舞台『剣が君 残桜の舞 再演』
 
 
全9公演
 
このメンバー誰一人怪我なく欠ける事なく
 
無事に完走する事ができました!!!!!!
 
 
 
ご来場下さった皆様
 
ご視聴下さった皆様
 
本当に本当にありがとうございました!!!!
 
 
 
 
千秋楽のカーテンコールでは、既にみんなの挨拶だけでも感動していたのに
 
ダブルで戻ってきたらスタンディングオベーションまで頂いて、
 
今日の舞台では何度泣かされるんだ!と思いました。
 
最後にみんなで楽曲を歌って終わったのですが、お客様と一緒にこの作品を結ぶ事ができて本当に幸せでした。
 
また、千秋楽の公演は配信もあったので会場に来れなかった皆さまにも楽しんで頂けてたら幸いです。
 
 
 
 
 
僕にとって舞台『剣が君』は昨年、演劇界がクローズしてしまい俳優達が行き場を失っていた時に、真っ先に先陣をきって公演をスタートし、生き甲斐を僕に再認識させてくれた、とても思い出深い作品です。
 
奇しくも一年経った今でも日本の状況は改善したとは言い難く、不安定な世情の中の公演となりました。
 
ですが、やはり舞台『剣が君』は桜の幹のようにとても力強く、粘り強く、今年も最後まで乗り切ることができました。
 
作品を届けたい!という僕達の気持ちと、作品を見届けたい!という皆様の心があってこそ成し得た事だと思います。
 
一生懸命作ってきたので、連日沢山のお客様が劇場にいらっしゃった事は本当に嬉しかったし、感動しました。
 
 
 
 
 
 
 
再演という事で新キャストも加わり新鮮な空気も感じつつ、やはりこの6人と香夜さんで行動する事が多いので思い入れも強いです。
 
 
みんな、心から凄いと思うし尊敬できるメンバーです。
 
前作に引き続き、良くしてくれて本当にありがとう🌸
 
左京という役を背負っていると、心が荒魂なのですが
 
みんなといると、心穏やかになれるから不思議です。
 
この6人以外の他のキャストの皆さんにも本当に感謝しています。
 
大好きなカンパニーなんですよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
改めて。
 
昨年に引き続き、今作でも
 
鷺原左京 役を演じました。
 
ミニ左京さん、可愛いですね♬
 
ゲームも無印と百夜綴りの2作プレイさせて頂きましたが、実は千秋楽のマチソワ間も短い時間の中、電源を入れプレイしていました。
 
左京にとって、過去のバックボーンをよりいかに新鮮に力強く心に入っているかって毎公演演じるにあたってとても重要なのです。だから沢山原作の方から力を頂きました。
 
宣伝にはなりますが、この度『剣が君』は Nintendo Switchに移植が決定し、“が君 for V”と“剣が君 百夜綴り“が1つのパッケージになって発売されます。本当に素敵な作品ですのでオススメです。
 
 
 
 
 
 
鷺原左京という役は、僕にとって、今まで演じてきた役の中でもとても難しい役です。
 
 
感情は非常に分かりやすいけれど
 
原作のキャラクターを再現する事のハードルが僕には高い。
 
 
 
だから、僕に出来る事は
 
誰よりもキャラクターを愛して、研究して、大切にしてあげる事でした。
 
 
 
そういう想いが伝わろうが伝わらまいが
 
純粋に、『良い』と思われなければ僕の力量不足です。
 
悔しい思いは、健全な形で昇華させていきたいです。
 
 
 
 

 
ただ、左京を演じられた喜びは何物にもかえがたく
 
蛍丸を背負って
 
 

『身命と等しきこの剣 皆が為に 振るう』
 


という台詞を言えた事は無常の喜びでもありました。
 

これは前作には無かった台詞です。
 


憎しみではなく、仲間の為に剣を振るう。
 
その瞬間に不思議とみんなの顔が頭に浮かんできて震えました。
 
 
 
素敵な役をありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に。
 
作品を支えて下さったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
 
毎日笑顔で接して下さるってなかなかできない事ですよね。
 
テクニカルチームへのありがとうも尽きません。キッカケの多さや殺陣の分量ってすごいと思うもん。
 
 
 
また、演出の浅井さんにも本当に感謝しています。
 
全公演客席で観てくれていました。
 
稽古場にいる時から絶対的に誰よりも時間をかけて作品の事を考え、愛し、作ってきて下さったのだと肌で感じるんです。
 
そういう姿勢、本当に本当に、本当に素敵です。
 
 
そんな姿を見せられて、こちらが気を抜ける訳がありません。
 
朝10時からの稽古でいきなりクライマックスのシーンからでも、マスクで息が吸えなくて肺が千切れそうになっても全力でやりました。それが僕だけじゃなくて、この座組全員っていうのが凄い。応えたいって思わせてくれるんですよね。
 
 
 
 
 
 
なんか。そんな現場、いいなって。
 
 
シンプルに、好きだなって。
 
 
ドMですか?
 
 
いいえ、芝居づくりが好きなだけです。
 
 
縁あってこの作品に出演する事ができましたが
 
 
僕はこの縁がもたらしてくれた時間と人とお芝居が本当に愛しいと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
長くなりましたが、この辺りで締めたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
舞台『剣が君〜残桜の舞〜再演』
 
 


本当にありがとうございました。
 


 
 
 
 
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