死を恐れることは何もない。死は偉大な解放者であり、死は自由をもたらす。

赤ん坊が自分の世界にやってくると、あなたは喜ぶ。私たちの世界では、赤ちゃんがあなたの世界に生まれようとするとき、泣く人がたくさんいます。

同様に、あなた方の世界では人が死ぬと泣きますが、私たちの世界では喜びます。死とは、その生命が目的を果たした、あるいは果たすべきであったということであり、その人は霊の生命が提供する途方もない豊かさと美しさをすべて享受する準備ができたということなのです。

あなたには霊があり、それはあなたが生きることを可能にする神聖な本質です。肉体があるのは、それが霊によって生かされているからです。霊が最終的に引き下がるとき--最終的に引き下がるというのは、一時的には眠っているときに引き下がるが、目覚めたときには戻ってくるからである--肉体に死が訪れるのは、生気がなくなったからである。

千里眼のある人は、霊体が徐々に遠ざかるにつれて伸びてきた霊体と肉体をつなぐ紐が切断されるときに、別れが最終的に達成されることを見るでしょう。その切断が行われるとき、死が起こります。あなた方の世界には、肉体を再び生き返らせることのできる者は何一ついないし、誰もいないのです。

There is nothing to fear in death. Death is the great liberator; death brings freedom.

You rejoice when babies come into your world. There are many who cry in our world when babies are about to be born into your world.

Similarly there is weeping when people die in your world, but there is rejoicing in ours. Death means that the life has served its purpose, or should have done, and the individual is ready to enjoy all the tremendous richness and beauty that the spirit life has to offer.

You have the spirit, which is the divine essence that enables you to live. You have a physical body that exists because it is animated by the spirit. When the spirit finally withdraws -- I stress finally because temporarily it does so when you sleep, but returns when you wake -- death comes to the physical body because the animation has gone.

Those who have clairvoyance will see that the parting is finally accomplished when the cord connecting the spirit body to the physical one, after being extended as the spirit body gradually moves away, is cut. When that severance takes place, death occurs. There is nothing and nobody in your world who can by any means enable the physical body to live again.

* * *


“A problem has arisen because of new techniques of removing organs. Now doctors wait for people to die to take a heart or kidneys. The question is: ‘Is the person dead? Am I at liberty to take the organ?’”

I know about transplants, and am aware that the motive is often a very good one. But I must say that I am opposed to transplanting any part of the human body to other people.

“Some people believe it is necessary to leave the body in a state of peace for a given amount of time. This is because of the present-day tendency to whisk people into laboratories and open them up for experimental purposes. Do you think this is in any way harmful to the soul or the spirit?”

It depends on whether the individual has any knowledge of spiritual matters. If there is ignorance, there can be temporary harm to the soul. Even when the cord connecting the physical and spirit bodies is cut, there is still a certain amount of interplay due to the long association of the two forms of being.

Generally it is considered advisable, where there is complete ignorance of spiritual truths, for an interval of three days to elapse before there is either burial or cremation.

What happens after that is unimportant. If people wish to give their bodies to help knowledge for purposes which can be of service to others that is a matter for them to decide. But let me also say this. There is a time to be born and there is a time to die. If that time to die is reached than transplants will not succeed in maintaining you in your world.

“But there is a problem on a plane which crashes and they die instantly. What is the effect on them?”

Exactly the same as I have said. Those who have knowledge of spiritual realities will not be affected. Those who have not will be affected because of the shock. But in the process of time, awareness and realization will come.

 

 

 

 

 

 

「死ぬことは悲劇ではない。この世界に生きることが悲劇なのです。
大霊の庭が利己主義と貪欲と欲望の雑草で窒息しているのを見るのは悲劇です。
死ぬということは、物質的な肉体の鉄格子の後ろに幽閉されていた精神の自由を享受することなのだ。
苦しみから解放され、魂が本領を発揮することは悲劇なのか?
色彩の不思議を見ること、物質的表現に属さない音楽を聴くことが悲劇なのか?
苦痛のない身体で自分を表現し、物質の世界を一瞬にして歩き回り、精神生活の美しさも味わうことができることを、悲劇的だと言うのか?
18. "To die is not tragic. To live in your world is tragic. To see the garden of the Great Spirit choked with the weeds of selfishness and greed and avarice, that is tragedy. To die is to enjoy freedom of the spirit, which has been imprisoned behind the bars of the material body. Is it tragic to be released from suffering, for the soul to come into its own? Is it tragic to see wonders of colour, to hear music that does not belong to material expression? Do you call it tragic to express yourself in a body that has no pain, to be able to roam all over the world of matter in a flash and to taste the beauties of the spirit life too?
 

 


「精神は物質より優れている。スピリットは王であり、物質は下僕である。スピリットは頂点に君臨する。精神は生命であり、生命は精神だからである。"(同書P. 74).
15. "Spirit is superior to matter. Spirit is the king and matter is the servant. Spirit reigns supreme. It is the essence out of which all life is made, for spirit is life and life is spirit."(ibid p. 74).


"あなたは自分自身の中に最大の富を持っています。あなた方は大霊の一部です。あなた方の世界には、それに匹敵するような富や財産はありません。私たちは、あなた方自身の金鉱を探索し、あなた方自身の本性という粘土の中にある精神のダイヤモンドを明らかにするよう、あなた方に教えようとしているのです。(同書52ページ)。
10."You have the greatest riches within ourselves. You are part of the Great Spirit. There are no riches or fortunes in your world that can be compared with that. We seek to teach you to explore your own gold mines, to reveal the diamonds of the sprit that are within the clay of your own natures. (ibid p. 52).

 

 

 

物質主義的な勢力がますます大きくなっているのを見れば、絶望もあるでしょうが、他方では、霊的な真理の光が物質主義的な利己主義の霧を突き抜けるにつれて、希望も大きくなっているのです。そして、知識が広まる限り、真理は勝利を収めるだろう」。(同書p. 40-1).
9." All spiritual growth must be slow and progressive. Do not think that there is need for despair. There is on one hand - when you see the growing masses of materialistic forces - but on the other hand there is growing hope as the light of spiritual truth penetrates the fog of materialistic selfishness. And, as long as knowledge spreads, truth will be victorious." (ibid
p. 40-1).

 

 

1. "私たちは、罰の脅しであなた方を恐怖に陥れようとはしません。私たちは、あなた方を恐怖のために生きる臆病者にしようとはしません。私たちは、あなた方に潜在している神性を悟らせ、大いなる精神をより多く表現させ、より高みへと上昇させ、より偉大な真理と叡智で心を満たさせようと努めているのです。" (シルバー・バーチの教え p.29)
'Teachings of Silver Birch' (published 1993)
1. "We do not seek to terrify you with threats of punishment. We do not seek to make you craven cowards, living your lives because of fear. We strive to make you realize the latent divinity that is yours, that you may express more of the Great spirit, that you may rise to greater heights and fill your mind with greater truth and wisdom." (Teachings of Silver Birch p.29)

 

 

 


5. "彼らは光を持つことができるのに、なぜ暗闇を好むのか。知識を持つことができるのに、なぜ無知を好むのか。知恵があるのに、なぜ迷信を好むのか。霊の生きた真理を持つことができるのに、なぜ信条という死んだ骨を好むのか。霊的な知恵の水を手に入れることができるのに、なぜ神学の埃を好むのか。(同書33ページ)。
5."Why do they prefer the darkness when they could have the light? Why do they prefer ignorance when they could have knowledge? Why do they prefer superstition when they could have wisdom? Why do they prefer the dead bones of a creed when they could have the living truth of the spirit? Why do they prefer the dust of theology when they could have the waters of spiritual wisdom? (ibid p. 33).

