本件、アナログ機器のメンテは、ターンテーブルを同じ機種二台同時に 「メンテして欲しい」依頼によるもので、既に1号機については、メンテが完了、現在、フィルド試験(音楽視聴)している最中です。次の2号機のターンテーブルメンテ作業記録が2回目のメンテを行ってます。


メンテ対象機器

Technics 

MODEL SL-1200MK2-A

DIRECT DRIVE TURNTABLE SYSTEM

2号機


クリーニング

モーター部のカバーを開けて、更にクリーニングを進めます。



あー、埃が溜まってます。掃除機で吸い取ります。


モーター部をクリーニングして、基板を取り外して、基板下の埃を更にクリーニング出来ます。



ターンテーブルのベアリングを取り外します。



あれ、2号機は、スプリングワッシャーを入れて、ターンテーブルの高さを調整している様です。



ターンテーブルのベアリングを分解して、メンテを行います。

・ターンテーブルを固定するテーパー状の金具が錆び

・ベアリングに注油



1号機のギアと2号機のギアが違うぞー



「板ばね」なので、外すことが出来て、センターピンをメンテします。



センターピンを抜いて、清掃しました。



トーンアームを固定する部品が折れてしまってますので、ピンを抜いて、折れた部品を取り外します。



はい、組み立てました。



はい、以上、ターンテーブルの上面のクリーニング完了しました。


次のメンテは、ターンテーブルの裏からのアプローチして、クリーニングします。


編集後記

2号機のメンテは、順調に推移してます。

同じ機種のメンテは、やはり早いが、欠落、折損部品の再生は、難しいかも!

(としじ)