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意識しないではなれないでしょう。意識が物を作る創造原理であり力ですから、だから創造の場と力は自分自身の中にあります。
これがあなた方の意識であり、何を意識するかによって具現してしまう。想念は実現の母、意識は実現の母。意識が物を作るのであって、意識しないで物ができますか？
私は個人的に営業をやってますけど、自分でやってみたいなと意識を持ってやるようになったんじゃないですか。簡単にただ意識しないで、それができたんですか。
意識が物を具現する行動力を起こす。それはみんな意識が原因してるわけです。しかしあなた方は外なる物に行動力を向けてるのか、表面なのか 内なのかによって
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内なる物を現したい人は内なる物に意識を集中しないとならない。焦点を 意識を内に向けない限り内なる物は現れない。
外なる物を築くには外なる物に意識して築きます。内なる物を築くためには内なる物を意識して現象に現します。だからここはあくまでも現象の世界です。映し・表現の世界です。
そのことが解って初めて、なーんだこの世でいくら私が私の物 私の物で表面意識で物を集めた所であっという間に一夜にして全部消えるでしょう。その人がこの世にいる間の物でしょう。
総理大臣だろうが地位や名や財であろうが、あっという間に消える物。これを無常なる物と言うわけです。無常なる物に額に汗をかいて一生懸命やって 価値のない物に欲望を出してるわけです。
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全然価値がないとは言いませんよ。しかしあなた方のなさねばならない真の宝物とは、内なる霊的な物が真の喜びであると同時に真の宝物です。これは永遠なる物。あなたがこれを今生で達成したら、これはなくならない。永遠になくなる物じゃない。あなたが習得し獲得して成就したものはどこまでも持って帰ります。
例えこの世で完全に自己完成しなくても、次生まれてくる時 そのランクで皆さん方はこの世に誕生して参ります。この意識の状態で。
これをカルマとも言います。業というのは善業と悪業があります。いい業を積んでるわけです。これを善業と言います。いい事を積み重ねて霊的な物の意識状態。
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皆さん方がここで私の話をある程度理解ができる。なぜ理解ができるんですか？過去にそういう物を学んできたからですよ。物質的な物からすぐここに集まってる人は一人もおりません。過去にも真理の話を理解する状態にまで高められていた。意識の状態・ランクがそうであった。そうでなければ興味も持ちません。
皆さん方は過去世において、ある程度の真理を学んでおった魂がこういう物の教えに興味を持つようになるわけです。
そしてそういう興味を持った魂はそれを話す教師を求めて 指導者を求めて集ってくるわけです。これも遠生の友と言います。過去世のご縁とも言います。
そういう時に皆さん方は私がここに降りてくることをあの世にいる時に知っておったんです。今度こういうことを学んで共に霊的な物の理想を実現して、今生で完全に完成して帰ろうという意気込みがあったわけです。そうでなければここに集いません。偶然に集うというものはないわけです。皆さん方、解りますか？
偶然なる物は何もありません。積み重ねがそうなっていきますから、偶然には何も出てきません。
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皆さん方、一番大事なことは理想の実現というのは霊的な物ならば内観・瞑想を通して、内なる物を常に意識して見つめることによって外なる物に現れてくるわけです。
だから瞑想を通さずにして何者も御国を見たるにあらず。外には真理はない、目を開けてたら全部結果ですから真理じゃありません。外からいくら真理を得ようとしても得られないでしょう。
外は現れた物であり具現ですから、内なる物が本源です。あなた方は本源本質に気がついて、そこを見つめていく。実在する物を見つめていくことによって実在人間となるんです。本物の人間。
内は本物の自分、外は映しの仮相の自分ですから、表現の自分に現を抜かして見える物が全てと思い込んでる人は実相の自分には死んでるはずです。だから肉に生きてる者は死人である。
イエスは死人は死人にて葬らせよと言ったのはその意味です。肉体に執着を持ってる、目に見える物に執念を持ってる者は死人です。
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自分というのが霊的存在であり生命の存在でありキリストである神我、即ち内在意識・神性意識を学んで強く意識することによって、あなたは自覚した分だけしかここに現すことはできません。
そういう理想的な物を掲げる。例えば、実在する物は完全なんです。非実在は不完全なんです。外は不完全、内は完全。なぜ完全かと、内なる物は神そのものであり原質そのもの・本源そのものですから完全そのものです。
皆さん方が内なる完全性を常に意識して 完全以外に何も意識しなかったならば、あなたは完全なる現れ方しかしない。
外は不完全な現れ方をしますから、不調和もあるし 争いもあるし、憎しみ合い 嫉妬もあるし 派閥もあるし色々の混乱でしょ。外を見れば、あなたも混乱なる物にしか似ることはできない。
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あなた方が人の嫉妬を見て、あー当たり前だな 私も嫉妬しておかしくないんだなということになってしまいます。外に似ることになります。
しかし内には嫉妬も 憎しみも 怒りもありません。内には完全なる愛、完全無欠なる物しかありません。
で、我は生命なり・我は霊なり・我は神なりという完全性を外に現す。完全なる愛・自分を具現していく。
もう憎しみも怒りも謗りも嫉妬もない。というような不完全な物のない完全無欠の自分を見つめる。これを信ずる、意識する。なーんだ内なる物は神我だから
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あなた方が偽我に生きてるのか 神我に生きてるのか 何を意識して生きてるのか？
神我顕現というのは 完全を自分自身に表現するという意味です。
我は神我なりという意識を あなた方が常に意識してるのか、我は肉なりという偽我を表現の自分を意識してるのか。意識してる物しか現れようがない。
