当日中止連絡をもらった覚えがあります。当日の巡回時間帯に雨が降っていると中止になり、30分前に大田区の担当部署から連絡があるので、当番は待機をしていなくてはならないのです。

 

 久しぶりの当番でしたが、開始の挨拶で「これまで巡回していない裏道を廻ることにした」と聞き、どうなることかと思いました。案の定、看板が道路に大きく出ている店舗が多い上に夜の商売がほとんどのようで、注意をする相手が不在でした。そこで、警告書を貼って、できるだけ道路から看板をどけるようにしました。しかし、もともと目立つように看板そのものを大きく頑丈に作ってあるため仕舞いきれません。また、人が居たとしても、なぜ看板を動かさなくてはいけないのかという説明に時間がかかりました。

 

 その初めての路地が終わって、いつもの表通りに出ると、驚いたことに、前に看板が歩道にはみ出ていた記憶のあった店の看板が敷地内に収まっている店舗が多いのです。聞いてみると、定期的な巡回の成果なのだそうです。確かに、見回りの都度、看板を敷地内まで運ばされ、注意をされるのでは、たまらないでしょう。また、看板が道路に出ていても余り客足に影響がないことがわかったのかもしれません。その他、ネットで集客するので、フリーの客を当てにしなくなったためとも教えてもらいました。しばらく離れていると、いろいろな変化が起きていることがこれだけでもわかります。