 

 

地球人類は今まさに危機の真っ只中にあります。何事につけ誕生には苦しみがともなうものですが、新しい秩序の誕生にも大きな苦しみがともないます。その誕生が近づくにつれて苦痛も増大してきます。
 しかし間違いなく言えることは、新しい世界の種子がすでに地上世界に根付いているという事です。既得権力の座に安住している者たちがいかなる策を弄しても、それは功を奏さないでしょう。
 イエスは、「天に為される如く地にも為されるであろう」と二千年前に述べています。それが実現しようとしているのです。
〈シルバーバーチの教え(上)〉P.66
 

 

 


「宗教とは何かと問われれば、わたしは躊躇(ちゅうちょ)なく申し上げます。―― いつどこにいても人のために自分を役立てることです。と、神学などはどうでもよろしい。教義、儀式、教典などは関係ありません。祭壇に何の意味がありましょう。尖塔に何の意味があるのでしょう。ステンドグラスの窓にしたからといって、一体どうなるというのでしょう。法衣をまとったら、どこがどう違ってくるというのでしょう。そうしたものに惑わされてはいけません。何の意味もないのです。
 自分を人のために役立てること、それが宗教です。あなたの住むその世界のために役立てるのです。世の中を明るくするために役立てるのです。人の心を思いやり、やさしくいたわり、気持ちを察してあげなさい。しかし同時に、邪悪なものに対して敢然と闘ってください。
 わたしが地上へお伝えに戻ってきた真理とは、こうした何でもないことばかりなのです。」
『シルバーバーチの霊訓 地上人類への最高の福音』


 

 

 

 

大々的な組織体制のもとでの霊力の降下がなかったならば、地上世界はもっともっと深刻な事態に陥っていたはずです。潜在的な更生力が全世界に働きかけてきたからこそ、この程度で終わっているのです。

 

 

「夜明けの光が見えつつあります。あなた方が物的状況から予想するよりはるかに急速な足取りで近づきつつあります。今まさに地上世界は運命の岐路に立っております。私が心をこめ最大級の確信をもって申し上げたいことは、その新しい世界はすでに根づいているということです。これからの問題ではなく、すでに誕生しております。(中略)新しい世界は始まっているのです。」
 『シルバーバーチの霊訓』(2)P185

 

 

「ナザレのイエスは、大霊から託された使命を達成するために物質界へ降誕した大霊の使者の一人でした。イエスは地上でなすべき使命は果たしましたが、それで使命のすべてが終わったわけではなく、今なお霊の世界から働きかけています。」
『シルバーバーチの教え(上)』pp.137-138

 
「今やこの地上にも、霊力がしっかりと根づいております。その影響力の徴候をそこここに見ることができるようになりました。もう二度と地上から追い出される心配はありません。
過去幾世紀にもわたって、地上に霊力を根づかせようとする努力がくり返し試みられてまいりました。人類のすべてが大霊に近づき、その無限の叡智と知識と愛による恩恵に浴せるようにとの願いからでした。それが、今世紀に至ってようやく成就されたのです。」
『霊的新時代の到来』p.14

 

 

「霊的知識を広めることです。ときには拒否され、ときには嘲笑され、軽蔑され、愚弄されることもあることでしょう。しかし、気になさってはいけません。そんなことで傷つけられてはなりません。用意のできていない者は当然受け入れることはできません。でも、それであなたは、あなたの為すべきことをなさったのです。
しかし、一方には、それが干天の慈雨である人もいます。そういう人こそ大切なのです。その人たちのお役に立てば、それだけで、少なくともあなたの人生は存在価値をもつことになります。」
『地上人類への最高の福音』pp.60-61

 


「もっともっと多くの人材――これがわたしたちの大きな叫びです。いつでも自我を滅却する用意のできた、勇気と誠意と率直さにあふれた男女――霊力がふんだんに地上世界へ降下して人生を大霊の意図された通りに豊かさと美しさと光輝にあふれたものにするためならいかなる犠牲をも厭わない人材がほしいのです。」
『シルバーバーチの霊訓―スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』

 

 


 「ナザレのイエスと同じ霊、同じ存在が今なお地上に働きかけているのです。死後、さらに開発され威力を増した霊力を駆使して、愛する地上人類のために働きかけておられるのです。イエスは“神”ではないのです。(中略)イエスを信仰の対象とする必要はないのです。イエスの前にひざを折り、平身低頭して仕える必要はないのです。それよりも、イエスの生き方を自分の生き方の手本として、さらにそれ以上のことをするように努力することです。」
『地上人類への最高の福音』 P264



「大霊の子らのために奉仕しようと努力している地上の同志の背後には、協力関係を求める巨大な霊的勢力が控えていることを知っていただきたいのです。そして霊的真理を武器として、あらゆる迷信、あらゆる邪悪と戦い、尊い真理の光で地上界を照らしていただきたいのです。」
『シルバーバーチの教え(上)』p.73


「とにもかくにも、霊的知識を広めることです。すべての者が霊的知識を手にすれば、きっとその中から、その知識がもたらす責務を買って出る者が出てくることでしょう。不安のタネの尽きない世界に平和(やすらぎ)を招来するためには、霊的真理、視野の転換、霊的摂理の実践をおいて、他に手段は有り得ません。
ストレスと難問の尽きない時代にあっては、正しい知識を手にした者は、“真理の使節”としての自覚をもたねばなりません。」
『霊的新時代の到来』p.291

 

地球人類は今まさに危機の真っ只中にあります。何事につけ誕生には苦しみがともなうものですが、新しい秩序の誕生にも大きな苦しみがともないます。その誕生が近づくにつれて苦痛も増大してきます。

しかし間違いなく言えることは、新しい世界の種子がすでに地上界に根付いているということです。既得権力の座に安住している者たちがいかなる策を弄しても、それは功を奏さないでしょう。イエスは、「天に為される如く地にも為されるであろう」と二千年前に述べています。それが実現しようとしているのです。

これから地上には、いくつもの大きな変化が生じます。崩壊や多くの大変動があるでしょう。皆さんには暗黒と苦難の時代の到来のように思えるかもしれません。「たいへんな時代になった」と、おっしゃるかもしれません。しかし、そうした変動の背後には、地上世界を進化させようとしている大きな力が存在しているのです。
(シルバーバーチの教え(新版・上)4章 スピリチュアリズムが目指す新しい世界)

 


