この続きです。



兄弟差別は毒親あるある。


昔私は母に

「お母さんは私と兄ちゃん平等に育ててくれたよね」

と言った事がある。


本当にそう思っていたし、母の育て方は間違いないと信じていた。


ユーチューブなんか見ても、姉より弟を可愛がるのが典型的で


弟にはおもちゃや洋服など欲しがるままに与える、ということに対して姉には与えないなど。


うちはそんな風に分かりやすい差別はなかった。


むしろ、兄の方が、妹の私に対していつも

「〇〇は良いなぁ」と言っていた。


父は兄の方をよく、叱っていたから。

父は母に対してモラハラの毒親だったけど

私は父から叱られたことはほとんどなかった。


同居していた父方の祖父母も、兄の方をよく叱っていた。というか、父の連れ子の7つ離れた兄の方を祖父母は可愛がり、2番目の兄はその兄とよく、比較をされていた。


だから、「〇〇は良いなぁ」と兄からよく言われることが多くて


私は恵まれているのか、と思い込んでいた。

毒親あるあるの兄弟差別は私には無関係かなとも思うけど、状況を改めて思い返してみるとそうでもないことに気付いた。


まず、母に家の手伝いを強要されていたのは兄ではなく私だった。


ある時

「どうして兄ちゃんは手伝いしなくて良いの?」

と母に聞いたら


「兄ちゃんは男だから。女は将来家事ができないと困る。家事ができない女の人はだれも嫁にもらわない。」


と母は答えた。


男尊女卑の昭和の前半に生まれた母。


そんな考えになるのも仕方ないと思われるけど、でもそれも矛盾だらけだった。


男は家事をする必要が無いと断言していたにも関わらず


ソファで1日中ゴロゴロしてテレビをみている父のことを

「ああやって何もしてないんだから、掃除機くらいかけても良いのに」

「お母さんが、こうやって1日中働いているんだからご飯くらい作って待っていてもバチ当たらん」


と、本人には直接言わず私に愚痴ってきていた。


私は、その矛盾で違和感だらけだったけど、それを押し殺して愚痴をずっと聞き続けてきた。



私が手伝いをしないと拒否するものなら


母は、ふてくされてずっと私に不機嫌を撒き散らしていた。


おまけに愚痴の聞き役。


「兄ちゃんはお母さんの話も聞いてくれないんだから!」

「お母さんが何か言うと、すぐ、うるさい!って言う。兄ちゃんとは深い話ができないんだ。」


と、言って


『もちろんあなたはお母さんの話聞いてくれるよね??』

と言わんばかりに、そんな兄への愚痴もこぼし、父への愚痴、祖父母の愚痴


年中無休で母の愚痴聞きは私。


小さい時から家のことも、母の精神的な支えもしてきた私。


母は被害者だとずーっと思っていたけど


立派な加害者だった。


これが私が母にされてきたいじめだ。



弱い相手を、言いなりにしかなれない相手をそうやってコントロールするのは立派ないじめ。



そうやって、大事な幼少期の時間を奪って、子供らしい時間を過ごすこと、エネルギーも自己肯定感も何もかもを奪って、子供の精神を人生を破壊する。



私が母にそっけない態度をしたら



散々文句を言い続けていた父を出してきて

「お前はお父さんに、似ている」と言った。



完全にアウト。


母は地獄行きです。


この世の法律では裁かれなくても、死んでから確実に裁かれる。


未だに母には罪の意識など無く、当たり前のように平気で家族の愚痴を言おうとしてくる。



毒親あるあるが、思い出す度に止まらない。



例えば、お前は橋の下からひろってきた、と冗談だけど面白おかしく笑いながら言ってきたこともある。



高校の帰り道、五千円でバイトしないか?と声をかけてきたおっさん。

2秒で良いからパンツを見せてくれたらこの五千円をあげると言われた。


その事を母に話すと


「お母さんのパンツで良ければ見せてあげたのにな!」と、ケタケタ笑いながら終了。

心配したり高校に電話を入れたりして注意喚起してもらうなど一切無い。


でもそんなことは普通だと思っていた。


自分はそんなふうに扱われても良い存在だと、親からそんな風に扱われるのは異常では無いと思っていた。


そんな危ない奴に通学中に今後も出会うかもしれないのに


母親の対応がそんなんだから


当然私も危機感なんて覚えるはずもなかった。



中学、高校の多感な時に、ある時



両親と知り合いのおっさんが、居間で3人でアダルトビデオを見ていた。


娘が二階にいるのを知ってていつ降りてきてもおかしくない状況。


何かの間違いか?と思ったが


おっさんが「やだねー、お母さんがみんなで見るかって言うから見せられてるんだ。困ったねぇ。」とニヤニヤして話しかけてきた。


すると母が

「なーに言ってるの!みんな見たいって言ってたのに私のせいにして!」

と、言い訳し始め


父はただニヤニヤして何も言わない、カオス。



私はただ無言で通り過ぎてまた二階に戻った。

その後のフォローなど一切無し。



小4の時に、母に「生理って何?」と質問した。すると母は笑って、「お父さんに聞きなさい!」と答えた。

しかも、その場にいた父に「ほら、〇〇が生理って何?って聞いてるよ!お父さん答えてあげて😂」と、バカにしたように笑いながら言っていた。


父もニヤニヤしながら「そんなものはお母さんに聞け!」としか答えなかった。



結局何も教えてくれなかった。


その後、学校で習ってようやく知れた。


学校というのは一応、子供をこういうあり得ないバカ家族から救ってはくれる場所だ。


生理を笑い事にしていたり、性に対して歪んでいる家族。


これもある種の性的虐待にあたるのではないだろうか。



イジメをする側の人間というのはこんなにも地に落ちた程度の低い人間だということが、お分かりいただけるだろうか。



そんな人間は、自分が加害者という意識などは程遠いということがわかる。






そんな加害者である母から、


この間、ようやく生前贈与を渡された。



「美味しいものをみんなで沢山食べてください」と。



ふざけるな、と言いたい。



これは生前贈与でも何でもなくて、慰謝料だから。



こんなもんじゃ済まないくらいの被害を私は被っている。



母は自分にしか関心の無い人。

自分の態度や言葉が、子供にどのくらい影響を与えるのか分からないし、相手を思いやったり推察する能力がゼロ。

親になってはいけない人だった。


そんな事を母に言ったとしても


私が悪いのね。。。と、これを材料に悲劇のヒロインになるから意味がない。


あくまでも、母は責められている被害者で、加害者は当然そんな事を言う娘(私)になるのだ。


そういう病気。


そんな病気を持つ病人の言葉には一切耳を傾けてはいけない。

そんな人の言葉を引き出すべきでもない。


なぜなら

その病人が発する言葉は、その人を同じ病気にしてしまうほどの魔力があるから。



病人が私の心を無視し続けてきたのだから、今度は私がその病人の言葉を無視する番なのだ。



残念ながら、この病気は救えない。


この病気を救える医者も存在しない。


癌よりももっと恐ろしい病気。


母はもう手遅れだ。



だから、これ以上被害にあわないように

そして、母をこれ以上加害者にさせないように



こちらが冷静になって対処するしかない。





全国には私と同じような境遇の方が沢山いらっしゃると思います。

そのような方と、共有できたら嬉しい限りです。





母からもらった慰謝料の使い道は



疲れ切った心身をゆっくりと時間をかけて癒やし



自分自身に幼少期から注がれなかった愛情や教育、人と人とのコミュニケーションのあり方を学ぶ為に使おうと思いますニコニコ







ここまでお読みくださりありがとうございます😊