あなたが外なる偽我・非実在である無常なる物に生きてるのか、それともこれを意識して生きてるのか？
私が常に、我は生命なり 我は神なりと常に自分の実相を意識して見つめなさい。それを内観しなさい 内省しなさい 瞑想しなさいというのはその意味です。
多く意識すればするほど、あなたの環境に性格・個性となって現れてくる。
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今までの皆さん方の個性や習慣性は、みんなこれから来た。今後の内から来る物は、みんな完全なる実相である。調和なる自分です。外は不調和、内は調和。
皆さん方、真理を学んで内を見つめることによって 不調和な人間から調和の人間に変わりつつあるでしょ。
今まで勝手に怒って嫉妬して人の悪口を言った人が言わなくなったでしょう。なぜ言わなくなったか。完全なる自分の神我を見つめて、完全であるということの実相の自分を知ったからです。
それを多く意識し自覚すればするほど、不完全な自分は消えてなくなるんです。罪であり不完全な自分は消えてなくなる。その時、皆さん方は完成された者となる。
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この神我の自覚が強ければ強いほど完成された者となります。
だから皆さん方は世界中の人から笑われようが何しようが、神我の我を信念を崩してはなりません。
あなた方は 我は完全なりという完全性を現すことが人生の目的であって、不完全なる無常なる物を現すことが目的ではない。人生の目的は内なる物、完全である神の顕現・神我顕現のために我々はこの世に造られた者です。
目に見える表現体は完全の表現体であって、この世の欲望・憎しみ合い 怒りや誹りや嫉妬 争い事の表現のために神がわざわざ私達をお造りになったんじゃない。これを神を知らぬ者というんです。
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もう全て この世に生まれてどこから出てきたかも分からない、なぜ生きてるかも分からないけれども、全て肉欲・物欲のために生きるために生きてるんだ。存在してるんだと思い込んでる者がいる。それを"無知"と言います。
どんなに地位や名や財があろうが自分の実相・神我を知らなければ、その者は無知の者です。どんな大学を出ようが 大学の総長であろうが総理大臣であろうが、真の自分に死んでしまえば価値なき者である。無価値の人間。決して価値のある者じゃない。
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この前もTVのアンケートを見まして、世の中で一番尊敬してる者は誰かと高校生の何千名のアンケートを出しましたら日本では一番尊敬するのはお父さんだと36%出ている。で、お母さんはニ番目に来てるわけです。で、その中に一番尊敬してるのはビートたけしという人も出てきてるわけです（笑）面白いですね。
だから人間というのは理想というのが何が理想なのかが解らない。
アメリカと日本では、お父さんとかお母さんというものが尊敬してると出てるけど、中国ではまた中国の総理大臣だとか偉い方々の名前が、お母さんとかお父さんと出てこないんです。
国の習慣性、政治のあり方。向こうでは共産主義でもう一番偉いと思ってるのはそれを支配してる支配権が上だと思ってますから。自分らはその僕である支配されてる者だと思ってますから。国民性と言って、そこを支配してる者の名前が出てくる。
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日本人は、はっきり言うと自由ですから政治家であろうが何であろうが、それよりも尊敬するのは自分のお父さんとかお母さんとか、もっと自由性が出てきてる。
だから自由の国民と、共産国の国民の思想というのはそれだけ違ってきてるわけです。それも一つの外的な理想であります。で、偉人だと思ってますね 彼らは。
だから何が偉人なのか。あの人は偉い人だという動機はどこにあるのでしょう。
だから、どういう者が偉い人間なのかというのは、物質的な物の見方と霊的な物の見方と二つに分かれてくるわけです。これも一つの理想です。
物的に生きてる者であれば、物的な物差しを理想として誰かを選ばなくちゃならない。霊的な物に生きてれば、誰が偉いかなと思うと皆さんならインドにいるサイババさんが偉いんじゃないかな、尊敬できる人じゃないかなと思うんじゃないですか。
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そのように理想も その人の魂のランクによってみんな違ってくる。皆さん方の理想実現というのは霊的な実現・理想なのか、外的な物的な理想なのかということはもちろん皆さん方はノーだと思います。
これであるならば常にこうして意識を統一して我生命なりと、自分の生命と…
私はいつも言うけども独自の生命はないんだ、全て宇宙生命という神の生命に基づいて皆さん一人一人は同一の生命・御霊・神で生きてるということを、これを意識した時、全一体観というあなたの生命が即宇宙生命そのものとなる。
なぜなら宇宙生命しかありませんから、一つの生命に基づいてありてあらゆるものが生きてるということを意識できたならば、あなたはそのものとなる。
そうするとあなたの意識は今まで独自の生命だったものが宇宙意識となる。宇宙意識があるのみであって、あなたの独自の分離・独立した離別した生命はありません。内を見つめていけば実在が解りますから、しかし外に生きてる者は理解できません。これはまた理想としませんから解らないわけです。
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今なら全一体観という、全ての生きとし生けるものは宇宙生命という唯一不二の宇宙生命で生きてるんだということが解ります。それも意識でもってしか知ることができないわけです。瞑想を通して、なるほどね。
そして我々一人一人が大生命即ち宇宙生命によって創り出されたものであり、我が中に宇宙生命が働きたもう、表現したもうということを瞑想を通してなさることです。意識することです。
それを意識しなければ そのようなものの実感は湧いてこない。だから目を通しましてなるほどねと、あなた方が理解して初めてそのものとなったという意味です。肯定してしまうわけです。なるほどこうであると、もう疑う余地がない。という答えが内から出てきますので納得いった時、答えとなるわけです。