古い時代の文明が破滅してしまったように、現代の物質文明は完全に破綻状態に陥っています。そのかけらを一つひとつ拾い上げて、永遠の霊的摂理の上に今一度築き直す、そのお手伝いをするために私たちは戻ってきたのです。それは私たち全員に大霊からの愛が流れており、その愛であなた方を愛しているからです。
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 「私たちには為さねばならない仕事があるのです。偉大な仕事です。よろこんでその手を、その心を、その精神を貸してくださる人々の協力を必要とする、大仕事があるのです。あなたもぜひ参加してください。あなた自身が手にされた知識を、寛容の精神で他人に披露して、その良さを知っていただくための努力を忍耐強く続けてください。」
 『地上人類への最高の福音』p.58

 

死者になることが悲劇であるかのようなご意見ですが、私はそのようには考えません。 私に言わせれば、死は魂が自由を獲得するための素晴らしい時なのです。
『シルバーバーチの教え・上』P176/後ろから2


死ぬということは悲劇ではありません。むしろ地上で生きている方が悲劇です。大霊の庭が利己主義と強欲という名の雑草で足の踏み場もない状態になっていることこそ悲劇なのです。死は、肉体という牢獄に閉じ込められていた霊が自由の喜びを満喫するようになることです。苦しみから解放されて霊本来の姿に戻ることが、本当に悲劇でしょうか。天上的色彩を眺め、物質的表現を超越した天上の音楽を聴けるようになることが悲劇でしょうか。痛みのない身体で自己を表現し、一瞬のうちに世界中を駆け巡り、霊の世界の美しさを満喫できるようになることを、あなた方は悲劇と呼ぶのでしょうか。
『シルバーバーチの教え・上』P186/後ろから2

 

 

 


その日一日、その場の一時間、今の一分・一秒を大切に生きることです。明日のことを思い患うことなく、“ 今 ”という時に最善を尽くすのです。あなたが煩悩をもつ人間的存在であり、未熟であることは、神は先刻ご承知です。だからこそ地上に来ているわけです。もしも完全であれば、今そこに存在していないはずです。地上生活の目的はその不完全なところを一つでも無くしていくこと、それに尽きます。

 

 

 

 

 

 

“唯物主義”と“利己主義”の勢力が絶対にはびこらないように努力しています。そのためには人間みずからが、その勢力に負けないようにならなくてはいけません。日常において発生するさまざまな問題に霊的真理を活用することによってのみ、人類の前に迫りつつある恐ろしい破局を防ぐことができるのです。
地上世界は今や破滅に瀕し、混乱の極にあります。絶望と敵意と苦痛に満ちています。理性が敗走して利己主義が支配しています。私たちは人類に理性を取り戻させ、
誤った概念に代わって真理を教え、迷信に代わって正しい信仰を説いています。そして暗闇を光明で照らすことによって、人生の闘いに負けそうな人には力を与え、いじけそうな人を健全な精神に立ち戻らせ、生きることに疲れ果てた人には気力を回復させ、不当な扱いに苦しめられている人には正当な報いを得させてあげたいと努めているところです。

誰かが先頭に立って藪を切り開き、後に続く者が少しでも楽に通れるようにしてあげなければなりません。やがてそこに道ができ上がり、通るほどに平坦になっていきます。
(シルバーバーチの教え(新版・上)3章 霊界を挙げての大計画)
 

 

 

 

 

「私たちは皆さんに、奉仕への参加を呼びかけます。自分の利得損失を忘れ、霊的なものをこの世的な打算に優先させ、お一人お一人が生命の大霊の使者となっていただきたいのです。」
(スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ)

 

 

 

 

 

「死ぬことは悲劇ではありません。今日のような地上世界に生き続けねばならないことこそ悲劇です。(中略)死ぬということは物的身体のオリの中に閉じ込められていた霊が自由を獲得することです。苦しみから解放され真の自我に目覚めることが悲劇でしょうか。」  『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』
<シルバーバーチの言葉>
アーメン

 

 

地球人類は今まさに危機の真っ只中にあります。何事につけ誕生には苦しみがともなうものですが、新しい秩序の誕生にも大きな苦しみがともないます。その誕生が近づくにつれて苦痛も増大してきます。

しかし間違いなく言えることは、新しい世界の種子がすでに地上界に根付いているということです。既得権力の座に安住している者たちがいかなる策を弄しても、それは功を奏さないでしょう。イエスは、「天に為される如く地にも為されるであろう」と二千年前に述べています。それが実現しようとしているのです。

これから地上には、いくつもの大きな変化が生じます。崩壊や多くの大変動があるでしょう。皆さんには暗黒と苦難の時代の到来のように思えるかもしれません。「たいへんな時代になった」と、おっしゃるかもしれません。しかし、そうした変動の背後には、地上世界を進化させようとしている大きな力が存在しているのです。
(シルバーバーチの教え(新版・上)4章 スピリチュアリズムが目指す新しい世界)
 

 

 

 

 


古い時代の文明が破滅してしまったように、現代の物質文明は完全に破綻状態に陥っています。そのかけらを一つひとつ拾い上げて、永遠の霊的摂理の上に今一度築き直す、そのお手伝いをするために私たちは戻ってきたのです。それは私たち全員に大霊からの愛が流れており、その愛であなた方を愛しているからです。
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私は時おり、霊界の高級霊たちが目に涙を浮かべている姿を見かけることがあります。地上の人間が同胞を引き上げる大きなチャンスを捨て去っている姿を見て、いつかその愚かさに気づいてほしいと願い、じっと眺めているのです。そうかと思うと、嬉しさに顔をほころばせているのを見かけることもあります。名もない人が善行を施し、それが暗い地上世界に新しい希望を灯してくれたからです。

私も他の大勢の同志と同じく、すぐそこまできている新しい世界を一日でも早く招来するために、バイブレーションを物質界のレベルに近づけて降りてきました。その目的は、大霊の摂理を教え、その摂理に忠実に生きるなら、あなた方の心は大霊の恵みをふんだんに受けられるようになることを教えてあげることです。

私が地上世界へ降りてきて目にするのは、幸せであるべきところに悲しみがあり、光があるべきところに暗闇があり、豊かであるべきところに飢えがあることです。大霊は、必要なものはすべて用意してくださっています。問題は、その公平な分配を妨げている者がいるということです。取り除かなければならない障害が存在するということです。

その障害を霊界側で取り除いてくれたらいいと思われるかもしれませんが、それは私たちには許されないのです。咎め立てすることも許されません。私に許されているのは、物的身体に宿っているあなた方に大霊の摂理を説き、どうすればその摂理があなた方を通して正しく運用されるようになるのかを教えてあげることだけです。それができる人が、地上の悪弊を指摘し、摂理による矯正手段を講じて見せなくてはなりません。



戦争は大霊がやらせているのではありません。病気は大霊が与えているのではありません。いずれも地上人が自由意志の行使を誤ったために引き起こしているのです。学ぶべき教訓というものがあることは事実です。しかし、それは身の毛もよだつ蛮行や冷酷な行為に訴えなくても学べます。人間の行為と大霊の行為とを取り違えてはいけません。
(シルバーバーチの教え(新版・上))





なぜ人間は戦争をするのでしょうか。それについて皆さんはどう思いますか。なぜ悲劇を繰り返すのでしょうか。その原因は何だと思いますか。どうして人間の世界には悲しみが絶えないのでしょうか。

