ターンテーブルのメンテ依頼の3回目となります。


メンテ対象機器

Technics 

MODEL SL-1200MK2-A

DIRECT DRIVE TURNTABLE SYSTEM

数量 2台


作業開始

このターンテーブルの本体の埃(ホコリ)の除去、磨きの途中です。少しは綺麗になりました。



ここで、重大な問題が発生しました。

レコードを載せるターンテーブルが着脱出来ない。

かなりの力でも同様なんです。


良く見ると、サビが発生している様です。



まさか、外れない仕様?

もう一台あるので確認、確認しました。

ご覧のとおりに着脱可能ですね。



着脱させる方法(上から順に優しくね!)考察

・注油より

・熱膨張を応用して緩みを発生させる(ターンテーブルを温めて、センターピンを冷やす。)より

・ターンテーブルとセンターピンの間に作用(力を加える)させる為の「押し出し工具」により

・センターピンにショックにより


現在までの、結果

・注油(3日間)✖️

・熱膨張✖️

注意、ターンテーブルには永久磁石が付いているので温めて過ぎは磁石が解磁する恐れあり、そもそもの機能が無くなってしまいます。



次は、、、

これからは、簡単な押し出し工具を作ります。


工具は

ターンテーブルの穴と穴に鉄製のブリッジを作り、センターピンを(ネジで)押し出す機構(押し出し)を装備した工具です。


ちょっと心配(穴と穴の間が長いのでターンテーブルがたわむのが心配ですが、、)


後記記事

大変なメンテナンス作業となって来た!、

(としじ)