皆さん方は天と言うと、色々の宗教だと特定の次元・場所があると思っている。

天界とは神の意識のこと。

神意識に到達したとき天界が開かれる。

1:00

天に昇るとは、神意識に似通った意識にならない限り 人間は昇天できない。

空想・妄想の中に私は天上界に帰るとか色々の宗教で説いてますけど、どうすれば天上界に帰るか知らないのです。

天上界に帰るためにお経をあげさせたり、祈りをさせたり賛美をさせたり、そうしてれば天上界に帰れるんだという生やさしい考えをしている。


私達は天界があり地上界がありますが、今一番低い次元の地上界におります。

2:00

地上界の意識は天界の意識とは全然似通ったものではない。非常に低い。

どういう思いで生きてるか?自己意識で生きている。神は自己意識ではない。

私達は個人主義で利己主義である。


今私達は朝起きたらまず何を意識してるか?意識しているものの状態の次元にしか私達は進歩してない。

人間は肉界・霊界・天界と階層を説いてる。肉界とは肉欲、物質界。

3:05

私達の意識が朝起きたらすぐ金・物・肉欲・食欲そういう一番低い次元の意識で生きていたら、その人は非常に神から離れた存在で低い意識です。


いくら宗教遍歴しても、私達の意識がどういう日々の思いで意識が使われているかということで決まります。

物質主義者であるということは、いかにこの世で地位・名誉・学問があろうとその人は昇天することはない。

4:00

天とは神の御心に似通った思い・行いをすることが昇天と繋がる。

私達は偏った物の考えをしている。

私達は物質という肉体を纏っている。そして物質という肉体だけの意識で生きていたら一番低次元の魂である。

もう少し一歩進歩した者は、自分が霊であることを薄々感じるようになる。そして人間が肉体と霊の2つで構成されて生きてるんだと。そして霊的物の見方から 私達の意識が霊的次元まで判断ができているか 自覚できているかで決まる。

5:00

昇天すると言うがその意味が分からない。特定の場所に天があるんじゃない。神の意識のこと。

あなたの中にも天界がある。あなたの中に実在する神我・神意識があなたの密室の中に、ハートの心の奥底にある良心という領域が場所が天界。そこにあなたの本性となって現れてる天界がある。

6:00

教会では天の御心の如くこの地にもならせたまえと祈ります。あるいは天にまします我らの父よという祈りがあります。

神我である神の御心の如く、私達をならしてくださいという祈りです。


しかしそう祈りながら一向に意識を高めないで、肉欲・情欲・物欲そういう物の考え方、行動、思いを地上界で行ってる人は、口先だけは祈りになって想念行為はみんな肉の次元、一番振動の粗い物質界の思い行いをしてる人がいかに多いか。そういう人は天に生きてない、地に生きてます。

6:50

地に生きる者は地に生まれる。地上界において今の私達の想念行為が物質的であるなら、私達は何回も繰り返し地上界に生まれることになる。そういう人は一向に昇天することはない。


皆さん方は昇天した、成仏したとよく聞きますね。天界に帰る人はなかなか少ないのであります。

人間は気の遠くなるような何万年、あるいは何百万年という生まれ変わりの地上での試練を受けて 徐々に完成されていきます。未完成の魂はすぐ昇天することはありません。

自分という者が何であるか、何を成せばならないかという悟りが必要です。

8:00

肉欲に生きながら私達がいくら昇天しようともがいても その望みは通りません。あくまでも肉欲・物欲というものは この地下である 地上界の一番低次元の思い・意識であります。

だから私達が自己意識という利己主義、あるいは個人主義という思いにおったらその人の魂は低次元の魂です。


8:40

皆さん方が生まれてくる時、愛情を持って生まれてきます。愛情とは、愛がまだ未熟・熟してない状態です。これはまだまだ完成されてない。

9:00

皆さん方はもちろん子供の愛情があります。夫婦間の愛情があります。

愛情とは、波動の粗い 利害関係の含んだ愛の汚れた部分の状態を言います。その愛情が徐々に理解ができて、私達が愛という意識に変わりつつあります。


だから人間が進歩の過程を得ない限り、私達は天界という神意識に到達はできない。どうすれば私達は昇天することができるか?あなたの中に天界のあることを自覚すること。そして神というものが何であるか知ること。

10:00

まず神を知る前に己を知りなさいと言って、私達が何であるかほとんど知ってない。ほとんどの無理解は何で止まっているか、この世的な思い行い意識です。

自分は肉体だ、ほとんどの人が肉体のために生きてるんだと思ってます。

そうすると肉界である物質界・地上界に私達は理解できるまで生まれ変わります。


昇天したいと。昇天という言葉はあなたの潜在意識の中には神我がありますけど 意識的には持ってますけど、どうすれば昇天するか天界に帰るかは分からない。

11:00

それを教えてる宗教家も分からない。

色々の教会に行くと、牧師さんは洗礼を受けるとすぐ天上界に帰れると教えるんです。洗礼を受けるとあなたは天上界に帰って 白い羽衣が与えられて天界の住者となるんだよと言うんです。