その最大の原因は、人間が物質によって霊眼が曇らされ、五感という限られた感覚でしか物事を見ることができないために、万物の背後にすべてを一つに結びつけている大霊が存在していることが理解できないからです。人間は何かにつけて“差別”をしようとするため、そこから混乱が生じ、悲劇が生まれ、そして破壊へと向かうことになるのです。

前にも申し上げたように私たちは、あなた方が“野蛮人”と呼んでいるインディアンですが、あなた方文明人が忘れてしまった大霊の摂理を説くために戻ってまいりました。あなた方文明人は、物質界にしか通用しないシステムの上に人生を築こうと努力してきました。教育と教養を求め、大霊の摂理からかけ離れた文明をつくり上げようとしてきました。
()


 

 

 

 

 

「このたびのコミュ二ケーションは組織的であり、協調的であり、管理・監督が行き届いており、規律があります。一大計画の一部として行われており、その計画の推進は、皆さんの想像も及ばないほどの協調体制で行われております。背後の組織は途方もなく巨大であり、細かいところまで見事な配慮がなされております。すべてに計画性があります。 そうした計画のもとに霊界の扉が開かれたのです。このたび開かれた扉は二度と閉じられることはありません。」
(地上人類への最高の福音 P.103)



「私たちにも干渉を許される場合が生じます。万が一私たちスピリットとしての 大義名分が損なわれかねない事態に立ち至った時は、大いに干渉します。例えば、この霊媒を通じての仕事が阻害される可能性が生じた場合は、その障害を排除すべく干渉します。」
(霊的新時代の到来 p.74)


「案ずることはありません。あなた方は自分なりの最善を尽くせばよいのです。もうこれ以上はできないというところまで努力したら、それ以上はムキにならず、あとは私たちに任せる気持ちにおなりなさい。人間は自分にできるかぎりの努力をしていればよいのです。それ以上のことは要求しません。」
『シルバーバーチの霊訓(9)』p.160


「たった一人の人間も、霊の力を背後にすれば大きな仕事ができるのです。(中略)見た目にはたった一人です。が、その背後には、自分を役立てたいとの願望に燃える者にかならず授けられる強大な霊力が控えております。」
『地上人類への最高の福音』p.56



「自分のまわりに障壁を築いて、新しいインスピレーションを拒絶するようなことをしてはなりません。真理探究の道は無限に続きます。(中略)新しい真理の光によって自分の間違いに気づき、ひるむことなくそれを捨て去ったとき、あなたは本当の意味で「自由」を手にすることができるのです。(中略)間違いとわかったものは、いかに長いあいだ“金科玉条”とされてきたものであっても捨て去る勇気がなくてはなりません。」
(シルバーバーチの教え・上 P131)



「イエスの関心事は、自分がどんな事を言ったかというようなことではなく、地上のすべての人間が神の御心を実践することです。人間はあまりにも教えに関心を寄せ、行いを疎かにしています。(中略)大霊の真理に飢えた人たちが集まっています。そうした人々にとって重要なことは、単なるイエスの言葉ではなく、その教えに基づくあなたの生き方です。あなた自身の生き方を、手本として示すことです。
地上世界は教えでは救われません。いくら長い教えを説いても、それだけでは救われません。大霊の御心を鎧として、暗黒と弾圧の勢力に戦いを挑むことです。魂を束縛するものに立ち向かうことによって初めて、地上世界は救われるのです。」
(シルバーバーチの教え・下 P.115)  


「霊的知識を広めることです。ときには拒否され、ときには嘲笑され、軽蔑され、愚弄されることもあることでしょう。しかし、気になさってはいけません。そんなことで傷つけられてはなりません。用意のできていない者は当然受け入れることはできません。でも、それであなたは、あなたの為すべきことをなさったのです。
しかし、一方には、それが干天の慈雨である人もいます。そういう人こそ大切なのです。その人たちのお役に立てば、それだけで、少なくともあなたの人生は存在価値をもつことになります。」
『地上人類への最高の福音』pp.60-61

 

「大霊の子らのために奉仕しようと努力している地上の同志の背後には、協力関係を求める巨大な霊的勢力が控えていることを知っていただきたいのです。そして霊的真理を武器として、あらゆる迷信、あらゆる邪悪と戦い、尊い真理の光で地上界を照らしていただきたいのです。」
『シルバーバーチの教え(上)』p.73


「とにもかくにも、霊的知識を広めることです。すべての者が霊的知識を手にすれば、きっとその中から、その知識がもたらす責務を買って出る者が出てくることでしょう。不安のタネの尽きない世界に平和(やすらぎ)を招来するためには、霊的真理、視野の転換、霊的摂理の実践をおいて、他に手段は有り得ません。
ストレスと難問の尽きない時代にあっては、正しい知識を手にした者は、“真理の使節”としての自覚をもたねばなりません。」
『霊的新時代の到来』p.291


「ナザレのイエスは、大霊から託された使命を達成するために物質界へ降誕した大霊の使者の一人でした。イエスは地上でなすべき使命は果たしましたが、それで使命のすべてが終わったわけではなく、今なお霊の世界から働きかけています。」
『シルバーバーチの教え(上)』pp.137-138

 
「今やこの地上にも、霊力がしっかりと根づいております。その影響力の徴候をそこここに見ることができるようになりました。もう二度と地上から追い出される心配はありません。
過去幾世紀にもわたって、地上に霊力を根づかせようとする努力がくり返し試みられてまいりました。人類のすべてが大霊に近づき、その無限の叡智と知識と愛による恩恵に浴せるようにとの願いからでした。それが、今世紀に至ってようやく成就されたのです。」
『霊的新時代の到来』p.14


 「私たちには為さねばならない仕事があるのです。偉大な仕事です。よろこんでその手を、その心を、その精神を貸してくださる人々の協力を必要とする、大仕事があるのです。あなたもぜひ参加してください。あなた自身が手にされた知識を、寛容の精神で他人に披露して、その良さを知っていただくための努力を忍耐強く続けてください。」
 『地上人類への最高の福音』p.58

 

 

 


「地上人類の最大の問題点は、大霊よりも黄金の子牛(金銭)を崇拝の対象としている者が多すぎることです。欲の皮がつっ張れば霊性はしぼみます。霊性が第一であることを一人でも多くの人に説かないといけません。地上のいかなる財産も、この世かぎりのものです。来世までもっていくことはできません。」
『シルバーバーチ最後の啓示』 P63


「夜明けの光が見えつつあります。あなた方が物的状況から予想するよりはるかに急速な足取りで近づきつつあります。今まさに地上世界は運命の岐路に立っております。私が心をこめ最大級の確信をもって申し上げたいことは、その新しい世界はすでに根づいているということです。これからの問題ではなく、すでに誕生しております。(中略)新しい世界は始まっているのです。」
 『シルバーバーチの霊訓』(2)P185



「あなた方はすでに知識を持っています。霊的真理を手にしています。真理を知った者には、それを実践に移す責任がともないます。その責任を果たしてこそあなた方は、より優れた道具になれるのです。」
 『シルバーバーチの教え・上』 P72



「〝ナザレ人イエス〟と呼ばれた人物を通して顕現した霊は、二千年前に開始した使命を成就すべく今なお地上世界へ働きかけています。」      
    『シルバーバーチの教え・上』 P139


