B365 波動の高揚 1988.09.16
35:00私達の肉体が粗雑なのか、精妙体なのか。これはもう一番 あなた方自身の思いの問題、意識の問題です。あなた方が高い愛という絶対なる善に生きたとするならば、あなた方の肉体は聖化されたものとなって、原子から分子に 分子から粒子に 微粒子に変性変容を遂げるということです。これはエネルギーの高さによって決まります。エネルギーの高さは意識の高さです。いいことを意識してる時は、いい意識になってます。悪いことを意識してる時は悪い意識になってます。で、悪いエネルギーになってます 自分自身が。恐怖してる時は悪いエネルギーがあなたから放射してます。で、悪い影響。あなたから出した物はあなたに帰るんです。必ず4倍になって帰ります。36:00これはこの前から話してますけど、例えばここに人が座っていたとします。で、この人から放射されたエネルギー、今現実に放射してます。今皆さん方から放射されてるのは、今のあなたの心の状態のエネルギーが放射されてる。自分から放射されたエネルギーは、憎しみをあなたから放射すれば 憎しみが4倍となって帰ってきます。跳ね返ってきます。4倍の速さで、その人に襲いかかって来ます。1という憎しみを放射したら、4という憎しみがあなたに帰ってくる。これは循環の法則ですから仕方がありません。人を1人憎んだら、強烈な4倍のエネルギーがあなたに跳ね返って来ます。37:00これを逆念と言います。即ちあなたから出たエネルギーがあなたに送られて来るんです。逆も真なりで、あなたから愛を放射すると愛のエネルギーがどんどんあなたにやって来るんです。すればするほど出てきます。これは4倍ですから、1という愛を出せば4という愛のエネルギーがあなたに跳ね返って来る。あるいは1という憎しみを放射すると、4という憎しみがあなたに襲いかかってくる。今度、4というエネルギーが私が持っていたとします。1という愛のエネルギーを放射して今度は帰ってくると4になってます。その持ってる4の愛のエネルギーを人に放射したとします。そうすると4×4=16倍になって、また跳ね返って来るんです。38:00またこの16を持ってる物をポツンと放射します。そうすると16の×4倍ですから64の物となります。これを繰り返しによって皆さん方はエネルギーの高揚・即ちバイブレーションの高さというものがどんどん行われてくるんです。しかしこれは充電しない限り、だから愛は与えて得るものというのはその意味です。与えずにして愛は得るものではない。一向に自分は愛しないのに愛を貰おうと思っても貰えるものではない。愛して 愛は貰えるものということ。だから愛は与えるものであって貰うべきものじゃない。与えて得るんです。与えずにして得る物はありません。憎しみも与えて得るんです。皆さんが憎しみを与えなければ憎しみを得ません。何でもいいことでも悪いことでも与えて得るんです。39:00与えずに得た物は何もない。皆さん方が今 世の中にいいことを与えているのか、悪いことを与えているのか。それはあなたの思い一つ 意識一つで そのチャンネルですから、それを自由選択。しかし世の中の人々は悪をどんどん施すようになったんです。そうすると、悪はどんどん自分に跳ね返ってきます、育ってきますから苦しむわけです。これが今の世の中の現状の持ってる、皆さん一人一人のバイブレーションです。エネルギーです。今 世の中は、昔は愛が強烈にありましたけれども、今 愛が欠如してます。昔は何でも隣近所に挨拶し合って、物も分け合って食べました。今は同じアパートに住んでいながら挨拶もしない。「ふんっ、はっ、ふん!」です。何もあっても分けもしない。40:00どうなろうが構わない。自己中心的。もう本当に犬畜生に怠るバイブレーションを持っています。愛情・情けというのがありません。 情けは人のためならずというのがあります。人に情けをかけているように見えるけれども、情けを与えた者は自分に情けをかけてるんです。だから「情けは人のためにならず」自分のためになしてるんです、人に情けを与えることは。愛もそうですよ。人を愛してる者は自分を愛してる者なんです。そういうところの法則を解らないんですね。これが私達のエネルギー、即ちバイブレーション・波動を高める秘訣なんです。これができないで、どうして皆さん方エネルギーが高まることができますか?