どこが天界なのか牧師は知らないから、空想・妄想で人に言ってしまうんです。天界とは神の意識界のことです。

私達は自我意識である低次元の意識を持って、水に浸かっただけで天上界に帰るはずがない。そんなもので私達の汚れや、理解ができるものでもない。

洗礼を受けたらすぐ悟り人になって理解ができているか、神意識に基づいた思い行い・想念行為ができているか?そうではない。


12:00

私も非常に欲が深いから3回もバプテスマを受けたんです。罪や汚れが取れると言うから早く取りたいとあっちの教会こっちの教会と。早く取れれば自分の苦しみや意識界から解脱できるんじゃないかと、いい次元に帰りたいという欲望があった。しかし一向に変わらない。牧師は何と言ったか。ああ、兄弟姉妹よ。もうあなたは天国に約束されたと嘘をつくんです。

私非常に疑問だったんです。水に入ればなぜ天上界に帰るか?ヨハネのバプテスマを受ければ。そうじゃない、洗霊の意味さえも分かってない。洗霊とは霊を洗い清めることなんです。自我という個人意識を洗い清めて神我到達すること。この蘇りのことを洗霊と言うんです。

13:10

今までの愛に汚れのついた愛情から、愛情の汚れを落として愛に変わること。それを教えないでただ水につければ昇天すると、生やさしいものをあたかも帰れるように教えた。そんなもので納得いきますか?水に入って天上界に帰るなら誰でも入りますよ。そんなものじゃない。

思いが帰りますので、私達が今どの次元で毎日生活してるかが大切です。

14:00

本当の神意識というのが何であるか、神意識は個人意識でも個人主義でも利己主義でもない。あるいは妬み謗り怒り貶したり裁いたり憎んだりするものでもない。こういうもの思い行い悪想念を持ちながら 水に入ったら天上界に帰れる、神意識に蘇るというものじゃない。そこを騙されないように気をつけていただく。


私達の魂の進化は今まで人を憎んだ人が憎まなくなる。貶し合った人が貶さなくなる。一つ一つが進歩です。

神の御心には貶し合い、憎しみ、謗り合い、裁きもない。妬み謗り怒りもない。

15:00

これを私達がなぜ持ってるか?次元の低い肉の五感という意識で生きている。

五感意識という自我の低い振動の中での意識範囲内であったなら、その人の意識は低いものです。低いものは上に行くことはできない。上に行くには意識を高めなくちゃならない。思い行いを高めることです。


そして総合的意識という全体は一つだという意識。本当の神の意識としてはえこひいきもない、好き嫌いもない、生命は一つによって繋がれてる、全体は一つだと目覚める。

15:55

皆さん方は一人一人個別化してるように五感の肉の世界では見えます。

しかしあなたを活動して止まない 生かしてる命はみんな繋がっている。繋がってることを知らないから貶し合うんです。人を貶すことは自分を貶すことです。

そういう真理の理解に基づいてしか意識は向上しない。


私が人を貶すことは神を貶すことになる。これは中に存在する生命力はみんな神の力です。

そういうことまで理解できて、誰も貶さなくなった憎まなくなった謗らなくなった怒らなくなった。

17:10

私達の妬み.謗り.怒り.嫉妬.不安.恐怖というものは個人意識・自己意識にしか存在しない。底辺の意識にしか存在しない。

そういう心が私達から洗いざらし洗霊された時に高い意識である高次元の神意識に到達するわけです。その神意識のことを天界と呼んでいます。


誰も謗らなくなった怒らなくなった嫉妬もしなくなった裁かなくなった。いかなる事態が起ころうと動揺しなくなった。全体が私だ、私は全体だ。みんな繋がってるんだという様な悟りに到達しない限り、私達は昇天は望めないのです。

18:06

人間は欲望ですから底辺の意識に生きながら自分は天上界に帰りたいという肉欲が出てくる。

何もなさずに天界に帰るくらいなら、この地上界という低次元は存在しない。

私達は一歩一歩、低い次元から神に近づく道は真理・吾に対しての理解があなた方を進歩させる。

皆さん方がここに真理を求めて、大宇宙への理解があなた方を救うことになる。真理の理解なくして一歩だって進歩できない。

19:00

なぜかと、この世的な自我意識という底辺の思い行いで生きるようになるからです。なぜ夫婦間、謗らなくちゃならない?妬み合いしてる夫婦もいます。それは神意識ではない。自我意識・自己意識です。

わずかの表面の何%で形ある物だけで判断して見聞きするから、妬み謗りが出てくる。それを表面意識という過ち・罪を犯す次元です。

なぜ自分が罪・過ちを犯してるか気づき初めて、人間の本性は何かと考えるようになる

20:00

何のために生きてるのかさえ分からない。目的のない人間がいかに多いか。

生かされてることさえ分からない。私は誰の厄介にもなってないと言う人が多い。無知と無理解がこういう低い意識界で棲みつかされてる。

私達が悩み苦しみの存在する低い意識界・地上界から解脱するためには、高い大宇宙を認識しないとならない。

この世だけ理解しようとする者は、この世に釘付けにされます。