「いずれ、強大な霊力が物質界へと流入します。あらゆる国において、その威力を感じ取ることができるようになります。地上世界の利己主義と無知を駆逐するという重大な仕事には、多くの苦労が伴いますが、いつかは必ず成就します。」          
   『シルバーバーチの教え・上』 P41



「実は、霊界へ送り込まれてくる人間の中に、もしも地上で霊的知識を身に付けていたら、こうまで酷くはならなかったであろうにと思われる廃残者、堕落者、霊的生活への備えがまるでできていない者が、あまりに多すぎるのです。無知と恐怖と迷信と偏見に満ちた者ばかりなのです。」
  『スピリチュアルメッセージ』P163


「死んだ時、一人ぽっちの人は一人もいません。かならず、例外なく、まわりに幾人かの縁故のある人がいて、暗い谷間を通ってくる者を温かく迎え、新しい、そして素晴らしい第二の人生を始めるための指導に当たります。」
  『スピリチュアルメッセージ』P138~139


「地上の人間は一人の例外もなく、自分の努力で人格を形成し、自分の努力で霊的進化を達成するために地上界へ来ているのです。」
  『シルバーバーチの教え・上』P154


「古い霊の部類に属するこのわたしが確信をもって言えることは、あなたの地上生活は、今日の絶頂期を迎えるべく、ずっと導かれてきているということです。意図された通りのものを、今まさに成就なさりつつあります。今その目的地にたどり着かれました。あなたの協力なしには成就できない仕事にたずさわっていることを喜ぶべきです。」
  『地上人類への最高の福音』 P128



「もしも私の説く真理を聞くことによって楽な人生を送れるようになったとしたら、それは私が神から授かった使命に背いたことになります。私どもは人生の悩みや苦しみを避けて通る方法をお教えしているのではありません。それに敢然と立ち向かい、それを克服し、そしていっそう力強い人間となってくださることが私どもの真の目的なのです。」
  『シルバーバーチの霊訓』(一)P52


「私たちは、人間の内部に存在している神性に気づかせてあげることで、あなた方が大霊をもっと顕現させ、さらなる高みへと自らを引き上げ、その心がより高次の真理と知識で満たされるように努めているのです。」
  『シルバーバーチの教え・上』P45



「いずれ、強大な霊力が物質界へと流入します。あらゆる国において、その威力を感じ取ることができるようになります。地上世界の利己主義と無知を駆逐するという重大な仕事には多くの苦労が伴いますが、いつか必ず成就します。」
  『シルバーバーチの教え・上』P41



<シルバーバーチは、スピリチュアリズム運動の総指揮官であるイエスの教えを忠実に伝えた>
「私の役目は、私が所属する霊団からのメッセージをお届けすることです。この霊媒と私自身の力量の範囲内で受け取ったものを、忠実に伝達する努力を続けてまいりました。」
  『シルバーバーチの教え・上』P27



<シルバーバーチは、スピリチュアリズム運動の総指揮官であるイエスの教えを忠実に伝えた>
「私の役目は、私が所属する霊団からのメッセージをお届けすることです。この霊媒と私自身の力量の範囲内で受け取ったものを、忠実に伝達する努力を続けてまいりました。」             
 『シルバーバーチの教え・上』P27


<『シルバーバーチの霊訓』は、高級霊団の総意であり、イエスの教えである>
「シルバーバーチは、これは自分の教えではなく、自分の所属界よりもさらに高い界層から送られてきたものを自分が中継しているにすぎないと言う。」                                     『シルバーバーチの教え・上』P9


<日常意識から離れ、魂に力を取りもどす>
「日常の煩瑣な雑事の渦中にあって、ときには僅かな時間を割いて魂の静寂の中に退避し、己の存在の原動力である霊性に、発言のチャンスを与えてください。」                                 『シルバーバーチの霊訓(1)』P140


<神と人間の関係の大原則――摂理を介した間接的な関係>
「大霊による直接の関与などというものは絶対にありません。あなた方が想像なさるような意味での人間的存在ではないのです。」                                    『霊的新時代の到来』P46


<人のためを思いやる心は、神の愛に他ならない>
「宇宙に存在を与えたのは神の愛です。宇宙が存在し続けるのも神の愛があればこそです。全宇宙を経綸し全存在を支配しているのも神の愛です。その愛の波長に触れた者が自分の愛する者だけでなく血縁によって結ばれていない赤の他人へも手を差し延べんとする同胞愛に燃えます。愛は自分より不幸な者へ向けて自然に手を差しのべさせるものです。」                                 『シルバーバーチの霊訓(1)』P142


<祈りは、実践の努力をしていることが前提>
「真の祈りにはそれなりの効用があることは事実です。しかし、いかなる精神的行為も、身をもって果さねばならない地上的労力の代用とはなり得ません。(省略)あなた方を悩ます全ての問題と困難に対して、正直に、正々堂々と、真正面から取り組んだとき― 解決のためにありたけの能力を駆使して、しかもなお力が及ばないと悟ったとき、その時こそ、何らかの力、自分より大きな力をもつ存在に対して、問題解決のための光を求めて祈る資格ができたといえましょう。」
『シルバーバーチ不滅の真理』P151


<地上世界に向けて、霊界から強力な働きかけがなされている>
「私たち(霊界と地上界)の努力によって、物質界の至るところで大きな仕事が成し遂げられていることを誇りに思っています。地上の暗闇に光が射しこみ、悲しみに暮れていた心に喜びがもたらされるようになっています。まだわずかではありますが、無知に代わって知識が存在するようになっています。私たちは、生きる気力を見失った人々を導いています。そして、地上の同胞のために働いている人々を鼓舞し、大霊とその子らのための仕事をするすべての人間の背後には、強力な霊の大軍が控えていることを理解させようとしているのです。」                               『シルバーバーチの教え・上』P70


<スピリチュアリズムによる宗教革命は、真理による霊的革命>
「私たちは常に霊的真理の宗教的意義を示そうと努めています。なぜなら地上人類がその霊的な重要性を認識すれば、戦争や流血による革命よりも、はるかに大きな革命が生じるからです。それは“魂の革命”と呼ぶべきものです。(中略)その時には何世紀にもわたって人々の魂の足かせとなってきたものが、すべて取り払われることになるでしょう。」
『シルバーバーチの教え・上』 P40~41


<スピリチュアリズムによる宗教革命は、真理による霊的革命>
「私たちは常に霊的真理の宗教的意義を示そうと努めています。なぜなら地上人類がその霊的な重要性を認識すれば、戦争や流血による革命よりも、はるかに大きな革命が生じるからです。それは“魂の革命”と呼ぶべきものです。(中略)その時には何世紀にもわたって人々の魂の足かせとなってきたものが、すべて取り払われることになるでしょう。」
『シルバーバーチの教え・上』 P40~41


<困難や苦労なくして霊性成長は得られない>
「葛藤を余儀なくさせられる困難が多いほど、それだけ魂が成長するものです。霊的自我に目覚めるのは、厳しい環境を克服しようとする戦いの中においてこそです。」
 『シルバーバーチの教え・上』 P169


<すべての人間にとって、地上生活の目的は霊的成長>
「地上生活のそのものの目的が、地上を去ったあとに待ち受ける次の階段の生活に備えて、それに必要な霊的成長と才能とを身につけていくことだからです。」
『霊的新時代の到来』 P253



