ターンテーブルのメンテ依頼の作業記録が18回目です。前回の告知で、「電気的な部分と性能確認」と予告してましたが、早期に「ターンテーブルの離脱の懸案(噛みつき)の再発防止対策」を解決しなくては電気的な確認も出来ませんね。


さて、本日も相も変わらずメンテを行ってます


メンテ対象機器

Technics 

MODEL SL-1200MK2-A

DIRECT DRIVE TURNTABLE SYSTEM

1号機


残置している点検箇所

・ターンテーブルの離脱の懸案(噛みつき)の再発防止対策(今だに対処方法が見えてません。)

・操作パネルの取り付け確認(再確認中)


ターンテーブルの離脱の懸案(噛みつき)の再発防止対策への考察


本件の問題点をしっかり、メンテ業者のブログに書いてありましたので、以下のとおり引用させて頂きました。


プラッター(回転盤)の回転軸をスピンドルと言います。スピンドルとベースを分解清掃し、指定の油をさして再組み立てします。

mk2やmk3の場合2割位、mk5の場合ほぼ100%の確率で、銅合金の含油軸受けがアルミ製ベースとの結合不良により分離脱落します。分離脱落すると軸ぶれやワウが発生し、いずれスピンドル固着→ベース破損に至りますので、再結合の修理をします。軸受けの正しい構造を知らず、分離脱落したまま注油して修理完了とするメンテナンス業者が多い(回転系・ベアリングの基礎を知らない)ので、注意が必要です。



まさに、ご指摘のとおりですが、、、
スピンドルとベースの分解方法が解らない!

スピンドルを止めていると思うEリングを見つけましたが、取り外せません。間違えかも?



Eリング



頑張って見ましたが、今回、あきらめました。
結構、ガッカリ

操作パネルの取り付け確認
裏蓋を再分解して、操作パネルの取り付けビスを締め直ししました。

電源スイッチ・スタート&ストップなど



ピッチアジャスト(スライドボリューム)



スタイラスライト取付



ビスの緩みは無くて、問題ありませんでした。


編集後記

次回こそ、電気的な部分と性能確認です。

(としじ)