舞台『一瞬の風になれ』



東京9公演
神奈川2公演
全11公演


誰一人欠けることなく

無事に終わりました〜‼️






ご来場下さった全ての皆様

心からありがとうございました!!







ザ・青春❗️という感じでしたが、悪い人が一人も出てこなくて、みんな暖かくて、大好きな作品でした。


座組のみんなもコロナ禍で大変な中、毎日明るくて誰一人として後ろ向きな人がいなくて、現場に行くと元気になる。そんなカンパニーでした。


座長の惣昭(富本惣昭くん)が本当に可愛いくて一生懸命で良い奴!だったのでみんなで彼をガンガンに盛り上げて行こうぜ!な感じになっていました♬




そして、惣昭を支えているキャストみんながもうほんとに素晴らしいのです。なんかさ、優しさに溢れてる座組だなって思いました。


キャストだけでなく、稽古場から感染対策含め我々が万全の体制で本番にのぞめるように手を尽くして下さった制作スタッフの皆様


僕の自由な演技にあたたかく付き合って下さった舞台スタッフの皆様


皆さんが本当に素敵で毎日笑顔で接して下さった事がとても印象的でした。


そして、お久しぶりでしたがまた松多壱岱さんの元でお芝居ができて嬉しかったです。やっぱり壱岱さんの現場は楽しいし、今回は壱岱さんの想いがバシバシ伝わってきまして、僕も身が引き締まる思いでした。


一緒に撮って頂きました♬




座組の皆さん、本当にありがとうございました!!










作品もさ、こんな素敵な原作作品を演じられてめっちゃ幸せだったなぁ。って思います。



仲間同士の友情や男女間のほのかな想い

先輩後輩の世代交代

先生方から繋がってきた想いのバトン

家族の温かさや悲しさ

色々な人間模様がこの2時間半の作品にはギュッと詰まっているように感じました。

共感できるキャラクターいっぱいいたんじゃないかな?って思います。

僕が客席から観てたら誰に共感するんだろうなー。まず間違いなくお父さんお母さん。あとみっちゃん。もちろん新ニや根岸や一ノ瀬もそうだけど、ほら、少しばかり大人になってきたからさ。中には守屋浦木コンビとか思ってくれる人もいるかな??








改めまして。

今回は春高陸上部の先輩、浦木役を演じました。




浦木さんね、一年が入ってきたらすぐに補欠になっちゃうんだけど

陸上部での3年間って時間をサラッと演じるのは粋じゃないなって。だって俺も部活3年間やってたけどその3年間が濃すぎて魂抜けるくらい引退の時寂しかったもん。

本編で描かれなくても、そういう時間の積み重なりを大切にしたかった。




鷲谷高校の大塚先生の言葉で



『部が選手を育てるんだぞ。いい選手といい指導者がいても、まわりに競い合ういい仲間がいないとなかなか伸びないもんだ。部員どうしが影響を与え合って、練習であいつがここまで頑張るなら俺もとか、試合であいつがここまでやれるなら俺もとか、相乗効果で全体をレベルアップしていくんだ』


この言葉が妙に心に残っちゃってね。



毎日毎日全力で練習して上を目指していた守屋をずっとそばて見てきて、自分の力の無さが情けなくなった。彼のために、チームのために、自分が力をつけなきゃって。

したら、神谷や一ノ瀬や根岸が入ってきてくれて。これで春高も強くなる。でもチームのためには補欠になっても手を抜いちゃいかんと思った。そんな先輩がいたらチームが駄目になるでしょ?これは先輩方から受け継いだ想い。けど辛いは辛いよね。でも背中で引っ張ってくれる守屋がいる。だから3年間バカみたいに全力でやれた。占いやジンクスに頼りながらなんとかね。

そうしたら、陸上部卒業するのが、めちゃくちゃ寂しくなった。陸上が、春高陸上部が大好きになってた。





原作の中で一番好きな浦木先輩のセリフがあって、


「俺が陸上を辞めなかったのだけはジンクスと関係なかった」


なんかカッコつけて言ってる感じかもだけど、彼なりの弱さや可愛いさが溢れていて、一番彼の人間性を表しているカッコ良いセリフだなぁって思います☺️







キャラクター一人一人の想いのバトンを繋いでゆく。

そして、芝居のバトンも。

こんなにもビビッドにそれを感じる事ができて、「おぉ!!これか!」なんて感動しちゃいました。











神谷と守屋のやりとりでさ。

神谷「俺、陸上部入って良かったっす」

守屋「俺もだよ」

ってシーンがあるんだけど、それ聞きながら俺も毎公演袖で

「俺もだよ」

って呟いていました。










陸上部入って良かった。

芝居観に行って良かった。

彼を応援していて良かった。

俳優になって良かった。

生きてて良かった。



すごいシンプルだけど、僕は

◯◯して良かった。

という言葉が好きなんです。



紆余曲折。浮き沈み色々あったけど、トータル幸せだったってことじゃない?だから、その良かった、は本当に、良かったんだよって思うんです。











ちょびっと久しぶりの舞台だったので長々と失礼しましたが、最後にもう一つ❗️

俺十数年間舞台やらせて頂いていますが、地方公演はまだ一度も経験がなく、今回相模原公演があると聞いて

「初の地方公演実現か⁉️」

と有頂天になりましたが、亀有に行くのと相模原に行くのとあんまり変わらなくて、なんなら相模原の方が近くて普通に通いだったので僕の中では

ノーカウンっ‼️
















なので、初地方公演実現に向けて来年も頑張りま〜す 笑