「一人でも多くの人に、正しい視野をもっていいただき、自分自身の本当の姿を見つめるようになっていただきたいのです。自分というものを肉体だけの存在、あるいは、せいぜい、霊をそなえた肉体だと思い込んでいる人が、まだまだ多すぎます。本当は肉体をそなえた霊的存在なのです。」
『霊的新時代の到来』 P198


<霊界主導のスピリチュアリズム運動は必ず勝利する>
「地上界に蔓延している暗黒の中にあっても決して希望を失うことなく、人類の霊的成長のためにあなた方とともに働いている霊たち、物質界を少しでも良くしようと心を砕いている霊たちは、必ずや勝利するとの信念に燃えてください。それは宇宙で最強の力だからです。」
『シルバーバーチの教え・上』 P44



<霊的真理の理解によってなされる魂の革命>
「私たちは常に霊的真理の宗教的意義を示そうと努めています。なぜなら地上人類がその霊的な重要性を認識すれば、戦争や流血による革命よりも、はるかに大きな革命が生じるからです。それは〝魂の革命″と呼ぶべきものです。」
『シルバーバーチの教え・上』 P40~41


<スピリチュアリズムは、霊界主導の人類史上最大の宗教革命>
「その仕事の前途に立ちはだかるのは、間違った宗教的教義によって築かれた巨大な組織です。何世紀にもわたって続いてきたものをもとに戻さなくてはなりません。偽りの教義を土台として築かれた上層部を取り壊さなくてはならないのです。」
『シルバーバーチの教え・上』 P40


<霊的成長のための基本的実践――霊主肉従の努力>
「精神的にも霊的にも自己を厳しく修養し、生活のすべての側面を折り目正しく規制し、自分は本来は霊であるという意識をもって、行動のすべてに霊の優位性を反映させなさい、と。霊の優位性にもとづく修養的生活――これが最高の生き方です。既成のテキストはいりません。魂の成長ということだけを心がければいいのです。」
『地上人類への最高の福音』 P243



<霊的真理を実践するのは、地上人の責任>
「私に許されているのは、物的身体に宿っているあなた方に大霊の摂理を説き、どうすればその摂理があなた方を通して正しく運用されるようになるのかを教えてあげることだけです。」                                          『シルバーバーチの教え・上』 P57 


<高級霊団の計画はいずれ間違いなく実現する>
「地上世界の利己主義と無知を駆逐するという重大な仕事には多くの苦労がともないますが、いつか必ず成就します。」
『シルバーバーチの教え・上』 P44


<高級霊たちは人類救済のために立ち上がり、霊的真理を降ろしてくれた>
「地上世界は流血と苦悩の涙と敵意にあふれています。霊的無知の中で地上人は、神の摂理にそって生きるのではなく暗黒と絶望へ向かう道を選択してしまいました。そこで私たちが、希望と光明、安らぎと調和へと導く叡智をお教えしようとしているのです。」                                        『シルバーバーチの教え・上』 P43


 

 

 

「夜明けの光が見えつつあります。あなた方が物的状況から予想するよりはるかに急速な足取りで近づきつつあります。今まさに地上世界は運命の岐路に立っております。私が心をこめ最大級の確信をもって申し上げたいことは、その新しい世界はすでに根づいているということです。これからの問題ではなく、すでに誕生しております。(中略)新しい世界は始まっているのです。」
 『シルバーバーチの霊訓』(2)P185


「あなた方はすでに知識を持っています。霊的真理を手にしています。真理を知った者には、それを実践に移す責任がともないます。その責任を果たしてこそあなた方は、より優れた道具になれるのです。」
 『シルバーバーチの教え・上』 P72

 

 

 

 

死者になることが悲劇であるかのようなご意見ですが、私はそのようには考えません。 私に言わせれば、死は魂が自由を獲得するための素晴らしい時なのです。
『シルバーバーチの教え・上』P176/後ろから2


死ぬということは悲劇ではありません。むしろ地上で生きている方が悲劇です。大霊の庭が利己主義と強欲という名の雑草で足の踏み場もない状態になっていることこそ悲劇なのです。死は、肉体という牢獄に閉じ込められていた霊が自由の喜びを満喫するようになることです。苦しみから解放されて霊本来の姿に戻ることが、本当に悲劇でしょうか。天上的色彩を眺め、物質的表現を超越した天上の音楽を聴けるようになることが悲劇でしょうか。痛みのない身体で自己を表現し、一瞬のうちに世界中を駆け巡り、霊の世界の美しさを満喫できるようになることを、あなた方は悲劇と呼ぶのでしょうか。
『シルバーバーチの教え・上』P186/後ろから2


 

 


いついかなる時も、あなたの身のまわりには見えざる存在がいてあなたを導き、守護し、あなたの存在価値を最大限に発揮させるべく働きかけているということです。一人ぼっちでいることは決してありません。見捨てられることは絶対にありません。
『地上人類への最高の福音』P40/5~8


自分が一人ぼっちでいることは絶対にない、のです。いつどこにいても、霊の世界からの愛と友情と親愛の念を受けているということです。最善をつくしている時には、かならず霊界からの導きの力が加わっていること、あなたの持っているものから最善のものを引き出し、あなたの人生から最高のものを学び取ってくれるようにと願っている、友愛と親切心と協調精神に満ちた霊が身近に存在してくれているということです。このことがスピリチュアリズムがもたらしてくれる、一ばん有り難いことです。
『地上人類への最高の福音』P87/8~P88/2


地上生活には、時として辛さと絶望、痛みと悲惨さがともないますが、そのすべてが魂にとって永遠の旅路に向かうための準備なのです。暗黒と光、陰と日向といった対照的なものも、実は一個の統一体の反映に過ぎません。陰なくしては光もあり得ず、光りなくしては陰もあり得ません。それと同じで、困難は魂が向上するための階段です。困難・障害・ハンディキャップ ― こうしたものは魂の試練なのです。それを克服したとき、魂はより強くなり、より純粋になり、より充実し深くなり、いっそう進化するようになるのです。無限の可能性を秘めた魂の潜在能力が、困難も苦痛もなく、陰も悲しみも悩みも悲惨さもなしに発現すると思われますか。発現するはずはありません。悲哀の極みを舐め尽くして初めて、魂の奥底からの喜びが味わえるのです。生命の階段を低く下りるほど、それだけ高く上がれるのです。地上人生の陰と思える体験を重ねるほど、日向の喜びがひとしお身に沁みるようになるのです。すべてのことが霊性進化の肥やしになります。
『 シルバーバーチの教え 上 』 P109/7 ~ P110/4


何の代価も支払わずに入手できるものは、この地上界には何ひとつないということです。代価を支払わずに霊的能力を開発することはできませんし、魂の富を蓄えることもできません。霊的成長をおろそかにして金儲けにうつつを抜かしていると、そちらの世界では金持ちと言われても、こちらの世界では哀れな貧しい魂になってしまいます。
『シルバーバーチの教え 上 』 P94/後から3 ~ P95/2