だから皆さん方どんどん愛の拡大というものは、どんどん愛を流さなくちゃならない。多く愛すれば、もうあなたから強烈な愛のバイブレーション・高い波動が出て周囲の人々を益する者となります。あなたの行く所、なす所みんな救いとなります。あなたからいい波動が出ますから。41:15皆さん方のバイブレーションの高さというのは全部、自分自身の心の状態で現れる。心の状態以外の波動・エネルギーが現れることはありません。例えば、病院に行って いい気持ちという人がいますか?みんな悪い気持ちでしょう。なぜかと、病人という者はいい波動出さないんです。愚痴しかこぼさない。痛いとか、苦しいとか、憎しみしかないんです。その低い状態が病気になったエネルギーのない人の 波動の悪い者の収容所が病院ですから、そこに行きますと健康な人でも自分から病人がエネルギーを奪ってしまうんです。42:05エネルギーは高い所から低い所に必ず流れるようになっています。だから病院から帰った後、皆さん方ガタッと疲れます。見舞いというのは食べ物を持っていって 見舞いに行くんじゃない。本当は見舞いとは 健康な人から病んでる身内の者にエネルギーを流しに行くんです。それが手でも掴んでみたり 頭でも撫でてみたりすることで、余計 自分から持っていたエネルギーが病んでるエネルギーの低い方に放射されるんです。その人が しかし強烈な神のバイブレーションを持っていたとすると、触ると その瞬間に病気が癒やされるんです。なぜなら、愛という神のエネルギーにまで自分が満たされてますと、その強烈な 物を支配してるエネルギーが病人に流されますから43:00その病気の状態とは、エネルギーのない状態が病気ですから、エネルギーのある人に病気になる人は一人もいないんですから。病気とはエネルギーの欠如、エネルギーの下がった状態。だから生命力の下がった状態と言うんです。溌剌としたエネルギーを持ってる人が病気になるでしょうか?ならないでしょ。皆さん方はそのエネルギーが我々の生命であることを忘れてます。活力、これは精力とも言います。私達は、その活力ある人になろうじゃないでしょうか。そういう人間は『気高い人』と言います。気高い人のそばにいると気持ちが良くなるのは当たり前。愛深い人のそばにいると気持ちが良くなるのは当たり前。だから気高い人になって 初めて世に奉仕をしてることになります44:00気の低い人がボランティアやろうが 何をやろうが、なしたことにはならない。愛のない人が 人に物を施しても施したことにならない。なぜなら物質的な面では奉仕したかもしれないけど、エネルギーの面ではマイナスになったからです。その人がそこに行かなければ、そこにある鉱物・植物・人間マイナスにならないんです。例えば、苛立って憎しみを持った者がボランティアに行ってごらん。暇よりも、そこで尽くした物よりもエネルギーの面ではマイナスなんです。行かなかった方がいいんです。私達はただボランティアという形だけの奉仕を行ってますけども、苛立ちや憎しみや一番低いエネルギーを持った者がボランティアに行ったら、ありがた迷惑となります。行かない方が 来なかった方がいいとなります。45:00皆さん方も今 子供を愛してるか、愛してないかということは、夫婦喧嘩をしてる夫婦は決して子供を愛してません。夫婦喧嘩をしたら子供達にどういう影響を及ぼしますか?いい気持ちだなという子供はいないはずです。喧嘩の絶えない夫婦に生まれた子供というのは、ほとんどが不健康であります。病弱であります。なぜなら子供の持ってる正常なエネルギーを親が奪うからです。これは子供を愛してる親ではありません。よく人の悪口を、また夫婦間で隣近所の悪口をお茶飲み話に言う人がいます。非難話・批判話。そういう夫婦からはそれだけの低い意識、即ち動物以下な邪悪なバイブレーションが出ていますから、子供に直接 影響を及ぼすんです。46:00とうとう子供は、最初は素直で健全であった 人の悪口も言わなかった子供が、親に似てグーグー悪口を言うようになってしまった。だから子は親に似ている、親は子に似ているということになってしまう。この親に この子あり、この子に この親ありというのはその意味です。だから皆さん方は自分というだけに生きてるんじゃなくて、全部周囲と関係し合って 私達は生きてることを忘れてはなりません。自己中心的な人間の物の考え方が、いかに誤ちを 罪を犯してるかということです。