ターンテーブルのメンテ依頼の作業記録が17回目です。さて、本日は、昨日の作業で時間切れとなっていました、「トーンアームのチェック(ガタ付き?)」について、メンテを行います。
メンテ対象機器
Technics
MODEL SL-1200MK2-A
DIRECT DRIVE TURNTABLE SYSTEM
1号機
残置している点検箇所
・トーンアームのチェック(ガタ付き有り)
・ターンテーブルの離脱の懸案(噛みつき)の再発防止対策(今だに対処方法が見えてません。)
・操作パネルの取り付け確認(再確認中)
本日、作業スタート
・トーンアームのチェック(ガタ付き有り)
厄介なのは、ターンテーブルの全体的清掃(クリーニング)した時から、トーンアームの稼働部(縦方向のみ)にガタがある事を知っていた事なんです。
実は、オーディオの先輩から「トーンアームの調整は難しい」と言われてましたので、脅かしとも思える一言が、何故か躊躇(ちゅうちょ)してるのです。
もう、やるきゃないですね。
昨日、道具箱の隅に転がってるマイナスドライバー(最近、マイナスドライバーを使わなくなりました!?)を加工して、特殊道具の作成しましたので、この道具を使って調整します。
トーンアームの稼働部における縦方向のみの「ガタ」ですので、調整箇所は、多分一箇所なので、調整としては、簡単な方と思われます。
それでは、調整開始
自作した特殊工具でロックナットを外します。
(写真は、リハの時の写真、撮影忘れ)
ロックナットを外しました。
縦方向のピンビスを外しました。
ボールベアリングを確認、問題無さそうなので、ボールベアリングの摘出をせずに注油(注意、ボールベアリングの並びが乱れるので揺らさないで、、ね!)
縦方向のピンビスを清掃後、ガタの無い様に軽く締め込みました。
自作した特殊工具でロックナットを締め込み、ピンビスをしっかり固定します。
これで終了、拡大写真
編集後記
今回の作業には、スルーで良かったのですが、横方向のガタだったら、調整は二箇所、ここで肝となる、アームのセンター出し方が不明?、誰か知っている人、いませんか?(興味本意で、、、)
(としじ)