そのうちあなたも、地上人生を明確な視野のもとに見つめ直す時がまいります。その時、苦難こそ最も大切な教訓を教えてくれていること、もしもあの時あれだけ苦しまなかったら、悟りは得られなかったであろうことを、しみじみと実感なさいます。
『福音』 P48/後


見た目には混乱が生じているようであっても、地上に真理が広まることによって神の意図が具現化し、調和と平和が訪れるようになります。こうしたことを申し上げるのは、あなた方に、地上に真理を広めるための壮大な計画の一端を知ってもらい、私たち霊界の者がこうして物質の世界へ戻って来たのは、それを推進するためであることを理解していただきたいからです。そして今回の地上生活を終えるまでに、あなた方一人ひとりに果たさなければならない役割があることを知っていただきたいのです。
『教え・上』P47/後2~P48/4


一時的にインスピレーションがあふれ出たことはありますが、長続きしていません。このたびのコミュニケーションは組織的であり、協調的であり、管理・監督が行き届いており、規律があります。一大計画の一部として行われており、その計画の推進は、皆さんの想像も及ばないほどの協調体制で行われております。背後の組織は途方もなく巨大であり、細かいところまで見事な配慮がなされております。すべてに計画性があります。そうした計画のもとに霊界の扉が開かれたのです。このたび開かれた扉は二度と閉じられることはありません。  
『福音』P103/2~9


物質界の進歩のために役立つ仕事をしている人々には、それに拍車をかけて発展させようとする霊団が援助します。善を志向する努力が、無駄になることは決してありません。人類を向上させたいと願っている人、人類への奉仕を切望する人、大霊の子供たちの苦しみを取り除くために戦っている人の背後には常に多くの霊が待機しているのです。
『教え・下』P190/4~9


大審議会では数カ月間の仕事を見直し、新たな計画を作成し、指導霊の一人ひとりに役割が与えられます。私たちは大きな励ましを得て心を鼓舞され、再び各自の使命を果たすために地上近くへ降りていきます。私は皆さん方の援助によって力を与えられ、地上人類が少しでも大霊に近づくことができるように努力しているのです。
『教え・下』P45/後1~P46/3


忘れないでいただきたいのは、皆さん方のような地上での道具がなくては、わたしたちも何も為し得ないということです。皆さんはわたしたちに闘いのための武具を供給してくださっているようなものなのです。皆さんの力をお借りする以外に地上には頼りにすべき手だてが何もないのです。喜んでわたしたちに身をゆだねてくださる人以外に、道具とすべきものが無いのです。
その道具が多すぎて困るということは決してありません。こちらの世界では、使用に耐えられる人物の出現を今か今かと待ちうけている霊がいくらでもいるのです。わたしたちの方から皆さんを待ち望んでいるのです。皆さんがわたしたちを待ち望んでいるのではありません。地上への降下を待ち望んでいる霊力には、その表現形式が無数にあります。種類も様式もおびただしい数があり、さらには、用意された通路に合わせて形態を変えます。
もっともっと多くの人材――これがわたしたちの大きな叫びです。いつでも自我を滅却する用意のできた、勇気と誠意と率直さにあふれた男女――霊力がふんだんに地上世界へ降下して人生を大霊の意図された通りに豊かさと美しさと光輝にあふれたものにするためならいかなる犠牲をも厭わない人材がほしいのです。
わたしたちの仕事は、人生意気に感ず、の気概なくしては出来ない仕事です。その仕事の尊厳に誇りを覚えて全身全霊を打ち込むようでなくては成就できません。
『霊性進化の道しるべ』P115/3~P116/4


この宇宙には、物的身体による体験を持たない高級霊の界層が存在します。そういう種類の霊にしかできない宇宙経綸の仕事があるのです。一度も地上の人間のような形態をもったことのない高級霊です。その界層での成長にとって地上的顕現は不必要なのです。居ながらにして高級霊で、宇宙の上層部に所属しています。“ 光り輝く存在 ”と言うのがそれです。現実にそういう存在がいます。   
『 新たなる啓示 』P124/1~8


ナザレのイエスは、そんな目的のために降誕したのではありません。人間はいかに生きるべきか、いかにすれば内部の神性を顕現させられるかを教えるために地上界へ降りて来たのです。
『 シルバーバ―チの教え・上 』P152/3~5


それにも増してわたしは、その大審議会を主宰される、かつて地上で“ ナザレ人イエス”と呼ばれた人物が、わたしたちの業績に逐一通じておられるお言葉を述べられ、新たな力、新たな希望、新たなビジョン、新たな目的をもって邁進するようにと励ましてくださる時のそのお姿、そのお声、その偉大なる愛を、願わくば皆さんにも拝し、聞き、そして感じ取らせてあげられればと思うのですが、それができないのが残念です。もとよりそれはキリスト教によって神の座に祭り上げられているイエスではありません。数知れない霊を通して人類に働きかけておられる一個の偉大なる霊なのです。
『 霊性進化の道しるべ 』P244/9~P245/2


肉体の牢獄から解放され、望む所へは自由に行け、心で考えたことが形を取って眼前に現れ、好きなことにいくらでも専念でき、お金の心配がない……こうした霊界の生活と比べることができるものは、地上には存在しません。
「教え・上」 P184/後7 ~ 10


私たちが忠誠を尽くすのは、一つの教義ではなく、一冊の書物でもなく、一つの建造物でもなく、生命の大霊とその永遠なる摂理です。
「教え・上」 P41/6 ~ 7


もっとも、皆さんからシルバーバーチと呼ばれているこのわたしがお届けするのは、高級界の無限の叡智のホンの一かけらにすぎません。皆さんがさらに進化なされば、わたしよりさらに偉大な霊がより高い知識と叡智を届けてくれることでしょう。
『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 P196/ 後から3~1


わたし個人は取るに足らぬ存在です。また、わたし個人として求めるものは何一つありません。私はただ霊的メッセージをお届けに来ているだけです。
『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 P37/後から7~5




魂の受け入れ準備がすべてに優先するということです。魂がその真理を理解できる段階まで成長した時にはじめて、その真理の方からやってくるのであり、それまでは得たいと思っても得られないということです。受け入れるだけの態勢ができ上がっていないからです。
『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 P87/後から7~5


すべての人間に自由意思が与えられています。ただしそれは、大霊が定めた摂理の範囲内で行使しなければなりません。摂理は大霊の愛から造られたものであり、子供たちのすべてを平等に支配しています。それを変えることは誰にもできません。あなた方は、摂理の範囲内で自由であるということです。
『 シルバーバーチの教え 下 』 P125/後から2 ~ P126/2


摂理に逆らった生き方をする人は、一人の人間であろうと大勢の集団であろうと、民族であろうと国家であろうと、いつかはその代償を払わなければなりません。摂理の働きが完璧であることはいつも説いている通りです。その働きは人間の目には見えないかもしれませんが、原因と結果は常に連鎖しています。摂理がそのようになっているからです。何度も述べてきたことですが、それを改めて説くのは大霊の摂理がすべてだからです。
『 シルバーバーチの教え 上 』 P104/後から3 ~ P105/3


私に言えることは、いかなる過ちも必ず正さなくてはならないということです。もし地上 で正さなかったなら、こちらへ来てから正さなくてはなりません。
『 シルバーバーチの教え 下 』 P126/5 ~ 6


