ターンテーブルのメンテ依頼の作業記録が11回目です。同じところで躓い(つまずい)たままで、進捗は、まったく進んでません。本日こそ、、、
メンテ対象機器
Technics
MODEL SL-1200MK2-A
DIRECT DRIVE TURNTABLE SYSTEM
数量 2台(1号機、2号機)
メンテ内容(懸案)
レコードを載せるターンテーブルが着脱出来ないため、継続的に対処策を行ってます。(1号機)
現在までの対策の結果(ゼロ勝、五敗)
・注油(3日間)✖️
・熱膨張✖️
・ターンテーブルを着脱方法(テクニック)✖️
・防錆・潤滑剤 5-56DX (プロ用) ✖️
・自作押出し工具による着脱(その1)✖️
・自作押出し(強化)工具による着脱(その2)⭕️
追加対策(更に皆様からのコメント)
・ハンマーで叩く(2)➖
・瞬間接着剤の使用の可能性は低い!(1)➖
・瞬間接着剤の使用時は剥離剤(2)➖
・押出し工具使用中に各種対策を実施(2)➖
・ヘアードライヤーで温める(1)➖
・高熱を加える焼き切る(1)➖
・押出し工具の強化(1)⭕️
・潤滑剤(WD-40、GT85)を少し注入(1)➖
・溶剤や界面活性剤を少し注入(1)➖
・プラッターを持って左右こじる(1)✖️
・自作押出し(強化)工具による着脱(その2)
先日の自作の押出し工具によるターンテーブルの離脱の失敗、その失敗を解析して、自作押出し工具を改造して、更なる工具の強化に着手し、自作押出し工具の部材(鋼材チャンネル CH-25-900 サイズ2.0t 25×9×900 UC)は、同じですが、もう一枚加えて三枚構成として、この三枚の鋼板をビスを(2本から6本)増加して固定する方法を取りました。
昨日ここまででした。
昨日に続いて、本日は、強化した押出し工具(その2)を組み立てます。
真ん中のビスを回して、センターピンを押さえ込みます。
パコ🎵、と音をたてて、ターンテーブルがハズレました。(胸の使えが取れました。)
ターンテーブルに支障等無し
お騒がせの主原因の探索です。
スピンドルとターンテーブルの接触面の黄銅が錆びてました。
センターピンに浸透力の高い潤滑油を挿してましたが、まったく浸透して無かった様でした。
さてと、このサビ、どの様にしたら最も良いのかなぁ?(ヤスリでターンテーブルのセンターズレしてしまったら大変ですょ)
これで一件落着と思ったら、また一難となりました。
早めに、押出し工具(その2)の図面を書いて置きたい思います。
後記記事
皆さんから沢山のコメントより、参考にさせて頂き、案件が解決しました。
ありがとうございました。
(としじ)