“罪を犯した”という事実は変えられません。神の摂理に照らしてその歪みを正すまでは、罪はそのまま残っています。それが大霊の摂理なのです。
『 シルバーバーチの教え 下 』 P134/4 ~ 6


悪行が招いた結果から逃れることはできません。間違いは正さなければなりません。告白によって罪を消し去ることができると思うのは、自分に対するごまかしにすぎないのです。蒔いた種は自分で刈り取らなければなりません。それが神の摂理なのです。
『 シルバーバーチの教え 下 』 P132/後から1 ~ P133/3


あなたの行為が招いた結果を代わりに背負ってあげられる人はいません。あなたのすること考えることの一つ一つにあなた自身が責任を取らねばなりません。
『 シルバーバーチの霊訓11』 P90/8 ~ 10

 

 


「あなたは、今まさに崩れつつある世界に身を置いていることを自覚しなければなりません。新しい秩序による世界、真の意味での天国が到来する時代の幕開けを見ているのです。その誕生には、痛みと苦しみと涙がともなうことでしょう。しかし最後には、大霊を中心とした世界が築かれるようになります。あなた方一人ひとりが、その新しい世界を招来する手助けができるのです。なぜなら、すべての人間は大霊の分霊であり、大霊の仕事の一翼を担うことができるからです。」
教え下 P119後4 ~ P120/2



イエスに対する最大の貢献はイエスを模範と仰ぐ人々がその教えの通りに生きることです。他人のために自分ができるだけ役に立つような生活を送ることです。内在する霊的能力を開発して、悲しむ人々を慰め、病の人を癒し、懐疑と当惑の念に苦しめられている人々に確信を与え、助けを必要としている人すべてに手を差しのべてあげることです。儀式よりも生活の方が大切です。宗教とは儀式ではありません。 人のために役立つことをすることです。
『 シルバーバーチの霊訓 9 』 P147/後3~P148/3




地上世界のための仕事に従事している私たちの多くは、より高い界層の霊たちによって、いつの日か地上はこうなるという未来像を見せていただいております。私たちは、その計画を受け入れる能力のある地上の同志に伝え、仕事を行っていくように彼らの心を鼓舞しているのです。私が見せていただいた未来像に比べると、現在の地上世界はとても醜く見えます。が、私には地上世界はこんなにまで立派になり得るのだ、こうでなければならないのだ、ということが分かっています。あとは時間の問題です。
『 教え・上 』P67/2~7




 



「スピリチュアリズム運動の本質 ― 霊界主導の地球人類救済計画」と、「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」に関する言葉
〈1〉 地上世界は流血と苦悩の涙と敵意にあふれています。霊的無知の中で地上人は、神の摂理にそって生きるのではなく暗黒と絶望へ向かう道を選択してしまいました。
『 教え・上 』P43/後4~2


〈2〉 私たちは常に霊的真理の宗教的意義を示そうと努めています。なぜなら地上人類がその霊的な重要性を認識すれば、戦争や流血による革命よりも、遥かに大きな革命が生じるからです。それは“魂の革命”と呼ぶべきものです。
『 教え・上 』P40/後1~ P41/2


 


地上的なものに心を奪われて、その分だけ、霊としての義務を怠れば、地上的な富 は増えても、こちらの世界へ来てみると、自分がいかにみすぼらしいかを思い知らされます。
『到来』 P65


人生の最高の目標が霊性の開発にあることを、ゆめ忘れてはなりません。自分の永遠の本性にとって必須のものに目を向けることです。それは人生について正しい視野と焦点をもつことになり、自分が元来不死の魂であり、それが一時の存在である土塊(つちくれ)に宿って自我を表現しているにすぎないこと、心がけ一つで自分を通じて神の力が地上に顕現するという実相を悟ることになるでしょう。こうしたことは是非とも心に銘記しておくべき大切な原理です。日常の雑務に追いまくられ、一見すると物が強く霊が弱そうに思える世界では、それは容易に思い出せないものです。ですが、あくまで霊が主人であり物は召使です。
『 シルバーバーチの霊訓1 』P116



〈1〉あなた方は本来が霊的存在であり、それが肉体という器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです。霊が上であり身体は下です。霊が主人であり身体は召使いなのです。霊が王様であり身体はその従僕なのです。霊はあなた全体の中の神性を帯びた部分を言うのです。
『 シルバーバーチの霊訓1 』P26/後3~P27/2


〈1〉“ナザレのイエス” と呼ばれた人物を通して顕現した霊は、二千年前に開始した使命を成就すべく今なお地上界へ働きかけています。
『 教え 上 』 P139/5~6


〈2〉その後、イエスは進化し、彼を通して現れる霊的意識は、地上時代とは比較にならないほど次元が高くなっています。当時、地上で現れていた意識は、必然的に時代的な制約を受けざるをえませんでした。とは言え人類史上、イエスほどその霊を顕現させた人物はいません。彼ほど大霊の摂理をはっきりと体現してみせた人物はいないのです。
『 教え 上 』 P140/1~5



儀式よりも生活の方が大切です。宗教は儀式ではありません。人のために役立つことをすることです。本末を転倒してはいけません。― 気高い奉仕の生活を送れば立派に“宗教的人間”でありうるのです。そういう生活こそ、内部の霊性を正しく発揮させるからです。
『 地上人類への最高の福音 』 P272/10~P272/15

 

 

〈1〉なぜなら、唯物主義によって混乱が生じているからです。昔からの間違った神   “黄金の子牛すなわち“金銭第一主義”がはびこっているからです。唯物主義はその本質が、貪欲・強欲・利己主義に根ざしています。同じ天体に住んでいる他者への思いやりも気遣いもなく、ひたすら自分の快楽と蓄財に励みます。唯物主義が、対立・戦争・怨恨を生み出すのです。これらは、物質がすべてである、死は人間の生命の終わりである、したがって物質を求めるのは当然であると考える唯物主義の副産物です。こうした考え方は、地上世界に暗黒と困難、闘争と暴力と憎しみを生み出します。

『 Lift up your Hearts 』


〈2〉私たちは、今度こそは“唯物主義”と“利己主義”の勢力が絶対にはびこらないように努力しています。そのためには人間みずからが、その勢力に負けないようにならなくてはいけません。日常において発生するさまざまな問題に霊的真理を活用することによってのみ、人類の前に迫りつつある恐ろしい破局を防ぐことができるのです。

『 教え・上 』P53/後1 ~ P54/3

 

 

イエスには使命がありました。それは、当時の民衆が陥っていた物質中心の生き方の間違いを説き、真理と悟りを求める生活へと立ち戻らせ、霊的法則の存在を教え、自己に内在する永遠の霊的資質についての理解を深めさせることでした

『シルバーバーチの霊訓 3巻』より P121/7~9

 

 

 

「地上人類の最大の問題点は、大霊よりも黄金の子牛(金銭)を崇拝の対象としている者が多すぎることです。欲の皮がつっ張れば霊性はしぼみます。霊性が第一であることを一人でも多くの人に説かないといけません。地上のいかなる財産も、この世かぎりのものです。来世までもっていくことはできません。」
                                        『シルバーバーチ最後の啓示』 P63